これから結婚を控えるという結婚間近の人、プロポーズをしようという人、あなたの貯金は大丈夫だろうか? 結婚後の夫婦生活も視野に入れた貯金をしなければ、パートナーも自分も結婚してから金銭的に苦労してしまうに違いない。今回は、円満な生活を送るための夫婦での貯金ルールを紹介する。
円満な新婚生活を送るには?
by pedrosimoes7 結婚をすれば、当然これからの家庭での夫婦生活のことを考えたお金のやりくりが必要となってくる。毎日の食費や光熱費といった細かな出費はもちろんのこと、住居や車といった大きな出費、さらに子どもの教育費など、お金が要るシーンや金額は様々だ。そして、必要なときにお金がない!なんてことを防ぐためには、計画的な貯金が不可欠だ。
しかし、いざ貯金を始めようといっても、その貯金の内容についてきちんと決めておかなければ、結局中途半端になってしまうかもしれないし、夫婦トラブルにもなりかねない。
そこで、まず貯金を長続きさせるために貯金の目標を定めるのは必須。家や車の購入といったように、ローンを組むことを考える必要のあるような大きな出費に備えた貯金は、明確な目的があるので継続しやすいかもしれない。
しかし、まだ夫婦が新婚であれば、家や車の購入予定がないということもあるだろう。そのような場合は、夫婦で決めの貯金の目標額を定める方が良いかもしれない。
たとえば、共働きの夫婦の貯金について考えてみよう。将来、妊娠や出産、そして子育てをする可能性があれば、人によってその期間や長さは異なったとしても、必ず妻が休職する時がくるだろう。そうなれば、家庭の収入源は夫の給料のみとなる。家族が増えればもちろん出費は増えるため、もし貯金が少なければ生活は苦しくなるだろうし、貯金に多少の余裕があったとしても、その貯金は減る一方となってしまう。
そこで、夫婦が共働きの時点で妻の給料の多くを貯金にまわしておくことが、出産や子育てという段階になる前に、夫の収入のみで夫婦がやりくりする上で楽になってくるのではないだろうか。
夫婦の貯金ルールって?
by yosshi では、実際に貯金をするにあたって、夫婦で貯金のなにに気を付ければよいか考えてみよう。
まずは、家計をやりくりするのは夫婦のどちらなのか、もしくは完全に分けるのか、ということを決めよう。次に、家庭の収入やライフスタイルに合わせて貯金の目的や目標を定めてから、貯金を始めよう。計画的な貯金のためには、支出のコントロールが必要となる。支出のバランスをきちんと把握して夫婦で共有し、定めた目標が適当であったか考えよう。
支出のバランスを一定にするためには、急な出費を避けることが大切だ。つまり、夫婦ともに衝動買いをなくすことが効果的だ。
貯金のこんなことには気をつけよう
貯金は、継続することが大事だ。そのため、あまりにも無謀な目標額を定めるのではなく、まずは続けられそうな貯金プランを考えよう。将来の夫婦生活のための貯金が現在の生活に支障をきたしてしまうようでは、元も子もない。
また、いつでも引き出すことのできる普通預金にしていると、たとえ貯金の癖がついていたとしても、無駄な出費につながる恐れがある。まとまったお金は他の口座にうつして積み立てる、ということまでしないと、一向にお金が貯まらない……なんてこともあり得るかもしれない。
このように、今後の生活を決めることになる「貯金」は夫婦できちんと話し合って決めるようにしよう。円満な生活を送るためには、コミュニケーションが大事である。意識してパートナーと話し合ってみることをおすすめする。
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