仕事は好きだけど、会社に行くのが憂鬱で仕方がない。
そんなネガティブな感情に支配されながら毎日を過ごしているエンジニアが、いずれ人生の選択肢として視野に入れ始めるのが「フリーランス」という生き方だ。
フリーランスは、すでに海外ではメジャーな働き方として定着している。アメリカ国内の労働調査では、人口の約3割がフリーランスという結果も出ているほどだ。実に3人に1人がフリーランスとして働いている計算になる。
日本においては、数年前からようやく「フリーランス」という働き方が認知され始めた。現在、日本の人口の約1割がフリーランスとして働いているという実態が明らかになっている。フリーランス人口増加の要因は、クラウドサービスの拡充や、育児や介護によって休職・離職せざるをえなくなったという家庭の事情等が挙げられるが、最も大きいのは「自由に、そして、自分らしく働きたい」という欲求だろう。
by F H Mira フリーランスの魅力は、なんといっても、その「自由度の高さ」にある。時間に縛られることはなく、自分で自由にスケジュールを立てられる。平日をオフにすることで、趣味に没頭したり、土日には混雑する人気スポットに出かけて思う存分、満喫したりすることも可能だ。定時を過ぎたあと、夜遅くから始まる会議に参加することもなくなる。
また、特定の組織に属さないため、人間関係に起因するストレスは大幅に軽減される。「自分と合わない人とは付き合わない」という極端な決断もできてしまう。誰と一緒に仕事するか、フリーランスではビジネスにおける人間関係も自由に構築することができるのだ。
フリーランスの道を選んだエンジニアに立ちはだかる壁
by kev-shine 会社に不満を感じながらサラリーマンをしているエンジニアからすれば、まさにバラ色の働き方に思えるフリーランスだが、もちろん良いことばかりではない。自由の裏には、苦労もある。フリーランスの道を選んだエンジニアたちが共通して頭を抱えるのが「営業活動」だ。
組織に属していれば、営業部隊がクライアントを次々に獲得して来てくれる。環境によっては、エンジニアは実務だけに集中していればいい。しかし、フリーランスとなれば、そうはいかない。案件をこなしながら仕事を獲得していくことは、大変な困難を伴う。実際、営業活動がスムーズにいかないことが原因で、フリーランスを諦めて企業人に出戻りしたり、最悪の場合は、エンジニアという職を捨ててしまうケースも起きてしまっているようだ。
食えるフリーエンジニアの陰に「エージェント」の存在あり
by flazingo_photos ただ、自由を夢見てフリーランスになったはずなのに、仕事を獲得できずに苦しむ人がいる一方で、苦手な営業活動をせずともフリーエンジニアとして生計を立てている人も実在している。
後者の多くが利用しているのが、フリーエンジニアを支援する「エージェント」だ。エージェントは、案件紹介を中心に、単価の交渉や契約関連の代行までしてくれる。フリーランスにとって心強い味方だ。
エージェントを利用するメリットは、大きく2つ挙げられる。まず、単価のアップだ。特に営業活動やクライアントとの交渉を苦手とするエンジニアは、非常に安い単価で契約してしまうことがある。しかし、エージェントに交渉者として入ってもらうことで、作業ボリュームに対して適正な単価で請け負うことができる。その際、エージェントにマージンの支払いが発生するが、それでも自身で交渉するよりは手取りの金額が増えることが多いらしい。
そして、もうひとつのメリットが、トラブルシューティングだ。契約の手続きを曖昧にしたままで仕事を始めてしまった結果、途中で予期せぬトラブルに巻き込まれるフリーエンジニアが後を絶たない。当初予定していた以上の作業量にもかかわらず、報酬はそのままであったり、ときには踏み倒されたりする事案も発生している。エージェントが間に入っていれば、このようなトラブル時も適切に対処してくれる。
業界トップクラスのエージェントは万全のフォロー体制が強み
by Paul Stevenson しかも、フリーランス人口の増加に伴い、エージェント間の競争は激しさを増しているため、そのサービスの手厚さは日に日に向上しているという。エージェント群雄割拠時代の到来は、フリーエンジニアにとって歓迎すべき状況と言えるだろう。
業界トップクラスのエージェントである「レバテックフリーランス」は、万全のフォロー体制が強みだ。初回のカウンセリングでは、スキル面だけではなく、パーソナリティにも着目し、徹底的にヒアリング。1時間半から2時間ほどかけ、本人も気づいていないようなアピールポイントを掘り起こす。そして、クライアントとの商談時には必ず同席してサポート。同社が業界の中でも高いマッチング精度を誇る理由がここにある。また、案件がスタートしてからも定期的にフォローランチを実施。孤独と闘うフリーエンジニアの憩いの時間となっているようだ。
フリーランスとして独立する前には、エージェントに相談することをおすすめする。エージェントは、今後、フリーエンジニアとして人生を歩むあなたにとって、最高のビジネスパートナーとなるだろう。
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