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ホリエモン「これからお金は不要になるよ!」——ロボットが発展した社会で人間の働き方はどう変わる?

野口直希

2016/01/03(最終更新日:2016/01/03)


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  ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.584〜お金はいらない!?〜」では、ホリエモンがロボットが発展した未来における人間の働き方を語った。

  今回取り上げた質問は、「近い将来、仕事はロボット化されていくと聞きます­が、人間の仕事がなくなってお金を稼げなくなっても、その分ロボットが働きコストが下­がって生活に困らなくなるのでしょうか?

 堀江さんはYouTuberやプロゲーマー­のような働き方が増えていくと仰っていましたが、稼げない人はベーシックインカム等で最低限の生活をしていくのでしょうか? い­まいち想像できないので、堀江さんの現段階での考えを教えてほしいです」という質問。

ホリエモン「YouTuberのような、趣味を生かした仕事がますます増えていく!」

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  ホリエモンは、「ロボットが自動的に富を作り出すので、それに乗っかっていればいい。食事だってどんどん安くなっているし、エンタメは有料コンテンツがネットでなら無料で見ることができる。ぶっちゃけ、今でもそんなにお金は必要ないでしょ」と回答。

 ホリエモンが考える未来は、ロボットが人間の代わりにほとんどの仕事をしてくれる社会。人間は単純作業から解放されるため、YouTuberのような趣味をウリにした仕事が増えてくるということ。

 今回のゲストで企業レンタルプラットフォーム「LoanDEAL」をリリースした株式会社ローンディール代表取締役 原田未来氏も、ホリエモンの考えに賛同。原田氏は、ロボットではなく人にしかできない仕事が増えていくとキャリアに対する考え方も変わってくると考えている。

 例えば、週に二日は大企業、二日はベンチャー企業というように、一人で複数のキャリアを並行させる働き方が登場すると原田氏はいう。人々が企業単位ではなく、自分の興味を単位にして働き方を考えるのが原田氏の理想とする社会だということだ。

ホリエモン「生きるために、お金はいらなくなる!」

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 ロボットの発展によって働く必要がなくなるというのは、言い換えればお金も必要なものではなくなるということ。ホリエモンは、「今もどんどんお金がいらなくなってるでしょ」と話す。

 例えば、昔は一人一人が農作業をして自分で食べ物を作らなければならなかったが、今では農家がそれを効率的に代行してくれる。それによってほとんどの人は、食べ物を作るための費用と時間を格段に節約できるようになった。
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 これと同じことがあらゆる場所で起こるのが、ロボットが進化した社会だとホリエモンは考える。生活に最低限必要なものをロボットが作り出してくれれば、たしかにお金がなくても生きていくことが可能だ。

 最近では、ネットのコンテンツやシェアサービスの発展でエンタメや車など、昔は高額だと思われていたサービスの数々が安く利用できるようになった。ホリエモンがいう「お金のいらない世界」はその発展だと考えればイメージしやすいはず。

 もちろん、完全にお金が不要になるのはまだまだ先だが、それでもただ生きるために必要なお金の価値は下がっているといえるだろう。そうしたときに我々は、ホリエモンがいうように単に生きる技術ではなく自分の趣味で価値を生み出す技術を考えなければならないのかもしれない。

  ホリエモンが未来の働き方を語った「堀江貴文のQ&A vol.584〜お金はいらない!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!



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