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ビジネスの知識を深めようとビジネス誌やビジネス本に手をつけたはいいものの、難しすぎて思考停止状態。そんな人には、比較的に読むハードルの低いビジネス小説から手をつけることを勧める。
「ビジネス小説」は、自分とはかけ離れている職種の裏話が分かりやすく、かつ面白く描かれているので、難しいビジネス用語や内容をすんなり落とし込んで理解を深められるのだ。
今回は、社会人には是非とも読んでいただきたいビジネス小説をご紹介しようと思う。永久保存版として使っていただければ幸いだ。
おすすめビジネス小説①『華麗なる一族』
出典: Amazon.co.jp 最初におすすめするビジネス小説は、木村拓哉主演のドラマとしても話題を読んだ山崎豊子の『華麗なる一族』。
銀行の財閥や銀行の権力構造を鋭くついた不朽の名作と言える。上・中・下と巻数が多いので相当な気合いを持たないと読めないと感じるかもしれないが、一度見たら『華麗なる一族』の奥深さにどっぷりはまってしまうので心配ご無用。
本のあらすじ
おすすめビジネス小説②『オレたちバブル入行組』
出典: Amazon.co.jp 次にご紹介するビジネス小説は、今や超売れっ子作家の池井戸潤氏の作品『オレたちバブル入行組』。「やられたら倍返しだ!」のフレーズで話題となったドラマ『半沢直樹』シリーズの第1作であることでも有名だ。
池井戸潤氏自身、三菱銀行に勤務していた経歴の持ち主であり、当時の経験や知識を存分に小説の中に組み込んでいる。この小説以外の作品も、銀行を題材にした小説が多いので、銀行ビジネスの裏側が知りたい人には併せて読むことを勧める。
本のあらすじ
おすすめビジネス小説③『海賊と呼ばれた男』
出典: Amazon.co.jp 次にご紹介するビジネス本は、本屋大賞1位にも輝いた『海賊と呼ばれた男』。一時どこの書店の店頭にも並べられていたほど、人気を博した作品ではあるが、実は読んだことがないという人も多い。
あらすじにもある通り、これは出光興産の創業者・出光佐三をモデルとしたノンフィクション小説だ。作者の百田尚樹氏が、モデルとなった一人の男の生き様に惚れ込んで執筆した思入れがあるそうで、文章から直に伝わる破壊力は凄まじい。
本のあらすじ
おすすめビジネス小説④『トップ・レフト―ウォール街の鷲を撃て』
出典: Amazon.co.jp 次にご紹介するビジネス小説は、知る人ぞ知る名作『トップ・レフト―ウォール街の鷲を撃て』。
「邦銀VS.米国投資銀行」をテーマにした想像を絶するスケールの壮大さに、手を震わせながら読むこと必至である。また著者は、海外で大学院を卒業し、ロンドン銀行で努めた異例の経歴を持っているため、本著の中では普段知れないような国内外でのビジネスシーンを勉強できる。
本のあらすじ
おすすめビジネス小説⑤『ハゲタカ』
出典: Amazon.co.jp 次にご紹介したいビジネス小説は、映画・ドラマで大人気『ハゲタカ』シリーズである。
周囲からのどんな妨害や反発にも屈しない主人公・鷲津政彦のハードボイルドな生き方に、同じ男性も惚れ込むこと間違いない。続編に『レッドゾーン』や『グリード』があるので、一度読んでみて夢中になってしまったという人は、併せて読み進めてみてほしい。
本のあらすじ
おすすめのビジネス小説⑥ 『虚像の政商』
出典: Amazon.co.jp 最後にご紹介したいビジネス小説は、ビジネス小説の大定番『虚像の政商』である。
作者の高杉良氏はビジネス小説の大御所と言っても過言ではないほど、多くの著名人から支持を得ている。ジャーナリストの田原総一朗氏も高杉良一氏の大ファンであり、日産自動車の会長をモデルとしたビジネス小説『覇権への疾走』を絶賛していた。年配層に人気があるので、読んでおくと上司や社長に「勉強家」と感心されるかもしれない。
本のあらすじ
ここでご紹介したビジネス小説は、どれも楽しみながらビジネスの教養を深められるので、難しい経済誌を読めない人にほど手に取っていただきたい。読んでみたら次はあなたが誰かにおすすめする番だ。
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