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ボーナス支給額は「基本給」で決まる! 基本給を上げてボーナスも多くする方法 

Tobayashi

2015/11/06(最終更新日:2015/11/06)


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by maveric2003
 最近では支払われない企業も多くなってしまったが、ボーナスはいつになってもうれしいものだ。ボーナスで旅行したり、少し高いものを買ったりと、普段よりも贅沢に使えるのがいいところである。しかし、このボーナスの額の決まり方をご存知だろうか。実はよく知らない人も多いのではないだろうか。今回はそんなボーナスに関する話をしていく。

 ボーナスとは、月ごとなどに支払われる給料とは別に支払われる給料のことだ。基本的に夏と冬の2回支払われるが、企業によっては年に1回だけ、もしくは複数回支払われる場合もある。最近ではそもそもボーナスの支払われない場合も多くなっている。ボーナスの額の決まり方だが、これは基本給をもとに計算するケースと業績に応じて上下するケースがある。

 基本給をもとにするボーナスでは、「基本給×何か月」という形で計算されることがほとんどだ。しかし、現在の変動の激しい経済に対応するために、目標達成や業歴連動型でボーナスを支給する企業も増えているようだ。会社の経営状況によってボーナスの額は左右されやすくなっている。

 このようにボーナスと一口に言っても、形態、金額は企業によって千差万別になってきている。

基本給の決まり方

 一番オーソドックスなボーナスの金額の決定方法が基本給をベースにしたものなのだが、では、この基本給自体はどのように決まっているのだろうか。

  一般的に基本給は、企業の就業規則によって細かく機械的に決められている。ここで加味されるのは年齢や勤続年数、資格、能力、家族構成、実績などだ。これらを機械的に分類し、その基本給を決めている。

 基本給は、どんなに業績が悪くても支払われる賃金であり、生活の基本となるものだ。この金額をベースにして、住宅ローンなどを組むなどといった将来設計をしていくことになる。なので、会社は基本的に一度決められた基本給を下げるということはしない。ローンなどが支払えなくなってしまう恐れがあるからだ。このように生活や人生設計の基本になっているのが基本給というわけだ。

基本給を上げるには?

 基本給のことは理解できただろう。では次は、ボーナスの基準である基本給をどのように上げていけばいいのかを紹介していく。
 
 最近は、年功序列で勤続し続けていれば自動で賃金が上がっていくような時代ではなくなってきた。業績のみで給料が上がるといった極端な状況ではないが、それでもやはり成果を上げていければ、その分給料も上がりやすくなっているのは事実だろう。

 企業によって昇給の方法は変わってきているが、上がりやすい企業でいえば、ベンチャー系の企業は実力次第で昇給しやすい傾向にある。しかし、多くの企業にとって基本給は退職金のベースになるものなので、上げにくいのも事実。そんな状況で昇給するにはどうしたらよいのだろうか。

 基本給を上げるのは、何も難しいことはない。仕事をしっかりとこなすこと、できる仕事を増やすこと、自分の能力をあげること、コミュニケーション能力をあげることなど、本当に当たり前と思われることをきちんとこなすようにしよう。昇給するにはそれ相応の価値を自分が持たなければならない。

 それは仕事のスキルかもしれないし、営業であればコミュニケーション能力かもしれない。自分に給料を上げてもらえるだけの価値を身につけることが、一番の昇給への近道といえるだろう。いきなり昇給することは難しいかもしれないが、時間をかけて能力を高めていけば、それだけ仕事の幅も広がり、評価してもらえるだろう。


 ボーナスと基本給の話だったが、いかがだっただろうか。自分を磨いて基本給もボーナスも満足のいく額がもらえるとよい。

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