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スター・ウォーズの名言に学ぶ“未来”の考え方:「予見するのは難しい。未来は常に動いているのじゃ」

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2016/01/07(最終更新日:2016/01/07)


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スター・ウォーズの名言に学ぶ“未来”の考え方:「予見するのは難しい。未来は常に動いているのじゃ」 1番目の画像
『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』
Star Wars:Attack of the Clones(C)& TM 2015 Lucasfilm Ltd.All Rights Reserved.
Star Wars(C)& TM 2015 Lucasfilm Ltd.All Rights Reserved.
 新しい一年を迎えた今、2015年を振り返り、2016年の指針はもう立てただろうか。一日一日、今として過ごしてきた過去は、振り返ってこそ過去となる。その過去を見つめることこそが、新しい未来へと繋がっていく。

 いずれにせよ、過去を振り返ることも未来を見通そうとすることも、人の一生において重要なことであるのは言うまでもない。経験から学べることがあり、未来にもまた推測することで見えてくる「答え」というものがあるだろう。

 そこで重要になってくるのが、そういった未来や過去といったものに対する考え方である。ポジティブ思考過ぎてもいけないし、ネガティブ過ぎてもいけない。そんな未来や過去に対する考え方や捉え方について、今回は学んでいきたい。

 2015年12月18日(金)から公開された『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』。シリーズ最新作の公開を待ちわびていたファンの方も多かろうが、実はこのスター・ウォーズの中で、未来や過去に対する考え方を学べるのだ。

 そこで今回は、映画『スター・ウォーズ』シリーズの名言にフィーチャーしつつ、あなたの人生観(未来思考術)を変えてみたいと思う。

映画『スター・ウォーズ』シリーズとは

辺境の惑星で奴隷の身分であった一人の少年アナキン・スカイウォーカーとその子供達の成長、銀河系の自由と正義の守護者ジェダイと銀河系の悪と恐怖の信奉者シスの攻防、そして銀河規模の共同国家体である銀河共和国から銀河帝国への移行、その後銀河帝国の圧政に対する反乱により再び復活した「新共和国」への変遷を描いた物語である。

出典:スター・ウォーズ・シリーズ - Wikipedia
 スター・ウォーズは1977年に公開されたシリーズ第1作『スター・ウォーズ エピソード4 / 新たなる希望』に始まり、現在まで最新作含む7作品が公開されている。

 「エピソード4から?」という疑問を持たれた方もいるかもしれないが、その意味は鑑賞して貰えば分かる、とだけ言うに留まりたい。ぜひ、ご覧になる際は「エピソード4」から観ることをオススメしたい。

 本作の生みの親であるジョージ・ルーカス氏は、スター・ウォーズの他にも『インディ・ジョーンズ』シリーズなどを手掛けており、スティーヴン・スピルバーグ、ジェームズ・キャメロンと並んで、最も商業的に成功した映画作家の一人とも言われている。

 物語に関する詳しい言及は避けたいところだが、この作品の面白いところは、正義と悪という二項対立では語り得ない点だろう。悪役として挙げられるダース・ベイダーの名はご存知だろうが、彼もまた単なる悪の使徒ではなく、綿密に編まれたストーリー設定もシリーズ全体に重層感を出していて、現代人であればとにかく必見の映画である。

 ここからは、そんなスター・ウォーズの中で紡がれてきた名言の数々をご紹介していきたいのだが、言葉というものは物語の中で生まれるからこそ真の意味を放つというもの。拙い解説ではあるが、物語のバックグラウンドも紹介しながら見ていこう。

「自分ならできる」という思いが、未来を変える。

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『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』
Star Wars: Revenge of the Sith (C) & TM 2015 Lucasfilm Ltd.All Rights Reserved.
Star Wars(C)& TM 2015 Lucasfilm Ltd.All Rights Reserved.

