英語で「ありがとう」と伝えたいとき、いつも「Thank you」と同じ表現を使っている人も多いのではないでしょうか。
同じ感謝の気持ちでも、伝えたいことが微妙に違ったり、状況が違ったりしますよね。
本記事では、お礼と感謝の気持ちを表す英語フレーズを紹介します。
- 色んな場面で使える万能な感謝の気持ちの表し方
- ビジネスでのお礼と感謝を伝える英語フレーズ
- 友達にカジュアルにお礼の言葉を伝える英語フレーズ
お礼と感謝が伝わる英語フレーズ【まずはこれだけ編】
まずは、比較的どんな場合でも使うことができる万能英語フレーズをご紹介します。
お礼や感謝を伝えるとき、「Thank you」に少し情報を付け加えると、簡単に「Thank you」のワンパターンから抜け出すことができます。
「Thank you」を強調する
まずは、基本の英語表現「Thank you」を強調する簡単な感謝の気持ちを伝える表現を紹介します。
ただ「Thank you」とお礼や感謝を伝えるよりも、気持ちが伝わりますよ。
- Thanks a lot.(本当にありがとう。)
- Thank you so much.(本当にありがとう。)
- Thank you so, so much!(本当に、本当にありがとう!)
最後の「Thank you so, so much!(本当に、本当にありがとう!)」は特に「so, so」の部分に力を込めて言うと、より気持ちが伝わります。
表現方法も大切ですが、強調して言うことや気持ちを込めて伝えることも大切です。
とにかく感謝していることを伝える
次は、どんな時にでも使える英語フレーズを紹介します。
友達とのカジュアルな場面だけでなく、ビジネスシーンでも使えるのでおすすめの英語フレーズです。
- Thank you for everything.(色々とありがとう。)
- Thank you for today.(今日はありがとう。)
- Thanks anyway.(とにかくありがとう。)
より感謝やお礼を伝えるなら
最後に「Thank you」というフレーズを使わない感謝の気持ちを伝える英語フレーズをご紹介します。
「enough」を使った少し難しい表現です。
- I can’t thank you enough. (お礼の言葉もありません。)
直訳すると、「十分にお礼が言えません」という意味です。意訳すると、どんなにお礼や感謝を言っても、言い切れないということです。
ただ「Thank you」と英語でお礼や感謝を伝えるよりも、相手に強い印象を与えられます。「ここぞ」というときにはぜひ使ってみてください。
お礼と感謝が伝わる英語フレーズ【ビジネス編】
出典:leadblog.ca
出会った時にも感謝とお礼を伝える
ビジネスシーンで初めて取引先に会うときには、まずは会ってくれたことへの感謝とお礼の気持を伝えましょう。
初対面の挨拶の場合の定番は「Nice to meet you」です。「Nice to meet you」に加えて、次の英語フレーズを続けると、ぐっと印象が良くなります。
It’s a pleasure to meet you.(お会いできて嬉しいです。)
相手に会えたことを感謝してお礼する一言を心を込めて伝えましょう。
相手の対応に対して感謝とお礼を伝える
次は、仕事が進行中のときに使える定番英語フレーズをご紹介します。
メールでも使える英語フレーズなので、覚えておくと便利です。
- Thank you for your prompt reply.(素早い返信をありがとうございます。)
- I appreciate your kind response.(ご丁寧なご返信ありがとうございます。)
- I am grateful for your support. (あなたのサポートに感謝いたします。)
- Thank you for your concern.(お気遣いありがとうございます。)
上記でご紹介した、お礼と感謝の表現「Thank you for everything(色々とありがとう)」の例のように、「Thank you」は後ろに「for」をつなげると、具体的に何に感謝してお礼をしているのか伝えることができます。
- Thank you + for (名詞).
- Thank you + for (〜ing).
「Thank you」の後ろに具体的な名詞や動詞のing形をつなげる形は、お礼や感謝を伝えるときに応用が効くので覚えておきましょう。
ミーティング後やプロジェクトの終了時に言いたい英語フレーズ
ミーティングやプロジェクトなど、長い時間を一緒に過ごしたなら、「Thank you」よりも、もっと複雑な感謝の気持ちを伝えたいですよね。
下記の英語フレーズを参考にして、本当に伝えたい気持ちを伝えてください。
- Thank you for your time.(時間をいただきありがとうございます。)
- Thank you for your cooperation. (ご協力ありがとうございました。)
- I owe you a lot.(あなたのおかげでうまくいきました。)
- You’ve been very helpful.(本当に助かりました。)
- I really appreciate it.(本当に感謝しています。)
お礼と感謝が伝わる英語フレーズ【プライベート編】
最後にご紹介するのは、友達同士で使えるカジュアルな英語表現です。
ビジネスから離れ、プライベートでの付き合いをすることもあるでしょう。友達になったのに、お礼や感謝を伝えるとき、いつまでもよそよそしい言葉づかいをしてしまわないようにカジュアルなお礼の言葉を覚えましょう。
- Thanks.(ありがとう。)
- I owe you one.(恩にきるよ。)
- Thanks a million.(ほんと、ありがとう。)
- Thx!(ありがと!)
「ビジネス編」でご紹介したお礼と感謝の表現よりも、語感が軽くなっています。
「Thanks a million(ほんと、ありがとう)」は、直訳すると「百万回、ありがとう」。
オーバーな響きがありますが、お礼や感謝を伝えるときは、少しくらいオーバーなほうがいいときもあります。
お礼と感謝の気持ちを伝えるときは、控えめにならずに、意識してオーバーに振舞ってみましょう。
ちなみに最後の「Thx!」はメールなどでよく使われる略語です。友達との気軽なメッセージで使ってみてください。
ビジネスシーンではカジュアルするぎるので、間違って使わないように注意してくださいね。
TPOにあわせて感謝の気持ちを英語で伝えよう
- 基本の「Thank you」に 「for (名詞)」や「for(〜ing)」を使って情報を付け足す
- 「It’s a pleasure to meet you.」を使って初めてあった人にも感謝を伝える
- 友達にはカジュアルに「Thx!」を使って感謝の気持ちを表す
今回は「Thank you」以外で感謝やお礼を伝える英語表現をご紹介しました。
もちろん、「Thank you」に情報を付け足すことで、どんなことに感謝やお礼の気持ちを抱いているのか、どのくらいの感謝であるのかを伝えれます。
あなたの気持ちをより相手に伝えるために本記事で紹介した英語フレーズを参考にしてください。
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