三が日には初詣に行くのが恒例、というビジネスパーソンもいるだろう。
とはいえ、日々の仕事が忙しいと初詣など遠い昔のことのように思えてしまうのではないだろうか。
そこで今回は、あらためて仕事が順調に進むように出世の神様に願い事をすることができる「出世稲荷神社」を紹介したい。
東京23区内にある出世稲荷神社を参拝し、気持ちをリセットしてから仕事に臨もう。
パワースポットとしても有名! 代々木八幡宮で大出世を狙え
東京・代々木の出世稲荷神社といえばここ! 代々木八幡宮
パワースポットとしても名高い「代々木八幡宮」。実は、出世稲荷神社も併設されているのだ。
代々木八幡宮の近くに引っ越すと出世ができる……という噂もあるほどの場所である。
ぜひともそのパワーにあやかりたいところだ。
■住所:東京都渋谷区代々木5-1-1
■最寄駅:小田急線「代々木八幡駅」より徒歩5分
■東京メトロ千代田線「代々木公園駅」代々木上原寄り出口より5分
休憩時間に立ち寄れる! 日本橋の出世稲荷神社(岩代稲荷神社)
東京・日本橋の出世稲荷といえばここ! 日本橋出世稲荷(岩代稲荷神社)
元和3年(1617年)、北条家の浪人・庄司甚兵衛とその他数名の仮屋敷内に京都伏見稲荷より祭神を勧請し、守護神として祀ったと伝えられている。
初代市川團十郎が毎日参詣し、出世したことから有名になったといわれている日本橋出世稲荷。
そんなエピソードから「出世稲荷」と呼ばれる所以も理解できるはずだ。
現在では、関東大震災によって社殿を焼失しまい、足を踏み入れるのに戸惑ってしまうようなマンションの敷地内に鎮座地がある。
参拝する際にはマンションの自転車置き場を通り、静かに出世を祈ろう。
■住所:東京都中央区日本橋堀留町1-6-11
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最寄り駅:東京メトロ日比谷線、都営浅草線「人形町駅」より徒歩10分
都会のど真ん中にある春日稲荷神社
東京・文京区の出世稲荷といえばここ! 春日稲荷神社
文京区本郷にある稲荷神社である「春日稲荷神社」。
春日稲荷神社がある付近が春日局の屋敷だったときに、邸内鎮守として創建されたのが春日稲荷神社であるといわれている。
「出世稲荷」と称される理由は、春日局が敗軍の将の娘から大奥の権力者へと出世したエピソードからきているようだ。
■住所:東京都文京区本郷1-33-17
■最寄駅:JR「水道橋駅」から徒歩10分
■都営三田線「水道橋駅」から徒歩8分
■東京メトロ丸ノ内線、南北線「後楽園駅」から徒歩5分
観光スポットとして女性にも人気! 出世稲荷もある赤城神社
東京・神楽坂の出世稲荷といえばここ! 赤城神社
天和3年(1683年)、徳川幕府は江戸大社の列に加え牛込の総鎮守と崇め、「日枝神社」「神田明神」とともに「赤城神社」を、“江戸の三社“と称していた。
この赤城神社境内の末社として「出世稲荷神社」がある。
「出征稲荷神社」の御祭神は宇迦御霊命(うかのみたまのみこと)。
宇迦御霊命(うかのみたまのみこと)は、赤城神社がこの地に遷る以前から牛込の鎮守とされてきた地主神だ。
観光地としても名高い「神楽坂」に位置する赤城神社は、神社の境内におしゃれなカフェもあり、観光スポットとしても女性に大人気だ。
彼女と出世稲荷神社を詣でるような休日も、たまにはよいのではないだろうか。
■住所:東京都新宿区赤城元町1-10
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最寄駅:東京メトロ東西線「神楽坂駅」出口1 神楽坂口から徒歩1分
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都営大江戸線「牛込神楽坂駅」出口A3から徒歩8分
愛宕神社の境内にある“出世の階段“を上ろう
東京・愛宕の出世稲荷といえばここ! 愛宕神社
慶長8年(1603年)、江戸に幕府を開いた徳川家康公の命により防火の神様として祀られた愛宕神社。
愛宕神社は防火、防災以外にも、印刷やコンピュータ関係、商売繁盛、恋愛、結婚、縁結びなどにご利益があるそうだ。
上の写真は、愛宕神社にある「出世の階段」と呼ばれる階段。
「出世の階段」と呼ばれる由来は、江戸時代に階段を馬に乗って一気に駆け上がり、紅白の梅の枝を折って徳川家光公に献上した「曲垣平九郎」という江戸初期の馬術家の故事にあるといわれている。
■住所:東京都港区愛宕1-5-3
■最寄駅:東京メトロ日比谷線「神谷町駅」より徒歩5分
■東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」より徒歩8分
■都営三田線「御成門駅」より徒歩8分
出世稲荷神社の参拝のしかた
出世を神様に祈るなら、正しい参拝方法を身につけておきたいところだ。
出世稲荷神社を参拝市に行く前に、本記事で神社の参拝方法を学んでいこう。
神社の参拝方法①:鳥居
鳥居の先は、神様がいる神聖な場所である。
鳥居をくぐる前にはきちんと挨拶をして、神様が通る真ん中は避けて歩こう。
【出世稲荷神社の参拝】鳥居をくぐるときの注意点
- 一礼してから鳥居をくぐる
- 神様が通る真ん中は避け、端を歩く
神社の参拝方法②:手水
神様を参拝する前には、きちんと手水舎で手と口を清めよう。
手と口の清め方は下記の手順通りに進めるということを覚えておくといい。
【出生稲荷神社の参拝】手水の作法
- 右手でひしゃくの水をくみ、左手を清める
- 左手に持ち替え、同様に右手を清める
- 右手で水をくみ、左手で水を受けて口を清める
- 残った水でひしゃぐの柄の部分を流す
神社の参拝方法③:賽銭
賽銭をする際には、“供物“という意識でお金を神様へ捧げよう。
【出世稲荷神社の参拝】賽銭をするときの注意点
- 会釈をする
- 静かにお賽銭を入れる
神社の参拝方法④:参拝
神社の参拝では「二礼二拍手一礼」をしてから、願い事を心の中でつぶやこう。
願い事をする前に自分の名前と住所、簡単な挨拶をすると、神様もどこの誰かをしっかり認識しれくれるはずだ。
【出世神社の参拝】二礼二拍手一礼のやり方
- 深くおじぎを2回する
- 手を2回うつ
- 最後に深くおじぎを1回する
今回の記事では、東京23区内にある出世稲荷神社を紹介した。
出世稲荷神社に参拝することで心が洗われ、忘れてしまった新年の抱負と再び向き合うことができる。
仕事で悩んでいる人も、これから頑張っていきたい人もぜひ神社に足を運んでみてほしい。
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