紙の本に取って代わろうとしている電子書籍。漫画や小説をスマホやタブレット上で読んでいる方も多いと思うが、電子書籍を読むならやはり「電子書籍リーダー」がおすすめだ。
しかし、電子書籍リーダーを所有していない方から見れば、どこに電子書籍リーダーのメリット・デメリットがあるのか、おそらく分かりにくいことだろう。電書書籍を読むだけでなく、インターネットや音楽も聴けるタブレットの方が便利な様に見えるかもしれない。
というわけで、今回は電子書籍に特化した電子書籍リーダーのメリット・デメリットやおすすめの電子書籍リーダーを紹介していく。
電子書籍リーダーを使うメリット・デメリットとは?
by Richard Unten 「電子書籍には電子書籍リーダーがおすすめ!」と言われるだけでは、なぜ電子書籍リーダーを使うことがいいのか分からない。ここでは、電子書籍リーダーを使うメリットやデメリットを解説していく。
電子書籍リーダーのメリット
電子書籍リーダーを使うことのメリットとして一番大きいのは、スマホやタブレットより目が疲れにくいということだ。
筆者も「省スペース」を計るべく、スマホやタブレットで小説から雑誌まで読もうと試してみた。スマホやタブレットで読むと、画面が鮮明なので細かい文字もはっきりと読むことができる。しかし、いかんせん目が疲れるのだ。気分転換で小説などを読んでいても、反対に疲れが溜まって、何のために小説を読んだのか分からなくなっていた。
それに対して、電子書籍リーダーは紙の書籍と同じように反射光を使って画面を写しているので、スマホやタブレットに比べると遥かに疲れは少ない。長時間読んでいても紙の書籍を読んでいる感覚なので、電子書籍リーダーは目に疲れを感じさせない。
電子書籍リーダーのデメリット
反対に、電子書籍リーダーのデメリットとは何か。それは雑誌が読めないこと。電子書籍リーダーは白黒表示しか対応してないので、カラーページがほとんどの雑誌は読めない。
他にも、タブレットより画質が良くないという点も挙げられるが、小説と漫画を読む場合において特に気になる点ではない。意外と電子書籍リーダーのデメリットは少ないので、スマホやタブレットよりも電子書籍リーダーをおすすめする。
どの電子書籍リーダーを選べば良いのか
by ceslava.com 電子書籍リーダーのメリット・デメリットを解説したが、電子書籍リーダーもAmazon(アマゾン)のKindle(キンドル)を始め数々存在する。ここでは、その中でもどの電子書籍リーダーがおすすめなのかを紹介していく。
電子書籍リーダーの先駆者:Amazon(アマゾン)Kindle Paperwhite
出典: Amazon.co.jp 電子書籍リーダーといえば、Amazon(アマゾン)のKindle(キンドル)無しでは語れない。2007年にKindleシリーズを発売して以来、約10年間に渡って電子書籍リーダーでは不動の人気を誇っている。
そのKindleシリーズの中でもおすすめの電子書籍リーダーは、Paperwhite。この電子書籍リーダーの最新ver.は、Kindle史上最高の解像度を実現。タブレットと変わらない画質で電子書籍を楽しめる。世界で一番売れている電子書籍リーダーだけあって、その性能は一級品。
国内ではKindleに次ぐ人気:Rakuten(楽天)kobo(コーボー)glo HD
出典:gl.kobobooks.com 国内で電子書籍リーダーの2番手を行くのが、ご存知、楽天のkobo(コーボー)シリーズ。そのkoboシリーズからおすすめする電子書籍リーダーが、glo HDだ。
HDの名を冠する電子書籍リーダーなので、その解像度はKidnleのPaperwhiteにも負けない。何よりこの電子書籍リーダーの特徴は、独特の機能が多いことが大きな特徴だ。英和辞典が内蔵しているので、洋書を読んでいて分からない単語に遭遇したらすぐに検索できる。また、記事ストックアプリの「Pocket(ポケット)」とも連携し、Webで気になった記事をこの電子書籍リーダー内に保存できる。タブレットのような便利な機能も備えた、おすすめの電子書籍リーダーだ。
本屋さんが選んだ電子書籍リーダー:BookLive!(ブックライブ)Lideo(リディオ
出典: Amazon.co.jp BookLive!(ブックライブ)という名前を聞いたことのある方は少ないかもしれない。BookLive!は印刷会社の凸版印刷が運営するオンライン書店だ。そのラインナップは約95,000冊と国内最大級。
Lideo(リディオ)は、そのBookLive!が発売しているおすすめの電子書籍リーダーだ。この電子書籍リーダーは「箱から出してすぐ使える」ことを売りにしており、内蔵しているWiMAX(ワイマックス)をタダで使用できる。電子書籍リーダー本体にボタンが付いているのも他にはない特徴で、簡単な操作性は子どもや高齢の方にもおすすめだ。
あの有名メーカーの電子書籍リーダー:SONY(ソニー)PRS-T3S
あのSONY(ソニー)もPRS-T3Sという電子書籍リーダーを出している。意外だと思うかもしれないが、そのクオリティはさすがSONYといったところ。
この電子書籍リーダーの最も注目すべき特徴は、160gという本体の軽さだろう。160gという軽さは、他の電子書籍リーダーにも真似できない。大きさもそれほど大きくないので、ズボンのポケットに入れて持ち運ぶこともできる。この電子書籍リーダーのおすすめポインとであるコンパクトさは、思わず持って出かけたくなるだろう。
おそらく電子書籍リーダーを使って小説や漫画を読んでいる方は、それほど多くはないだろう。確かにスマホやタブレットで読むほうが、端末を増やさずに済む。しかし、スマホやタブレットは「読む」ことに特化していないので、いつか「読む」ことを苦痛に感じさせてしまうだろう。
電子書籍リーダーは「読む」ことを苦痛と感じさせずに、没頭させてくれる。スマホやタブレットで小説や漫画を読んでいた方、これからは電子書籍リーダーを使って快適に読書を楽しもう。
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