手帳を買い替えるとき、少しだけ心が弾むのは私だけだろうか。
雑貨店や本屋に並べられている手帳を眺めていると、新しい1年はどの手帳と共に過ごそうか?と想像するとワクワクしてしまう。
手帳は1年間使うアイテムだ。自分にぴったりの手帳を選びたいものである。
そこで今回は、自分の使い方に合った手帳を発見できるよう3タイプの手帳の種類とそれぞれの使い方を紹介したい。
手帳の種類①:「月」が大事!マンスリータイプ手帳の使い方
手帳の中でも最もポピュラーな「マンスリータイプ」の手帳。
カレンダー同様に日にちごとで1マスずつ仕切られた枠の中に、予定を書き込んでいく。
見開き1ページでひと月の予定がわかる手帳である。
マンスリー手帳のメリット:一ヶ月全体の予定を把握しやすい
マンスリー手帳のメリットは、一か月全体の予定を把握しやすいことだ。
ページを開いたときに、どの日に何の予定があるのかが一目でわかる。
マンスリー手帳は、長期間に及ぶ仕事や旅行の予定を書き込む際に重宝する手帳なのだ。
マンスリー手帳のデメリット:一日当たりの書くスペースが少ない
しかしその分、一日当たりの書くスペースが少ないことが難点だ。
一日に何件も仕事が立て込んでいる人が、小さいマスに予定を書き込むのは難しい。
1マスに予定を書き込みすぎると見づらくなってしまい、かえって予定が把握しにくくなってしまう可能性もある。
そのため、マンスリー手帳は「分刻みや時間刻みで仕事をしている人」にはおすすめできない手帳といえる。
予定が数日、数週間続くような仕事をしている人や、大まかにスケジュールを把握したい人におすすめだ。
マンスリー手帳の使い方①:余白部分に予定+αの情報を記入する
まず、手帳の一日ごとのマス目のうち1〜31日以外の空白の場所をメモ帳代わりにするという使い方がある。
1マスに入りきらないときは、無理をして1マスに書き込むのではなく、空白の場所にメモ書きを残しておくと見やすい手帳になる。
例えば、書類提出の予定がある日は、その日のマス目には「○○書類提出」とだけ書きこむ。空いたスペースに矢印を引っ張り、必要な資料や確認しておくことなど重要なことをメモ書き程度に書いてみよう。
そうすることで、手帳を開いたときにひと目で予定の内容がわかるようになるのだ。
ただし、マンスリー手帳の空白部分には限りがある。月に数回細かく予定を書き込みたい、という場合に活用してほしいテクニックだ。
マンスリー手帳の使い方②:手帳のマス目を三等分する
もうひとつのマンスリー手帳の使い方は、一日の予定を上から書く使い方だ。
手帳のマス目を3等分して、「上を午前中・真ん中をお昼頃・下を午後の予定」と決めて予定を書き込むことで、より一日の予定が把握しやすくなる。
手帳の種類②:「週」が大事!レフトタイプ手帳の使い方
レフトタイプの手帳は見開き1ページの左側が横の時間軸になっており、ここに一日の予定を時間ごとに記入していく。
そして最大の特徴は右側のページが全面メモ帳であることだ。
他の手帳と比較しても、使い方に幅を持たせることのできる手帳である。
レフトタイプ手帳のメリット:一週間の予定をメモと一緒に管理できる
レフトタイプの手帳は右側にたくさんのフリースペースがあり、詳細なメモを書くこととができるのが強みだ。
その他の手帳では、巻末のほうにメモ帳が載っていることもあるが、レフトタイプは週間予定のすぐ隣にフリースペースがある。
そのため、一週間の予定とともにメモを管理することができるのだ。タスク管理のしやすい手帳といえるだろう。
レフトタイプの手帳のデメリット:一週間の大まかな予定しか確認できない
しかしながら、見開き1ページに時間軸ごとの予定を書き込めるバーティカル手帳とは違い、半ページに予定を書き込む使い方のため一日のスぺースは少々小さめである。
そのためレフトタイプの手帳は、細かい時間よりも一週間の予定を大まかに確認したい人におすすめな手帳である。
レフトタイプ手帳の使い方①:重要な予定を日付部分に書き込む
レフトタイプの手帳はバーティカルタイプと同様に、その日の1番重要な予定を日付部分に書くという使い方がおすすめ。
