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bluetoothヘッドホンとは何ぞや!? ワイヤレスだからこそ体感できる異次元の音楽ライフ

Taketo Watanabe

2016/01/21(最終更新日:2016/01/21)


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bluetoothヘッドホンとは何ぞや!? ワイヤレスだからこそ体感できる異次元の音楽ライフ 1番目の画像
出典: Amazon.co.jp
 最近、「bluetoothヘッドホン」という言葉をよく耳にしないだろうか。「bluetooth(ブルートゥース)」とは、デジタル機器用の無線規格の一つで、bluetoothヘッドホンとは早い話し、ワイヤレスのヘッドホンのことだ。

 ヘッドホンユーザーにとってコードは邪魔物以外の何物でもない。ねじれ、かさばり、最悪断線なんてこともありえるヘッドホンのコード。ある意味、ヘッドホンユーザーが受ける三重苦とも言えるだろう。ところが最近、話題のbluetoothのヘッドホンならば、少なくとも前記の三重苦の心配は皆無だ。

 さらに、bluetoothヘッドホンでよく言われる音質も、今のbluetoothヘッドホンならばヘタなワイヤードヘッドホンよりも高音質だ。これだけいいことずくめのbluetoothヘッドホンなのだが、まだ世間にあまり認知されていないのも事実。そこでここでは、bluetoothヘッドホンの魅力を紹介していきたいと思う。

bluetoothヘッドホンの、“バージョン”とは!?

  まず、bluetoothヘッドホンを知る上で重要なことが“バージョン”という表記だ。bluetoothヘッドホンとスマホやiPodなどの音楽プレイヤーには、“バージョン”という機能を表す数値がある。簡単に言えば“バージョン”は数字が大きければ大きいほど“最新の機能”と考えてもらえばいい。

 bluetoothヘッドホンが音楽プライヤーと接続するにあたって双方が異なる“バージョン”、例えば「3.0バージョンのbluetoothヘッドホン」と「4.0バージョンのスマホ」を繋ぐ場合、低い方のバージョンである「3.0までの機能しか使えない」という仕組みになる。bluetoothヘッドホンを知る上で、この“バージョン”には十分に注意をしてほしい。

bluetoothヘッドホンの、“クラス”とは!?

 “携帯することが前提”のbluetoothヘッドホンならば、あまり“クラス”にはこだわらないくてもいいかもしれないが、一応、ここでは説明をしておく。

 bluetoothヘッドホンには“バージョン”の他に、通信距離を表す“クラス”という表記もある。簡単に言えばクラスは、音楽プレイヤーとbluetoothヘッドホンの最大通信距離だ。クラスには、クラス1、クラス2、クラス3とランクがあり、それぞれ、クラス1は通信距離100m、クラス2は通信距離10m、クラス3は通信距離1mとなっている。

ワイヤードヘッドホン以上の高音質を誇るbluetoothヘッドホン

SONY(ソニー) : MDR-1ABT
価格 : 35,000円前後~
バージョン : 3.0
クラス : クラス2

【おすすめポイント】
bluetoothヘッドホンなのにハイレゾ音源に対応。

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 SONYから2014年秋に発売された、このbluetoothヘッドホン。記事冒頭で音質の問題にも触れたが、このbluetoothヘッドホンはまさにワイヤードヘッドホンを凌ぐ音質を誇る。なんとbluetoothヘッドホンでありながら、ハイレゾ音源にも対応しているのだ。

 また、スマホで音楽を聴いているユーザーにも使いやすいよう、本体にはマイクも搭載。スマホとBluetooth接続しながら使う時にはハンズフリー通話が行えるヘッドホンだ。さらに、電池持続時間(連続音声再生時間)最大約30時間と、丸一日聴いていても余るぐらいの電池スペックを持っている。

各賞を受賞したデザイン性の高いbluetoothヘッドホン

JBL(ジェー・ビー・エル) : E40BT
価格 : 8,300円前後~
バージョン : 3.0
クラス : クラス2

【おすすめポイント】
一つの音楽プレイヤーで2台のヘッドホンをシェアできる機能付き。
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出典: Amazon.co.jp
 1万円以下の値段では特に人気のを集めているbluetoothヘッドホン。このbluetoothヘッドホンは、「iFプロダクトデザインアワード」や、「レッド・ドットデザインアワード」など、世界的なプロダクトデザイン賞を受賞した実績を持つ、スタイリッシュなデザインが魅力だ。

 また、1つのプレイヤーで再生した音楽を、2つのヘッドホンでシェア出来る機能を持ち合わせいることも人気の一つ。ヘッドホンは2つ必要となるが、カップルや恋人同士におすすめと言えるbluetoothヘッドホンだ。もちろん、純粋なbluetoothヘッドホンとしての再生機能にも優れ、明瞭なサウンドが特徴。ボーカルの声や、楽器の細かいニュアンスも自然に表現されてるので、ポップスやジャズを聴くには特におすすめだ。

イヤー部分にタッチパネルを採用したbluetoothヘッドホン

Parrot(パロット) : ZIK 2.0
価格 : 44,000円前後~
バージョン : 3.0
クラス : クラス2

【おすすめポイント】
選べる6種類の豊富なカラー。
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出典: Amazon.co.jp
 フランス人デザイナーのフィリップ・スタルク氏がデザインした、Bluetoothヘッドホン。写真はブラックだが、これ以外にもホワイト、モカ、ブルー、オレンジ、イエローの6色と、服装やシーンに合わせられるのが嬉しい。

 そして、右側のイヤー部分表面にタッチパネルを採用。音量調整や曲の前後のスキップ、再生の一時停止、電話の着信や着信、通話の拒否といった基本操作ができるのだ。もちろん、スマートフォン、タブレット、コンピュータにも対応。さらに、NFC対応スマートフォンなら、Bluetooth経由で自動的に接続される、優れもののBluetoothヘッドホンと言えるだろう。
  

 Bluetoothヘッドホンは音質だけでなく、さまざまな技術革新に支えられながら多機能化が進んでいるデバイスだ。これからもBluetoothヘッドホンさらに進化を遂げ、いずれワイヤードヘッドホンの需要はなくなるかもしれない。

 音楽はポータブルオーディオプレーヤーとBluetoothヘッドホンで聴く時代が、確実に近づいている。スポーツや家事、その他のエンターテインメントと同時に楽しむ“ながら聴き”のスタイルも、邪魔なコードがないBluetoothヘッドホンだからこそ、それを可能としてくれるのだ。


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