ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.553〜トレンドはiPhoneが作る!?〜」では、ホリエモンが普段はあまり意識されない画像や動画の形状についての知識を語っている。
今回取り上げた質問は、「『C CHANNEL』の森川さんは、縦撮りの動画の時代が来ると言っていますが、画像にも縦撮りが主流の時代は来ると思いますか? そうなると、HPやアプリデザインも縦を意識したものになると思いますが……。
とはいえ、自分は小さなスマホの画面で縦画像は一覧性に乏しいので流行らないとも思います。ECサイト内の画像、デザインを悩んでいるのでアドバイス頂けると幸いです」という質問。
ホリエモン「最近は縦長の動画サービスが増えてきたよね」
ホリエモンは、「主流になるかは分からないけど、独自性を出すうえでは面白いかも。とはいえ、iPhoneの画面サイズが変わったらトレンドはガラッと変わるからなあ……」と回答。
これまでは横長がメインだった画像・動画だが、最近は縦長のものが増え始めている。一番身近な例は、自撮り画像だろう。
他にも、Twitte社が開始した動画サービス「Periscope」やサイバーエージェントのグループ会社が提供する「宅スタ」なども縦長だ。自撮りと同じような感覚で、手元のスマホで気軽に自分のストリーミング動画を配信できる。
これらのサービスが縦長という形状を選択したのは、私たちが普段スマホを縦に持っているからだろう。スマホで撮影しながら配信するストリーミングサービスでは、スマホをしっかり持っていなければならないのだ。
また、縦長の画像・動画は閲覧者にとってもありがたい。縦長の画面で使用するスマホでは、そちらの方が画像を大きく表示できるからだ。
iPhoneの変化ひとつで、トレンドは簡単に変わる!?
今回のゲストで個性派アイスを紹介するYouTuber アイスマン福留は、「(縦長のサービスが増えているから、)テレビも回転して縦長になるのかな?」と素朴な感想。これにはホリエモンも冷たい反応をし、アイスマンだけにちょっと寒い一言になってしまった。
というのも、ホリエモンの考えではいまは縦長画像自体が流行り始めているわけではない。スマホの仕様が縦向きだから、それを使った画像も縦長になっているだけなのだ。
裏を返せば、スマホのデザインが変われば画像のトレンドも変わるということ。例えば、iPhoneが横長になれば自撮りの標準も横長になるかもしれないのだ。
そして、ホリエモンはいままでの観察から、「画面のサイズなんてすぐに変わってしまう」と話す。
例えば、スマホと同じ携帯用デバイスである携帯ゲーム機は、現在に至るまで何度もデザインを変えている。そして、ゲーム機はスマホとちがって横長ディスプレイだ。
とはいえ、横長の画像・動画もこれまでメインだったテレビやPCが横長ディスプレイだったのが大きな原因だ。スマホがこのまま縦向きだったら、ますます縦長画像が普及する可能性もある。
画面や動画の形状は、デバイスの進化と大きくかかわっている。画像のサイズというちょっとした視点からも、メディアの変遷をたどることができるのだ。
ホリエモンが画像の形状について語った「堀江貴文のQ&A vol.553〜トレンドはiPhoneが作る!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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