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「スーツの選び方・着こなし法 第七ヶ条」を制定!:男のスーツは肩で着ろ。

Takuro Aizawa

2015/12/18(最終更新日:2015/12/18)


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「スーツの選び方・着こなし法 第七ヶ条」を制定!:男のスーツは肩で着ろ。 1番目の画像
出典:www.lifehack.org
 U-NOTEでは、様々なメンズファッションのコーディネートや着こなしを紹介してきたが、やはりビジネスマンの方々が一番気になっているのは「スーツ」の着こなしだろう。ビジネスマンの「戦闘服」であるスーツ。その着こなしには若手もベテランも関係ない。

 スーツの着こなしによって、ビジネスマンの印象は千変万化する。自らのパーソナリティに合ったスーツの着こなしができれば、ビジネスマンとしての格は一気に上がる。ある意味、ビジネスマンにおいてスーツは、最も平等な指標の一つだ。

 今回は、そんなビジネスマンの最低常識である「スーツの選び方・着こなし」の方法について第七ヶ条にわたって制定してみた。これからという人は、この「スーツ選び方・着こなし法」を見て学び、もうわかっているという人も、この機会に自らのスーツの着こなしをおさらいしてみてほしい。

大前提 スーツの着こなしは、サイジングが最も重要

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 はじめに紹介しておきたいのは、何と言ってもサイジング。どんなに高級なスーツを着ていようとも、サイズの合っているスーツでなければ全く意味がない。スーツを選ぶ際、絶対にここだけは間違えないでおきたい。

 サイズの合っているスーツと合っていないスーツは、まず「自分の肩にあったサイズのスーツを着ているか」で確認することができる。簡単に言えばジャケットの方のラインと自分の肩がピッタリ合っているかどうか、だ。

 これはビジネスシーンにおいては、スーツのどんな着こなしにおいても重要なファクターと言えるだろう。まずはこれを最低限の基本知識として留めておきたい。

第一条 大人のスーツの着こなしのために:袖丈

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 意外と目立ってしまうのがスーツの袖口。一般的にスーツの袖口はシャツが1~2cm出る長さが適切と言われている。ジャケットとシャツのバランスが品格あるスーツの着こなしを決定する。スーツの試着時にはシャツをキチンと着てチェックしておきたい。

第二条 スーツの動きやすさと見栄えに直結する:「前見頃」

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 スーツのジャケットを着用する際はボタンを留めるのが基本。スーツを選ぶ際は前見頃にも拘りたい。胸回りに適度なゆとりがあればスーツの着こなしにも余裕が生まれ、動きやすさも確保できる。タイトなスーツがトレンドではあるが窮屈な着こなしにはならないよう注意したい。

第三条 スーツの後ろ姿も抜かり無く:「着丈」

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 去り際の後ろ姿にも気を配ってこそ、大人のビジネスマン。良い男は背中で語るものだ。スーツのジャケットにも選び方の基準がある。ヒップが少し見えるぎりぎりのラインが正しい長さ。ヒップが見えすぎていたり、完全に覆われているのは御法度だ。見落としがちだが、スーツの着こなしにおいて重要なポイントの一つと言えるだろう。

第四条 スーツの着こなしの違いを生む:「裾丈」

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 「お洒落は足元から」という言葉があるが、それはスーツの着こなしにおいても同様だ。靴に拘るのと同じように裾丈にも注意を払いたい。歩いていてもあまりソックスが見えない丈が理想だ。裾がシングルならワンクッション、ダブルならハーフクッション、といった具合で使い分けるとスーツの着こなしは抜かりない。

第五条 スリーピーススーツで立体感を演出する

 着こなしのルールや、アイテムが限られているスーツスタイルでも、アイテムの選び方に気を配ればスタイルアップが可能。知っていると知っていないではスーツの着こなしが全く違うので覚えておきたい。

 細身のメンズはスリーピーススーツを選びたい。胸回りが華奢だとどうしても着こなしが貧相に見えてしまうことがある。しかしスリーピーススーツをセレクトすればベストが加わったことによって逞しい印象に変わる。細身のメンズには非常におすすめの着こなしだ。

第六条 ストライプ柄で引き締まったスーツの着こなしへ

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 もともとストライプ柄には縦を強調する効果がある。太めのストライプならば。より引き締まったスーツの着こなしとなり、縦長効果が多いに期待できるだろう。

 さらに、恰幅の良いメンズにはダブルのスーツが似合う。太いストライプが入ったダブルスーツを選ぶことによって、隙のないスーツの着こなしが完成する。二つのテクニックを合わさった、効果的な着こなしだ。

第七条 着丈短めのジャケットでスーツスタイルをスマートに

 着丈が短めのジャケットのスーツを選べば、背が高い印象を与えスマートな着こなしが期待できる。

 しかし、前述で紹介した通り、ヒップが全て見えてしまうようなスーツの着こなしは、ビジネスシーンではNG。ヒップ中心前後くらいに留めておくのが無難だろう。


 スーツの着こなしはセンスや財力だけで決まるものではない。自らのパーソナリティの把握と、スーツを選ぶ際に正しい知識が備わっているかいないかがモノを言うのだ。ブランドもののスーツである必要は決してない。

 正しく選んだスーツは、必ずビジネスマンを成長させてくれる。本記事が正しいスーツ選びの助けとなれれば幸いだ。

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