ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.551〜ニュースキュレーションアプリはどれが良い!?〜」では、ホリエモンがオススメのニュースアプリを紹介している。
今回取り上げた質問は、「ニュースキュレーションアプリにおいて、スマートニュース、LINE NEWS、グノシーは比較的似通っているように感じるのですが、堀江さんはそれぞれの違いや優劣をどのようにお考えですか?」という質問。
ホリエモン「LINE NEWSの手動要約が便利!」
ホリエモンは、「うーん、グノシーは自分に合ったニュースをレコメンドする『マイニュース』という機能があるね。LINE NEWSは、複数のニュースソースを自前の編集チームで手動要約している。
スマートニュースは『スマートモード』という、ニュースソースにアクセスしないで閲覧できる機能がある。これは他社も追随しているけど。あと、Twitterでフォローしている人がつぶやいたニュースをまとめるタブも便利だね。グノシーは最近、マンガの配信も始めた。使い勝手は結構違うよ」と回答。
近年、需要の高さから熾烈な競争を繰り広げるニュースアプリ。レコメンドに力を入れ、マンガも配信するグノシー、見やすいデザインとオフラインでも記事が読めるスマートニュース、手軽に読めるLINE NEWSと、それぞれ特色も異なる。
他にも、経済ニュースに特化し、著名人のコメントが楽しめるNewsPicksやファッションやエンタメに強いAntennaなど、多くのアプリが記事を配信している。
その中でホリエモンが一押しなのは、要約が分かりやすいLINE NEWSだ。LINE NEWSでは、記事の見出しをクリックすると3行程度の要約が読める。
この要約は、多数のメディア記事を参考にスタッフが手動で作成している。要約が載っているアプリは他にもあるが、多くは機械での自動要約のためイマイチ何のニュースか分かりづらいのだ。
このため、事件や事実関係などの情報をサッと知りたいときにはLINE NEWSが使いやすい。通勤途中のちょっとした時間で今朝のニュースを一通り把握したい人に便利そうだ。
ホリエモン「キュレーションアプリに取り上げられないと、PVは稼げないよね」
そんな中、ホリエモンは「確実に言えるのは、ネットでPVを稼ぎたいのならキュレーションアプリには絶対取り上げられなきゃ」と強く主張。
スマホが普及した現在、ネット検索で情報を収集する人の数は激減した。ほとんどの人はブラウザを開かず、キュレーションアプリからのみネット記事を見ているのだ。
今回のゲストで個性派アイスの紹介で人気を集めるYouTuber アイスマン福留がイベント告知をする際も、「ただ情報発信するだけじゃなかなか見てもらえない」と話す。
イベント情報がGIGAZINEなどの情報サイトに取り上げられ、そのページがキュレーションアプリに取り上げられることで初めて情報が拡散するのだ。
Web記事作成者にとってSEO対策やSNSでの拡散施策が重要なのはもちろんだが、最近ではキュレーションアプリからの流入がかなりの割合を占めている。これらのアプリに取り上げられることでの瞬発的なPV増加を意味する「スマニュー砲」「グノシー砲」という言葉があるくらいだ。
PCがメインだった一昔前と現在では、ネットサーフィンの在り方は大きく違う。スマホアプリに求められるのは、手軽でスムーズな情報収集だ。
個性豊かなニュースキュレーションアプリだが、その中でも要約が分かりやすいLINE NEWSはスマホ時代の情報収集にマッチしているといえそうだ。
ホリエモンがニュースアプリの現在を語った「堀江貴文のQ&A vol.551〜ニュースキュレーションアプリはどれが良い!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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