スティーブ・ジョブズがこの世を去ってから、すでに4年の月日が流れた。スティーブ・ジョブズを失ってもなお、AppleはApple Music、Apple Watch、iPhone 6sなど、様々な商品を展開し世界を熱狂させ続けている。その原動力ともいうべき根底には、やはりジョブズのDNAが引き継がれているのだろう。
ジョブズの言葉は私たちビジネスパーンに活力と勇気を与えてくれる。そこで、今回は海外留学のEFの記事より、スティーブ・ジョブズが残したいくつかの言葉をご紹介する。同時に英語表現も一緒に勉強してしまおう。
Lesson1 関係代名詞「what」
by Tom CoatesYou can’t just ask customers what they want and then try to give that to them. By the time you get it built, they’ll want something new.
訳:消費者に、何が欲しいかを聞いて、それを与えるだけではいけない。完成するころには、彼らは新しいものを欲しがるだろう。
Appleが世の中をあっと驚かせ続けているのは、常に一歩先を見た商品、サービスを開発しているからだ。調査やマーケティングももちろん重要だが、それだけでは現状把握に過ぎない。
この文章の中では、関係代名詞「what」が登場している。関係代名詞を使うことでより正確に物事を伝えることができる。例えば、今回の文章では、ask(尋ねる)の内容を説明するためにwhat〜と繋げている。
Lesson2 「Between A and B」:AとBの間に
by Erik PittiInnovation distinguishes between a leader and a follower.
訳:イノベーションは、誰がリーダーで誰がフォロワーかをはっきりさせる。
イノベーションとは、その市場の中で常にリーダーである。言い換えると、模倣することでは、決して、リーダーにはなれないということだ。
Between A and B(AとBの間に)という意味。このフレーズは、ビジネスの場面でもよく登場する。
例えば、In order to fill the gap between our service and consumer needs.(私たちのサービスと消費者ニーズとのギャップを埋めるために)のように会議やプレゼンテーションの中でも使用する。ぜひ覚えておこう。
Lesson3 「if〜」:もし〜
出典:www.wheatcitymag.comIf today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?
訳:もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは 本当に自分のやりたいことだろうか?
スタンフォード大学の卒業式でジョブズが学生たちに贈った言葉の一節。自分が本当にやりたいこと、やるべきことを見出したとき、イノベーションを生み出す力がみなぎってくるのだ。逆に、情熱を持たないまま走り続けていては、いつまでたっても大成はしないということだろう。
この文章で登場する「if〜」(もし〜)を使うことで、比喩表現をつくることができる。相手に質問を投げかけたいとき、相手に条件を伝えるときによく使用する。
例えば、If you want the chocolate, you have to clean your room.(もし、あなたがそのチョコレートが欲しいなら、あなたはその部屋を掃除しなければいけない)といったように相手に条件を伝えることができる。色々な場面を想像して練習しよう。
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