ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.570〜遊びを仕事に!?〜」では、ホリエモンが「いまは遊びが仕事になる時代!」と新しい仕事観を提唱した。
今回取り上げた質問は、「『これからは遊びだと思われていることが仕事になる』とホリエモンはよく言ってますが、どういう意味ですか? 遊びがどうやって仕事になるんでしょうか? 遊びのイベントを企画してお金を稼げという事でしょうか?」という質問。
ホリエモン「遊びを仕事にしている人はたくさんいるよ!」
ホリエモンは、「例えば、僕の知り合いのクイズ王はクイズを出題することが仕事になっているし、けん玉を仕事にしている児島さんは他にも『ドイツゲームスペース』を経営していて、人狼ゲームのコンサルを仕事にしている。
ゲーム実況をやっているYouTuberは単にゲームをしているだけだけど、それが仕事になっているよね。そういうのがどんどん増えてくるということだよ」と回答。
他にも、今回のゲストでLiNK-UP株式会社などの創業者 小田吉男氏の会社には週7回サッカー、週2回ゴルフとサーフィンをしている社員がいるが、それでも仕事はしっかりこなしているという。むしろ、遊びで培った感覚や人脈が仕事にも活かされているらしい。
遊びのメリットを小田氏は、「人とは違った知識が身に付くこと」と話す。そうした人と話すのは誰だって楽しいし、独自の考え方によって仕事で差をつけることすらも可能だろう。
さらに遊びを突き詰めていけば、ホリエモンが挙げるクイズ王のように知識自体がそのまま仕事になる。遊びというと仕事と結びつきづらいが、好きなことを追究してお金を稼ぐ人は昔からたくさんいたはずだ。
「真面目に働く」の定義が昔とは全く違う!
さらに小田氏は、これまで我々が受けてきた教育は遊びと仕事を切り離そうとして来たと指摘。「いわゆる『いい子』はそういうルールの中でしか生きられなくなっているんじゃないかな」と話している。
誰しも一度は、「マンガばかり読んでいないで勉強しなさい!」と怒られたことがあるはず。こうした経験から遊びは役に立たないという認識が生まれてしまうのだ。
それに対してホリエモンは、「俺は『なぜマンガを読んだらいけないんだ』と反抗していたけどね」と話す。それが高じて、彼は現在「HONZ」というマンガ紹介サービスに携わっている。
これらの例を見ても分かるように、遊びはあらゆる形で仕事につながる可能性がある。「親から教わってきたことが古いと気付けば、今までと違った世界が見えてくるんじゃないかな」と小田氏。
逆にいえば、ただ親の言う通り「真面目に」していただけで仕事に就けるとは限らない。遊びが仕事になりうる現代では、何かに没頭することこそ「真面目に働く」ための最善策なのかもしれない。
ホリエモンが遊びと仕事の接続方法を語った「堀江貴文のQ&A vol.570〜遊びを仕事に!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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