就職氷河期といわれる現在の日本、就活生の就活風景がニュースに取り上げられることも多くなってきた。就活に関するトピックが社会の関心を集め、頻出の質問や回答が記載された就活本なども数多く出版されている。
また就活といっても、その種類はインターンから面接まで様々である。特に面接は就活生が必ず通らなくてはならない難関であろう。今回は、そんな就活の面接における質問と回答に関して述べていこうと思う。
面接における志望動機や自己PRに関する「質問と回答」の対策
出典:visualhunt.com 就活の面接には、必ずといっていいほど質問される項目が存在する。その中でも間違いなく企業に見られていて質問されるのが、志望動機と志望の度合いである。企業の側から考えれば、自分の企業に来るつもりのない就活生や、企業のことをよくわかっていないような就活生は当然採用したくないだろう。
こういった理由から、志望動機についてはきちんと企業研究して、その企業をきちんと理解したうえで、自分がその企業で働いているイメージを持てるようにしなければならない。志望動機をきちんと回答できることは、志望度の高さも示すことができるので、やはりこの質問項目はきちんと事前に回答できるよう準備しておく必要があるだろう。
また、面接時に企業がみているもう一つの大きな要素が人間性である。面接時には多種多様な質問をされるが、その多くがこの人間性を見ていると考えられる。例えば、テンプレートのような質問だが、「自分の長所を説明してください」などといった質問は典型的である。
その他にも、大学で何をしていたのかなどもよく質問されるが、これについては別に企業側は何をしていたのかを見ているのではなく、その経験から何を得て何ができるのか、どのような人間なのかを回答からみている。サークルや部活などのことを回答する場合には、この点に注意して、ただの経歴自慢にならないように注意する必要がある。
圧迫面接の対策方法とは?
さて、面接の基本的な質問に対する考え方はわかっていただけただろう。ここからは、たまにある圧迫面接に対する対策について説明していこう。
まず、圧迫面接をしてくる企業側の意図としてはいくつか考えられるが、1つはやはり人間性を見ている側面があるだろう。わざと就活生が困るような質問をすることで、その時にどのような対応と回答をするのかで、個人の柔軟性や対応力を見ていると考えるのが妥当だろう。
したがって、対策としては自信を持ってきちんと質問に対応して回答するしかない。想定していなかった質問が来た場合には、明確な正解があるわけではないので、柔軟に回答して対応する必要がある。また圧迫面接には、ストレス耐性を調べたり、コミュニケーション能力を調べたりするといった意図も考えられるので、やはり柔軟に対応して回答する必要があるだろう。
面接における逆質問への回答に必要な対策とは?
出典:visualhunt.com さて、最後に知っておきたいのが逆質問に対する回答対応である。これに関しても、多くの場合に最後に質問がないかどうか聞かれるが、ここできちんと質問して回答することで評価をあげることができる可能性がある。
なぜなら、逆質問はこちらから準備していたものを聞くことができるので、能動的にアピールすることができるからである。面接の逆質問の際に有効な質問は、きちんと企業研究していることがわかる質問がよいだろう。「会社の方針は~ですが、~についてはどうお考えですか」などはよく言われる模範的な回答である。
さらに、面接官自身について質問してみるのも一つの手である。「~さんは、なぜこの仕事につかれたのですか」や「仕事をしていて一番うれしいことは何でしょうか」など、この手の質問は面接官にいい印象を与えることがあるようだ。
以上、就活の面接における質問と回答するための対策についてだったが、いかがだっただろうか。面接は就職に直結する大事な就活になるので、様々な面接関連の対策はしっかりとしていくべきであろう。
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