by fotos.rotas
スニーカーは、洋服などとは違い直接地面に触れているがゆえ、どうしても汚れる頻度が高まってしまうものだ。もちろん、ある程度スニーカーが汚れることは覚悟をしてはいるものの、目立つ汚れなどを発見したときの気分の落ちようは何事にも耐えがたい。ことそれが、お気に入りのスニーカーの汚れだった場合はひとしおだろう。
当たり前のことだが、スニーカーを履いている限り汚れないスニーカーはない。では、極力スニーカーが汚れないようにするにはどうしたらいいのか。そしてもし、スニーカーが汚れてしまったら、どうその汚れを落としたらいいのか。
ここでは、そんなお気に入りのそんなスニーカーの汚れに関する悩みの対処法を紹介していきたいと思う。
スニーカーが汚れないようにするには? 身近にある“アレ”を使って簡単に汚れを防止
by marumeganechan スニーカーは素材や生地の違いによって若干、汚れに対するメンテナンス方法も変わってくるものなのだが、まずは何といってもスニーカーが汚れないようにするための方法から紹介していこう。
スニーカーの汚れを防ぐ方法① 防水スプレーを吹きかける
防水スプレーを使ったスニーカーの汚れ防止方法は多くの説明はいらないだろう。防水スプレーを吹きかけることで、スニーカーの防水対策はもちろん、汚れ対策にも有効的だ。またどんな素材や生地のスニーカーに使えるので、とりあえずの汚れ防止という意味ではおすすめな汚れ防止方法といえる。
スニーカーの汚れを防ぐ方法② ロウソクを塗り込む
このスニーカーの汚れ防止方法は、100均にも売っているロウソクをスニーカーに塗り込むだけだ。ロウは防水スプレーと同じ防水効果があるうえ、スニーカーの表面を厚いロウがコーティング。ロウのコーティング効果でスニーカーに汚れや傷がつきにくく、さらにスニーカーに汚れがついてしまった場合も、その汚れが落ちやすいという特性も持っている。
ロウソクを使ったスニーカーの汚れ防止方法は、特に汚れが目立ちやすい白いキャンバス地や布地のスニーカーには効果的な汚れ防止方法といえる。
スニーカーの汚れを防ぐ方法③ ベビーパウダーをはたく
赤ちゃんのあせもなどに使うベビーパウダーもスニーカーの汚れを防ぐには効果的なアイテムといえる。ベビーパウダーは汚れやシミを吸収する性質を持っているので、スニーカーの繊維についた汚れが染み込む前に、汚れを吸い取ってくれるのだ。
このベビーパウダーを使ったスニーカーの汚れ防止方法も②と同じく、白いキャンバス地や布地のスニーカーには効果的な汚れ防止方法といえる。
もしスニーカーが汚れてしまったら? 意外と盲点だった自宅にある“アレ”を使って汚れが落ちる
by Julián Pavón 汚れないように色々と対策を高じたとしても、履いていれば否が応にも汚れてしまうのがスニーカーだ。では、お気に入りのスニーカーが汚れてしまった場合はどうしたらいいのか。誰でも簡単に出来るスニーカーの汚れの落とし方を紹介しよう。
スニーカーの汚れの落とし方① 消しゴムを使って汚れを落とす
スニーカー本体は汚れていなくても、白いソールの部分の汚れだけが気になってる方も多いだろう。その場合はわざわざ丸洗いせずとも、市販の消しゴムを使ってソールの汚れを落とすことが出来るのだ。
スニーカーの汚れの落とし方② ウェットタイプのクイックルワイパーなどを使って落とす
本来はフローリングなどを磨くウェットタイプのクイックルワイパー。ウェットタイプのクイックルには、砂埃や皮脂汚れなどの汚れを落とす成分が含まれているのでスニーカーの汚れ落しにも効果的といえる。また、除菌成分も入っているでスニーカーの悪臭の原因となる雑菌の排除も可能だ。
スニーカーの汚れの落とし方③ 洗濯機で汚れを落とす
