大人になれば、クレジットカードを利用する機会が増えるものだ。それは、レストランで、ホテルで、空港で。もし持っていないと、随所で支障を来たすと言っても過言ではない。まさにクレジットカードは「大人のたしなみ」として必須アイテムだ。
今回は、世の中にあるクレジットカードの中から若手ビジネスパーソンが持つべき一枚をリサーチした。それぞれ特徴が異なるため、利用シーンに合わせて賢く選んでほしい。
ネットショッピング派は「VIASO(ビアソ)カード」
三菱UFJニコスが発行する「VIASO(ビアソ)カード」は、頻繁にネットショッピングを利用する人に推奨したい。VIASOカードでショッピングをすれば、通常、利用代金1,000円ごとに5ポイントがたまる。これに加え、ETC利用、携帯電話・PHS利用(NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル)、インターネットプロバイダー利用(Yahoo! BB、@nifty、OCN、au one net、BIGLOBE、ODN)の場合は、通常の2倍(1,000円ごとに10ポイント)のポイントがたまるのだ。
さらに、「VIASO eショップ」に掲載されている店舗のホームページにアクセスし、VIASOカードで商品を購入すると、通常ポイントに加えて、店舗ごとに設定された「ボーナスポイント(最大1,000円ごとに100ポイント)」が加算される。例えば、「Amazon.co.jp」ならボーナスポイント0.5%(1,000円ごとに5ポイント)、「Yahoo!ショッピング」ならボーナスポイント1.0%(1,000円ごとに10ポイント)といった具合だ。
しかも、たまったポイントは1ポイント1円として換算され、自動的にキャッシュバックされる。面倒な手続きが不要なため、忙しいビジネスマンに重宝されているのも頷ける。
なお、今なら入会日から3か月後の末日までに15万円以上のショッピング利用で9,000円相当のポイントがプレゼントされるキャンペーンが実施されている。年会費は無料だ。
飛行機移動が多いビジネスマンに最適な「ANA VISAカード」
三井住友VISAカードが全日本空輸株式会社と提携して発行する「ANA VISAカード」の最大の特徴は、マイルがたまりやすいこと。ANAグループ便に搭乗する度、通常のフライトマイルに、割り増しボーナスマイルが加算される(マイル積算対象運賃に搭乗した場合のみ対象。他社運航によるANAコードシェア便は非対象。ただし、国内線はANA便に予約・搭乗した場合は対象となる)。
また、カード利用でたまったポイントはマイルに移行でき、しかも、ANAカードマイルプラス提携店・対象商品をカードで支払った場合は、ポイントの移行分とは別に、100円=1マイル、または200円=1マイルがたまるという嬉しい特典もある。さらに、出張や旅行に役立つ各種優待サービスも受けられるため、飛行機移動が多いビジネスマンには最適だ。
今なら最大48,000ものマイル相当がプレゼントされるキャンペーンが実施されている(適用条件有)。キャンペーン開催につき、一般カードの場合、通常2,000円(税抜)の年会費が初年度は無料だ。
ドコモユーザー・ドコモ光ユーザーに推奨したい「dカード GOLD」
NTTドコモが発行する「dカード GOLD」は、今年11月20日、「DCMX GOLD」から生まれ変わったカードだ。特に、ドコモユーザーやドコモ光ユーザーに推奨したい。というのも、ドコモの携帯電話やドコモ光の利用料金1,000円につき100ポイントがたまるという「dカード GOLD」ならではの嬉しい特典があるからだ。これは、利用料金の10%が還元される計算になる。
また、携帯電話の購入優待券がプレゼントされたり(入会初年度は5,000円分進呈。2年目以降は年間利用額に応じて最大20,000円分進呈)、携帯電話が事故・紛失に遭遇した場合に新しい携帯電話の機種代金が購入から3年間、最大10万円まで補償されるサービスを受けることもできる。
そして、加盟店のジャンルの豊富さも「dカード GOLD」の魅力と言えるだろう。「ローソン」「マクドナルド」では、ショッピング時に3%OFFとなり、「日本航空」「ENEOS」「紀伊國屋書店」「タワーレコード」「ぐるなび」といったdカードの特約店やdカードポイントアップモールでは、通常100円につき1ポイントのところ、さらにポイントが加算される。加盟店は現在も拡大中で、より利便性が高まることが予想される。
現在、「dカード GOLD」のデビューを記念してキャンペーンが実施されている。年会費10,000(税抜)相当のポイントがキャッシュバックされる他、条件を満たせば最大8,000ポイントがプレゼントされる。
海外で活躍する“サムライ”たちに贈る「JCB一般カード」
日本唯一の国際ブランドである「JCBカード」。「サムライカード」という愛称でも親しまれている。その特徴は、日本の「おもてなし文化」を体現するかのような、きめ細やかなサービスと安心の補償内容だ。例えば、旅行傷害保険が充実しており、国内・海外を問わず、事故や病気、怪我などが最高3,000万円まで補償される。
また、JCB海外加盟店でカードを利用すると、自動的にポイントが2倍になるサービスも好評。「日本ブランド」を愛し、海外で活躍する「サムライ」たちに推奨したいカードだ。
現在、新規入会で初年度の年会費が免除され、2,000円分のJCBギフトカードがプレゼントされるキャンペーンが実施されている。また、各条件を満たせば、最大8,700円分が進呈される。ただし、これらはインターネット限定なので、入会を検討している人は要注意だ。
定番の「三井住友VISAカード」はネットセキュリティ対策も万全
クレジットカードの老舗と言えば、「三井住友VISAカード」だろう。日本におけるVISAのパイオニアとして、40年以上にわたり、業界を牽引し続けてきた実績がある。「三井住友VISAクラシックカード」は、若手ビジネスマンが選ぶクレジットカードの定番とも言える存在だ。
そんな「三井住友VISAカード」は、安全性の面で一歩リードしていると言えるかもしれない。すべてのカードにIC(Integrated Circuit=集積回路)チップを搭載。暗証番号の正否を判断すると共に、カードと端末の双方が本物であるかを相互に認証している。ICカードは偽造や解析が極めて困難であるため、データの盗難やコピーに遭遇するリスクを最小限まで抑えることができるという。
また、業界最高水準の不正使用検知システムを導入。24時間365日体制で、顧客のカードのモニタリング(不審カード利用チェック)を実施している。もちろん、紛失・盗難時のサポートも万全。IT化が進む昨今、ネットセキュリティに不安を抱く人にも推奨したいカードだ。
なお、インターネット入会の場合 初年度年会費無料のキャンペーンが実施されている。さらに、条件を満たせば最大7,000円のキャッシュバックを受けられる特典も必見だ。
あなたに合ったクレジットカードを一目で比較!
いかがだっただろうか? クレジットカードと一口に言っても、そのバリエーションは多岐にわたる。
財布から、ちらっと顔を覗かせるクレジットカードは、持つ人のステータスを如実に表す。過剰に背伸びをすることはないが、ビジネスマンとして恥ずかしくない一枚を選びたいところだ。
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