ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.567〜保険とギャンブルは一緒!?〜」では、ちょっと怖いイメージもあるギャンブルが意外な形で身近になる可能性をホリエモンが示唆した。
今回取り上げた質問は、「先日クラウドセールが始まったAugurの記事を読んで、予測市場の面白さを実感しました。あらゆることが予測できるようになり、P2Pの商品は今後ギャンブルというよりも一種の保険という枠組みで作られるのではないでしょうか。
プラットフォームを作り、走行距離と走行場所と事故率等の数値により自動で掛け金と保険金が変化する自動車保険など面白そうですが、いかがでしょうか?」という質問。
ホリエモン「ギャンブルも保険も一緒!」
ホリエモンは、「初めての保険は、ロイズの元になったカフェで、香辛料貿易のためにアジアに行った船が帰ってくるかどうかを賭けたことから始まったと言われているからね」と回答。
質問者がいうAugurは、ビットコインに近い仕組みを採用した、世界で起きるあらゆる事象の胴元になれるサービス。こうしたサービスの登場もあって、今回のゲストでLiNK-UP株式会社などの創業者 小田吉男氏は、今後ますます全世界でギャンブルが拡大していくと予想。
そもそも人間は、本能からギャンブルや賭け事が好きな生き物だ。ネットによって既存の制約が無効化され本来の欲求に素直なサービスが登場するなら、ギャンブルも見直されることになるのかもしれない。
そして、ギャンブルという枠組みで把握可能な既存サービスの1つが保険だ。将来の事象(=病気、事故)に対してお金をベッドし、それが起これば多額の金銭を獲得、起きなければ掛け金を失う保険は、まさにギャンブルと全く同じ原理で成り立っている。
病気や事故の発生確率が逐一分かるようになれば、質問者のいう通り保険もAugurのようなプラットフォームで運営可能になるかもしれない。
ホリエモン「日本でギャンブルは禁止されているけど、可能性は十分あるはずだよ!」
とはいえ、保険がギャンブル化する未来がすぐに訪れるわけではないとホリエモンは考える。なぜなら、日本は刑法でギャンブルを禁じているからだ。
しかし、巷を見ても分かるようにすべてのギャンブルが禁じられているわけではない。競馬や競艇は、公益ギャンブルとして特別に認可を受けているのだ。
「例えば、地方競馬は震災復興というようにそれぞれ建前があるんだよね」とホリエモンがいうように、様々な理由や建前からこれまでも例外措置は複数あった。
現在、日本で認可されている賭博行為は競馬、競艇、競輪、オートレースの四大公営ギャンブルと宝くじやtotoなどだが、いつ例外が増えるかは分からない。ホリエモンも、「可能性は十分にあるはずだよ」と締めくくった。
カジノ法案が争点になっていることからも、ギャンブルに注目が集まっているのは一目瞭然。今後は、あっと驚く形でギャンブルが生活の一部になるのかも!?
ホリエモンがギャンブルの今後を語った「堀江貴文のQ&A vol.567〜保険とギャンブルは一緒!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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