意外と盲点だったかもしれないが、スニーカーは洗濯機でも洗えるのだ。ただし、洗濯機でスニーカーの汚れを落とす場合、水洗いが難しいレザーやスエード素材のスニーカーには適していないので注意をしていただきたい。
【洗濯機を使ったスニーカーの洗い方】
①スニーカーの靴ひも、中敷きを外す。
②使い古した歯ブラシなどでスニーカーについた泥や小石を取り除く。この時、洗剤を使って大まかな汚れを落としておくとなおよい。
③スニーカー用洗濯ネットにスニーカー、靴ひも、中敷きを入れる(スニーカー用洗濯ネットがなければ普通の洗濯ネットでも可)。
④衣類などを洗濯する時と同じ既定量の洗剤、柔軟剤を入れて洗濯機のスイッチをオン。
⑤洗濯機で脱水も行ったら、風通しの良い日かげで干す(脱水はスニーカーの型崩れの原因にもなるので30秒~1分ぐらいが目安)。
⑥乾いたら、防水スプレーやロウソク、ベビーパウダーなどで、次回使用時のための汚れ防止対策。
ちなみに、衣類などを洗う洗濯機でスニーカーを洗いたくないという方がいるかもしれない。その場合は近所のコインランドリーという手もある。ともあれ以上の工程を見てもらえればお分かりだとは思うが、衣類などを洗濯するときと同じ要領でスニーカーも洗えてしまうのだ。
また、スニーカーの汚れがひどい場合には、洗濯機に入れる前にバケツや洗面器(なければ洗面台に栓をしてお湯を張る)に約40°のお湯と適量の洗剤を入れて漬け置きしておくと、さらに汚れの落ちがよくなる。この時、8時間程度の漬け置きが理想だが、スニーカーの洗濯を始めるまでの10数分だけでも浸しておくとだいぶ違うはずだ。
スニーカーの汚れの落とし方④ 水洗いがNGな皮やレザーのスニーカーの場合
レザーやスエード素材のスニーカーは水洗いが出来ないため、それ専用のブラシやクリーナーを使うしか手がないのが実情だ。そのため汚れがついたら、とにかくこまめにウェットティッシュなどで汚れを拭き取ることをおすすめする。
洗濯機でも落ちない汚れの場合は? 白いスニーカーなら“アレ”がおすすめ
by Riccardo Palazzani 完璧にスニーカーを洗ったつもりでも、頑固すぎる汚れや黄ばみは残ってしまうものだ。特に白いスニーカーは思い切って漂白してしまうことをおすすめする。使用する漂白剤は、柄物の衣類などを漂白する酵素系漂白剤だ。
【白いスニーカーの漂白の仕方】
①約40°のお湯に衣類などと同じ分量通りに漂白剤を入れる。(重曹も入れるとさらに汚れが落ちる)。
②ここにスニーカー浸し、少なくとも1時間以上の漬け置きする。
③漬け置きが済んだら、洗剤が残らないようによく濯ぐ。(この時、洗剤が残ると黄ばみの原因にもなるので注意)
型崩れの原因にもなるので30秒~1分ぐらいが目安
)。
⑤水気を取ったら、風通しの良い日陰で干す。(この時、靴の中に新聞紙やキッチンペーパーなどを入れておくと早く乾く)
⑥乾いたら、防水スプレーやロウソク、ベビーパウダーなどで、次回使用時のための汚れ防止対策。
「おしゃれは足元から」という言葉がある通り、髪型や服装をパーフェクトに着飾っていたとしても、その足元のスニーカーが汚れ放題では本末転倒。ただ、履いているうちに汚れてしまうことが避けられないスニーカーを見栄え良く保つためには、まず、汚れないように日々の手入れを怠らないこと。それでもし汚れてしまったら、時間を置かず、こまめにそのスニーカーの汚れを取り除くことが大切だ。
この記事を見終わったらすぐに足元のスニーカーを見ていただきたい。今履いているスニーカーがどんな状態で、どんな汚れ具合か確認するところから始めよう。
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