さあ、今年もいよいよ忘年会&新年会シーズンに突入。職場や取引先など仕事がらみの忘年会で2次会の定番といえば、やはりカラオケだろう。ところが、新卒~上司まで幅広い世代が参加する仕事関係者とのカラオケって、実は結構難しいもの。得意の一曲を披露したら上司が完全にシラけてしまったり、場を盛り上げるべく最新のヒット曲を熱唱したら逆に盛り下がってしまったり……、苦い経験をした人もいるのではないだろうか。
今年こそは上手く場を盛り上げて「仕事も遊びもデキるヤツ」と好印象を与えたいもの。上司にも新卒女子にもウケる、失敗しない曲選びのコツと必勝法を紹介しよう。
「あれ?誰も俺の歌、聴いてない!」に陥らないためのシンプルなルール
1.「上司の青春時代のヒット曲」を歌え!
まずは上司に喜んでもらう曲の選び方。基本は、上司が20歳前後だった頃のヒット曲を選ぶことだ。自分自身を振り返ってみても、20歳前後は最も音楽をよく聴き、ヒットチャートにも敏感な年代。その頃のヒット曲ならばよく覚えているし、一緒に歌うこともできるはず。
バンドブームまっただ中に青春時代を送った40半ば~50代前半の課長~部長クラスなら、BOØWYの「MARIONETTE ~マリオネット~」(87年)、TM NETWORKの「Get Wild」(87年)、X JAPANの「紅」(89年)あたりを選曲すれば、間違いない。昇進を続けたにもかかわらず、結果的には中間管理職という「マリオネット」になった課長の気持ちを代弁してみよう。また「紅」を歌う際は、恥ずかしがらずに「クレナイだーっ!!」と叫び、上司の高揚感を誘うこと。
50代後半~の役員クラスが相手なら、70年代後半から80年代前半のヒット曲がツボだろう。田舎出身、夢を追い続けて大都会・東京に出てきた役員相手なら、クリスタルキングの「大都会」(80年)を歌っておけば、まずは大丈夫(「大都会」は、東京ではなく博多を歌った曲であることは内緒だ)。他には、アリスの「遠くで汽笛を聞きながら」(76年)でも歌っておこう。
「お、懐かしい曲を知ってるじゃないか」と耳を傾けてくれるはずだ。普段の会話の中で、あらかじめ好きな歌手を聞いておいて、さりげなくその歌手の曲を歌うのもおススメだ。それがきっかけで「お前も好きだったのか」と話が盛り上がり、あなたに親近感を持ってくれるに違いない。
2.みんなが知ってる曲を歌え!
とはいえ、上司の青春時代の曲ばかり歌っていればいいというわけではない。若い部下や新卒女子が同席している場合、「古い曲ばっかり歌ってる……」と思われるのも避けたいもの(なんか「クレナイだーっ!!」とか叫んでる……と引かれることは諦めよう)。上司にも新卒女子にもウケる曲はどう選べばいいのだろうか。
各社のカラオケ・リクエストランキング等を考察すると、ゆず、Mr.Children(ミスチル)、スピッツは20代~50代まで幅広い年代から支持されていることがわかる。
しかし、ここでは彼らの曲ではなく、きゃりーぱみゅぱみゅをチョイスすることがコツだ。きゃりーぱみゅぱみゅの曲はCMのタイアップが多く、上司でもなんとなく知っており、上司ではそれぞれの曲の違いもわからないため、どれを歌っても聞いたことのある曲だと思われる可能性大!
あとは、子どもの影響で上司も知っているであろうアニメ『妖怪ウォッチ』の「ようかい体操第一」(Dream5)やEXILEがカバーした「真夏の果実」も、上司・新卒女子ともに盛り上がること必至。
CDで練習すると下手になる? カラオケの勝負は「音程」にあり。
さて、歌う曲が決まったら、あとは練習あるのみ。たとえコミュニケーションが目的のカラオケとはいえ、上手く歌えるに越したことはない。上手く歌えるようになるにはどうすればいいのだろうか。
カラオケ上達のコツとしては「腹式呼吸で歌う」「口を大きく開けて歌う」など様々な方法が紹介されているが、意外と見落とされがちなコツは「CDなどカラオケ以外の音源で練習しないこと」。
テレビの人気カラオケ番組で8冠に輝き「カラオケ女王」とも呼ばれる歌手の城 南海さんによると、「CDとカラオケでは同じ曲でも伴奏の音程が違う。CDの音程に慣れてしまうとカラオケでは音程が外れてしまい、高得点が取れなくなる」とのことで、彼女自身、カラオケバトルに出場する際には必ずカラオケボックスに出向いて、カラオケの伴奏で練習をするそうだ。
とはいえ何かと忙しい毎日、仕事帰りにカラオケボックスで練習する……というのも至難の業。そこで活用したいのが、通信カラオケNo.1ブランド【DAM】のiOS用アプリ「採点カラオケ@DAM」だ。起動するだけで、スマホがカラオケ画面に早変わり。いつでもどこでもカラオケの練習が楽しめる。もちろん本物のカラオケと同じ伴奏だから、カラオケ独特の音程も覚えることができる。採点機能付きで、練習の成果を客観的に把握できるのも嬉しい。
しかもダウンロードは無料、62,000曲以上が歌い放題のアプリ利用権が7日間350円、30日間720円と、カラオケボックスに行くより、ずっと安上がりだ。月替わりで提供される「今月の無料曲」なら、利用権の購入不要で期間中は何度でも無料で練習可能。
さらに2016年1月5日まで、すべてのサービスを30日間無料で利用できる「年末年始歌い放題キャンペーン」実施中。これを利用しない手はない。
とはいえ、最終目標は上手く歌うことではなく、あくまでも盛り上げ役になることだ。
たとえ「採点」は低くても、上司に「クレナイだーっ!!と叫んでたヤツ」と覚えられたら大成功。土壇場で勝負をできる度胸のあるヤツとして、一目置かれるか、キレるとヤバイやつとして少し優しく接してもらえるだろう。
時間だ、始めよう。
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