by alex.shultz
一人暮らしは誰にも気を遣う必要がなく、自由気まま。しかしその一方で、生活に関わることを全て自分でやらなければいけないという煩わしさもあるのも事実だ。実家暮らしの頃はどれだけ母親に甘えていたのか……と、一人暮らしをして初めて気が付かされることも多いだろう。
今回は一人暮らしの煩わしさのひとつとも言える「自炊」にフォーカスを当て、途中で挫折することなく続けていくためのコツを解説。コツさえ知っていれば自炊は楽しく長続きすることができるはずなので、ぜひ参考にしてもらいたい。
一人暮らしで自炊を継続するコツ#1:ムダな買い物は避けるべし!
「一人暮らしで自炊をすると意外に食費がかかるのでは?」と考え、自炊を避けている人もいるだろう。確かに、食材の選び方や買い物の仕方によっては、自炊をした方が高くついてしまうこともある。しかし、買い物をする時のコツさえ知っていれば食費は抑えられるので、自炊を続けやすくなる。
買い物のコツ①:何を買うかを事前に決めて買い物に行く
なんとなく買い物に行くと、買おうと思っていた食材に加えてお買い得品にも手を出してしまったり、結果的に必要以上に食材を購入しがち。
事前に何をどれだけ買うかを決めて、それ以外のものは基本的に買わないようにしよう。そうすれば、無駄な買い物がなくなり食費を抑えることができる。
事前に何をどれだけ買うかを決めて、それ以外のものは基本的に買わないようにしよう。そうすれば、無駄な買い物がなくなり食費を抑えることができる。
買い物のコツ②:たまにしか使わない調味料は買わない
ちょっと珍しい調味料や、たまにしか使わないけどあったらいいなという調味料は割高なケースが多い。その上、一人暮らしは消費量が少なく、結局余らせてしまいがちなのでおすすめできない。
調味料は、万能で使い勝手のいいものを揃えた方が料理もシンプルで食費も抑えられる。
調味料は、万能で使い勝手のいいものを揃えた方が料理もシンプルで食費も抑えられる。
一人暮らしで自炊を継続するコツ#2:「ムダな無理」は禁物!
何かを続けるときのコツとして、「無理をしない」ということは重要だ。一人暮らしで自炊をする上でも、完璧を求めるのではなく、肩の力を抜いておくことが、長続きさせるコツだと言える。
無理をしないコツ①:手の込んだものを作ろうとしない
今まであまり料理をする習慣がなかった人ほど、自炊=ちゃんと作らないといけないと思ってしまうかもしれない。
しかし誰かに食べさせるのではなく自分のために行う自炊なので、手軽にぱぱっと作れるレシピで充分だ。
しかし誰かに食べさせるのではなく自分のために行う自炊なので、手軽にぱぱっと作れるレシピで充分だ。
無理をしないコツ②:やりたくない日は思い切って作らない
仕事で疲れて帰って、「あーもう今日は何もしたくない」という日もあるだろう。そんな時は無理せず休もう。
自炊は毎日無理をしてやるよりも、「出来るときにやる」というくらいの意識でいることが、長続きするコツだ。
自炊は毎日無理をしてやるよりも、「出来るときにやる」というくらいの意識でいることが、長続きするコツだ。
一人暮らしで自炊を継続するコツ#3:ムダに大きすぎるフライパンや鍋は不要!
自炊を始めるときに意識した方がいいのは、一人分の料理に適したサイズの道具を使うということだ。
料理研究家の瀬尾幸子さんは、著書において「大は小を兼ねない」と道具選びについて言及している。作る分量にあったサイズの道具を使うことが、料理のしやすさにつながり、また美味しく作れるコツなのだ。
一人暮らしサイズの道具を選ぶコツ:フライパンや鍋は20cm程度のものを
大きすぎる鍋やフライパンは、食材のボリュームに対してサイズが合わないので調理がしにくい。
さらに、水や火力が余計に必要、洗う時に手間がかかるといったデメリットもあるので、道具選びは一人暮らしの自炊に適したサイズを心掛けたい。
さらに、水や火力が余計に必要、洗う時に手間がかかるといったデメリットもあるので、道具選びは一人暮らしの自炊に適したサイズを心掛けたい。
一人暮らしで自炊を継続するコツ#4:「冷凍保存」を活用して食材をムダにしない!
一人暮らしの自炊の中で失敗しがちなのが、買ってきた食材や作った食材を余らせてダメにしてしまうこと。それを防ぐためのコツとして、こまめに冷凍することを提案する。
冷凍のコツ①:使わない食材はとりあえず冷凍する
買っておいた食材が冷蔵庫の中で腐ってた……という時のがっかり感はなんとも言えない。それを避けるために、買い物から帰ったら「すぐに使わない食材は冷凍する」という方法がおすすめだ。
少し面倒に感じるかもしれないが、一人暮らしで食材をうまく使いきるためにも、このひと手間は外せない。
少し面倒に感じるかもしれないが、一人暮らしで食材をうまく使いきるためにも、このひと手間は外せない。
冷凍のコツ②:余った料理もタッパーなどに入れて冷凍する
食材と同様に、作った料理が余ることも一人暮らしの自炊では起きるだろう。そんな時は冷蔵庫よりも冷凍庫に入れよう。
冷凍庫の方が美味しく保存できるし、日持ちも長い。冷凍した日を記入したメモなどを貼っておくと、消費期限の目安になるのでおすすめ。
冷凍庫の方が美味しく保存できるし、日持ちも長い。冷凍した日を記入したメモなどを貼っておくと、消費期限の目安になるのでおすすめ。
一人暮らしで自炊を継続するコツ#5:自炊を「楽しい」と感じる一工夫をしよう!
一人暮らしの自炊を続けるためのコツとして最後に伝えたいのは、「自炊を楽しむ」ということだ。「自炊しなきゃ……」という義務感で続けるよりも、楽しむ気持ちでいる方が長続きにつながる。
楽しむコツ①:浮いたお金で楽しむ
自炊の成果として「今月は●●円浮いたからその分で外食しよう」など、小さなことでも報酬になるようなイベントを作ることで、自炊を自ら楽しもう。
楽しむコツ②:作った料理をSNSにアップしてみる
出典:alx.bz
自炊を楽しむコツとして、作った料理への反応をもらうこともおすめだ。
一人暮らしで自炊をしていると、作るのも自分、食べるのも自分で、誰の目にも触れることはない。たまには誰かに共有したり、反応をもらえたりすると、モチベーションアップにつながるだろう。
一人暮らしで自炊をしていると、作るのも自分、食べるのも自分で、誰の目にも触れることはない。たまには誰かに共有したり、反応をもらえたりすると、モチベーションアップにつながるだろう。
自炊をすることは家計を助けるだけでなく、食生活の改善にもつながる。今回お伝えした一人暮らしで自炊を続けるための5つのコツを参考に、今までなんとなく自炊を敬遠していた人も是非チャレンジしてみてほしい。
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