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これからは個人飲食店の時代!? ホリエモンがチェーン店衰退の理由を語る!

野口直希

2015/11/10(最終更新日:2015/11/10)


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 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.563〜チェーン店は厳しい!?〜」では、ホリエモンが「これからチェーン店は厳しくなる!」と飲食業界の動向をズバリ予測した。

 今回取り上げた質問は、「中洲でカウンター8席のみの一人もつ鍋店を経営し­ています。最初からちゃんぽん麺が入った鍋が1000円以下で食べられるということで、好評­をいただいています。クチコミで評判が広がり、食事どきはほぼフル回転ですが、やはり­席数の限界から売上が頭打ちです。

 経営者として次の一手を考えた場合、福岡で2号店出­店、他の地方都市に出店、フランチャイズ化などの方法が考えられると思いますが、アドバイスをいただけないでしょうか?」という質問。

食べログのおかげで、個人経営店にチャンス到来!?

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 ホリエモンは、「福岡の中洲は全国でも有数の飲食店激戦区なので、そこである程度うまくいっているということはどこでもうまくいくかもしれないけど、フランチャイズはこの時代ではおすすめしない。チェーン店よりも食べログで3.5以上取るような個人経営店の方がなんとなく美味しい気がするからね。

 土地の名物を盛りこみながらも、基本は同じフォーマットのままで福岡県の郊外や田舎のエリアでもつ鍋屋をやってみてはどうかな。この辺りはもつ鍋を食べる文化が定着しているからね。ちょっと田舎に行くと驚くほど飲食店のレベルが下がるので、食べログでも点を取りやすくなるよ」と回答。
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 最近は、個人経営店の評価がかなり上がってきていると考えるホリエモン。食べログで良い店の情報が簡単に広がるようになったので、PRが弱い店でも実力だけでヒットできるからだ。

 質問者のもつ鍋屋は、8席という狭さながらもかなり好評。ならば、そのまま福岡の田舎に出店するのが得策だとホリエモンはいう。

 ビジネスモデルが確立されているなら、田舎でも8席なら十分に満員になるはずだ。また、田舎にはレベルの高い飲食店が少ないので、一度話題になれば人気を独占できるかもしれない。

ホリエモン「チェーン店はこれからヤバくなるよね」

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 個人経営店が有利になってきたということは、裏を返せばこれからはチェーン店が苦戦を強いられるということ。今回のゲストでLiNK-UP株式会社などの創業者 小田吉男氏は、「昔なら、安心できるということでチェーン店が使われていたんだけど、そうでもなくなってきたんだよね」と話す。

 チェーン店のメリットはなんといっても、全国一律で同じクオリティを保っていること。知らない土地で何を食べるか分からないときは、とりあえずチェーン店に入れば大外れを引くことはない。
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 だが、ちょっとスマホで調べれば誰でもすぐに良店を見つけることができるため、チェーン店のメリットはかなり薄くなっている。むしろ人件費や厳しい営業規則に縛られるため、純粋なクオリティで勝負したら個人経営店には敵わないことの方が多いのだ。

 ホリエモンが「味が均一でぼったくられることもないけど、それくらいしかないよね」と言うように、チェーン店はこれからの時代に効果的な強みを持っていない。新たな価値を創出できなければ、チェーン店の未来はジリ貧でしかなさそうだ。

 ホリエモンが飲食店の現在を語った「堀江貴文のQ&A vol.563〜チェーン店は厳しい!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!



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