高級住宅街と聞いたとき、あなたはどんな日常を思い浮かべるだろう。庭付きのお屋敷のような家が立ち並び、ガレージには高級車が何台も停まっている。住人は気品を漂わせ、みな輝いて見える。一般的に高級住宅街と聞いて思い浮かべるイメージはこんなところだろう。
高級住宅街に憧れはあるが、だからといって住めるわけでもない。高級住宅街に対して、そんな漠然とした思いを抱いている人も多いのではないだろうか。
そこで今回は、U-NOTE編集部が行った独自調査で判明した「住んでみたい高級住宅街ランキング」を発表したいと思う。今後、高級住宅街に住めるかもしれない機会が訪れた方は是非とも参考にしていただきたい。
住んでみたい高級住宅街ランキング
第5位：山手町（横浜市中区）・元町・中華街駅
住んでみたい高級住宅街ランキング第5位に選ばれたのは、東京都外のエリアから唯一のランクインとなった、「横浜市山手町」。最寄駅は元町・中華街駅である。
元町といえば、横浜市を代表する商店街である。山手町は、その南側に位置する高台にある。住宅街としてだけでなく観光地としても有名で、国土交通省・都市景観大賞審査委員会が発表した都市景観100選にも選ばれている。その景観が評価され、高級住宅街ランキング上位に入るに至ったのだろう。
住んでみたい高級住宅街ランキング
第4位：広尾2丁目（渋谷区）・恵比寿駅
渋谷区の恵比寿駅から徒歩約15分、「広尾2丁目」が高級住宅街ランキング第4位にランクインした。
広尾2丁目は、最寄駅が恵比寿駅のというオシャレなイメージが先行しそうな場所でありながら、小学校や中学校などやスーパーなどの施設が充実しており、生活しやすいことが評判のエリアだ。場所としては、駒沢通りにある広尾高校裏の信号から、広尾駅がある東方向に聖心女子大学まで行ったエリアが広尾2丁目にあたる。
住んでみたい高級住宅街ランキング
第3位：成城6丁目（世田谷区）・成城学園前駅
高級住宅街ランキング第3位は、成城学園前駅から程近い世田谷区「成城6丁目」エリアである。成城というエリアは名前からも予想がつく通り、成城学園を中心として発展した経緯がある。
特に4丁目から8丁目は学園が開校した直後に発展したエリアであり、一戸建ての住宅が建ち並ぶ。この中でも6丁目は別格で、古くからの富裕層と言われる方々が住んでいるといわれている。
住んでみたい高級住宅街ランキング
第2位：田園調布3丁目（大田区）・田園調布駅
このエリアが高級住宅街ランキング第1位だと思った方も少なくないだろう。高級住宅街ランキング第2位は、大田区「田園調布3丁目」だ。
田園調布3丁目は、並木道の景観が美しいことがポイントである。それもそのはず、1918年に渋沢栄一の立ち上げた会社によって、理想的な住宅街を作ることを目的にできたエリアであるからである。
アメリカのサンフランシスコ郊外や、フランスのパリにある凱旋門のエトワール式道路をモデルにしており、どこか日本と異なる洋風な雰囲気が漂う高級住宅街であるのが特徴だ。
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第1位：南麻布4丁目（港区） 広尾駅
栄えある高級住宅街ランキング第1位に輝いたのは、東京メトロの広尾駅1番出口から地上へ出てすぐにある「港区南麻布4丁目」エリアである。
こちらのエリアは、ドイツ大使館やフランス大使館があるという、国際色の強いエリアでありながら、江戸時代には武家屋敷があったという古くからの伝統も根付いている。
それに加えて、生活という観点から見た時に欠かすことのできない病院、学校、スーパーなどの公共施設が充実しており、高級住宅街ランキング1位としてまさに非の打ち所のないエリアと言える。
以上が高級住宅街ランキングTOP5であったが、それぞれの高級住宅街には、高級住宅街となりえる要素があった。
高級住宅街ランキング中に出てきた要素で共通するのが、もちろんのことながら都市部にあることだ。それに加えて、その他の要素である景観の良さや生活のしやすさ、古くから由緒ある場所といったポイントが挙げられた。そして、高級住宅街高級住宅街ランキング上位になるほど、そのポイントの数は多かったように感じる。
これらの要素がある高級住宅街となりえる場所は思い当たるだろうか。10年先の高級住宅街ランキングは一体どうなっているだろうか。未来の高級住宅街ランキングにランクインするのは、今あなたの住んでいる街かもしれない。
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