ルーク「信じられません」ヨーダ「だから失敗したのじゃ」

出典:『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』- ヨーダ
 「自分は(なら)できる」と信じることは、成功を掴むためにはとても大切なことだろう。「沼に沈んだ巨大なXウィングを持ち上げることは不可能だ」と主張するルークに、ヨーダは「大きさなど関係なく、フォースを信じるのだ」と説く。ルークはフォースで持ち上げようとするが失敗し、Xウィングを持ち上げるなんて信じられないと諦めてしまう。そんな時にルークが放った言葉、それがこれなのだ。

 つまり、未来など心の持ちようで変わるということ。それは意思とも思考とも呼ばれるが、いずれにせよ、人にできないなどそう多くはない。過去を変えられないとしても、未来は変えられる。そのためには何よりまず、己を信じること、これこそが未来を変える力なのだとヨーダは説いているのだ。

未来を見定めることほど難しいことはない。

スター・ウォーズの名言に学ぶ“未来”の考え方:「予見するのは難しい。未来は常に動いているのじゃ」 3番目の画像
『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』
Star Wars: The Empire Strikes Back(C)& TM 2015 Lucasfilm Ltd.All Rights Reserved.
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予見するのは難しい。未来は常に動いているのじゃ。

出典:『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』 - ヨーダ
 この名言に対して思うことは人それぞれだろうが、そもそも「過去を振り返る」ということは人生において非常に大切なことである。それらは記憶の塊であり、同時にあなたの人生の結果でもある。2015年という一年365日において、自分は何を成せたか、何を成せなかったかを考える。

  とはいえ、過去というものは蓄積されるが故に不変であり、絶対的な不可逆性を保持している時間(脳)の産物ともいえる。過去を変えることが出来ないのであれば、当然未来はどうなのか?という論が展開することだろう。無論、こんな形而上学的命題に答えなどないわけで、語るだけ無駄ではある。ただし、ここで重要なのは「時間」に対する考え方(捉え方)である。

 この名言は、エピソード5で800年の時を生きてきたヨーダが放ったセリフだ。これはつまり、未来など誰にも見定めることはできないということ。800年という時間を生きてきたヨーダでさえ、未来を捉えることはできない。未来というのは誰にとっても均等であるが、誰にとっても不安なもの、変動性のあるものなのだ。

未来に怯ず、今を生きる。

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『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』
Star Wars: Revenge of the Sith (C)& TM 2015 Lucasfilm Ltd.All Rights Reserved.
Star Wars(C)& TM 2015 Lucasfilm Ltd.All Rights Reserved.

死は生きることの一部だ。

出典:『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』- ヨーダ
 エピソード3で、最愛の人を亡くすことに恐れるアナキン・スカイウォーカーに対して、またしてもヨーダが放った名言をピックアップ。

 人間にとって生は当たり前だが、死は異常に感じられるもの。ましてや最愛の人の死ともなれば、それはとてつもなく怖く感じられるのだ。前項で述べたように、未来というものに確実性はなく、常に動いていている。死は確定された真理だが、それがいつやって来るかなどは、誰にもわからない。明日死ぬかもしれないし、100年後かもしれない。

 つまり、そんな確定されていて、だが、見定めることのできない未来に怯え、自分の為すべきことができなくなってしまってはいけないのだ。最愛の人を亡くすことは確かに辛いものだ。だが、それを阻止するために自分にできることがあるのであれば、迷わずに行動するべきだ。そう、ヨーダは言っているのではないだろうか。

シリーズ過去作を一気見できる!

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『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』
Star Wars: Return of the Jedi (C)& TM 2015 Lucasfilm Ltd.All Rights Reserved.
Star Wars(C)& TM 2015 Lucasfilm Ltd.All Rights Reserved.
 スター・ウォーズの名言はいかがだっただろうか? 皆様の未来への考え方に警鐘を鳴らすことはできただろうか? え、まだ足りない? もっと知りたいだって? 

 安心なされい。動画配信サービスdTVでは、2016年1月10日まで『スター・ウォーズ』シリーズ過去6作品を独占配信しているからだ。期間限定とはいえ、これはなんとも嬉しいコンテンツではなかろうか。

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 まだ2016年の指針が決まっていないならば、スターウォーズから未来への考え方を学び、充実した年を過ごせるよう思案してみてはどうだろう。



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