ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.572〜新しいSNS!?〜」では、ホリエモンがサイバーエージェント代表取締役社長 藤田晋氏とともに、これからのSNSについて語った。
今回取り上げた質問は、「Yahoo!知恵袋のようなQ&AサイトからFacebookのようなコミュニティサイトに誘導するSNSがあったらヒットすると思います。私は、知恵袋で自分の質問に答えてくれた人たちともっと深くつながりたいと思う事があるからです。
知恵袋のような専門のカテゴリーやジャンルに特化したQ&AのSNSで自分の質問に回答してくれた人たちの許可を得られたら、チャットやメールや通話のやりとりができるページに誘導し、そこで自分と波長の合う人間を手軽に集めることができるようなシステムを作れば、Facebookよりも深いつながりのコミュニティができるような気がするのですが、ビジネスとしてこのSNSが成功する可能性を感じますか?」という質問。
ホリエモン「どんなアイデアもやってみなければ分からない」
ホリエモンは、「FacebookのQ&Aアプリみたいなものを作ればいいのでは? 『755』もそういう方向にしようと思っているけど……」と回答。
質問者のアイデアは、Yahoo!知恵袋からコミュニティサイトへ遷移させるサービスだが、今回のゲストで株式会社サイバーエージェント代表取締役社長 藤田晋氏は「大したアイデアではないかな」と一刀両断。
Amebaや755など、数々のコミュニティサイト・SNSを立ち上げてきた藤田氏からすれば「右耳から左耳にすぐに抜けていっちゃう感じかな」というようにそこまで目新しさも期待もないようだ。
ホリエモンも藤田氏と同意見だが、「とはいえやってみなければ分からない」というのが両者の見解だ。2人に酷評されても諦めずにやってみれば、あっと驚くような結果になるかもしれない。
事業はアイデアベースだけでは判断できない要素が多分にある。アイデア自体は平凡でも、猛烈な努力をすれば結果が追いつくこともあるのが起業の世界なのだ。
サイバーエージェントが2016年に仕掛ける「AmebaFRESH!」とは?
続いて話題は、藤田氏が新たに手がけるSNSサービスに。サイバーエージェントが2016年から正式リリース予定の「AmebaFRESH!」はニコ生のようなサービスだという。
サービス内容自体はニコ生にかなり近いが、藤田氏は「AmebaFRESH!」の特徴を「ネットリテラシーが高くない人でも楽しめるサービス」と紹介する。
最近ではかなり知名度も高くなったニコ生だが、ニコニコ動画というオタク色が強いプラットフォームのせいもあって、まだまだユーザーを選ぶ印象がある。
一方で、アメーバを筆頭としてサイバーエージェントのサービスはとにかく一般志向だ。「AmebaFRESH!」でも、いままでニコ生とは接点がなかったユーザーを積極的に取り入れようとしている。
藤田氏曰く、スマホの普及によってネットユーザーの層は大きく変わった。特にライト層が増えているため、彼らに向けたサービスは十分に可能性がありそうだ。ホリエモンは「AmebaFRESH!」を、「要するにリア充向けのサービスだね」と総括した。
ホリエモンがこれからのSNSについて語った「堀江貴文のQ&A vol.572〜新しいSNS!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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