レフトタイプの手帳の特性を生かし、週におけるメインの予定や目標を書いてみるのもおすすめの使い方である。
レフトタイプ手帳の使い方②:右ページに予定の補足情報を書き込む
また、右ページの空白部分の使い方として、時間軸にはシンプルに予定を記入し、空白部分に時間軸に記した予定の補足事項や細かい部分を書いていくという使い方がある。
同じ使い方でもマンスリー手帳では空白に限りがあるが、レフトタイプは空白が多いため、より多くの予定の補足事項を書くことが可能だ。
予定の詳細が分かりやすくなり、こまごまとした事柄を忘れることが減るだろう。
手帳の種類③:「日」が大事!バーチカルタイプ手帳の使い方
バーチカルタイプの手帳は、縦軸に一日の予定を時間軸に沿って書いていく手帳である。
大まかなバーチカル手帳の使い方としては、手帳に縦書きされた時系列に矢印や棒線を使って時間ごとのスケジュールを書き込んでいく。
バーチカル手帳のメリット:会議や打ち合わせの予定を詳細に書き込める
バーティカル手帳は細かい時間ごとに予定を把握できるため、会議や打ち合わせの多いビジネスマンにはもってこいの手帳だ。
予定の開始時刻・終了時刻などの一日の予定をひと目で把握することができる。
バーチカル手帳のデメリット:時間単位で動かない職種は手帳の空白部分が多くなってしまう
逆に、時間に追われるような予定で動いていない人は、手帳の空白部分が多くなってしまうため、あまりバーチカル手帳には向かないといえる。
数日かけて仕事を仕上げる人や、その仕事をする時間が定められていない人などは、先ほどのマンスリー手帳にやるべき仕事をどんどん書き込んでいく使い方のほうががよいだろう。
バーチカル手帳は、営業職のような時間単位で動く職業についている人におすすめだ。
逆にバーチカル手帳でないとスケジュール管理が難しいだろう。
バーチカル手帳の使い方①:予定時間分の矢印を引く
先ほど説明した通り、バーティカル手帳は時間ごとに予定を区切った使い方ができる。
バーチカル手帳の効果的な使い方としては、予定時間分しっかり矢印を引くという使い方がおすすめだ。
14時から15時まで会議があるとしたら、会議の時間以外にもその会議の準備など、「事前に時間がとられることをわかっている時間」の部分にも矢印をしっかりと引こう。
そうすれば、予定直前に焦ることなく行動することが可能になる。
バーチカル手帳の使い方②:日付部分に最重要タスクを記入する
バーチカル手帳は縦に予定が流れてしまい、自分にとって最も重要な仕事が見えにくくなってしまう。
そうならないためにも、一番上の日付の部分にその日の中で最も重要な仕事を書いておくといい。
日付部分に重要な仕事を記すことで、手帳を開いたときにしっかりと最重要タスクを確認することができる。
「今日1番の仕事はこれだ!」とモチベーションも続く有効的な使い方である。
手帳を最大限に活用する使い方
終わりになるが、手帳を最大限に活用するための「使い方のコツ」を2つ紹介したい。
手帳の使い方のコツ①:付箋を活用する
1つ目の使い方のコツは、メモ部分が足りない手帳に「付箋」を活用すること。
余白部分の少ないマンスリータイプの手帳などでも、付箋を貼ることで手帳にメモするスペースを増やすことができる。
また、予定変更などが起きても手帳に付箋を活用していれば、わざわざ修正テープなどで訂正しなくても付箋を貼り直すだけでOKだ。
手帳の使い方のコツ②:色ペンを使う
2つ目の使い方のコツは、書き込むスケジュールごとに色ペンを使い分けること。
色ごとに予定の重要度や仕事の種類などを決めて色ペンを使うことで、スケジュール管理のしやすい手帳になるのだ。
今回紹介した中で、自分に合う使い方ができる手帳はあっただろうか?
自分の仕事やプライベートによって、使いやすいと感じる手帳は違う。
ここに書いてある使い方以外にも、自分の書きようによって手帳の使い方は無限大である。
本記事を参考に1年付き合っていく手帳、自分にぴったりのものを選ぼう。
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