「ノーム・コア」なんて言葉が生まれる時代。究極の普通、シンプルが一番。そんなことが叫ばれる今だからこそ、とっておきのシャツを一枚、自分のために用意しよう。
人は見た目じゃない、なんて言い訳はもう終わり。外見は中身の一番外側なのだ。シャツのような普段使いのメンズアイテムから、あなたらしさを演出して。
自分へのこだわりをもって日々を過ごせるメンズシャツを5枚、あなたのためにピックアップした。
あなたに勧めたい、5つのメンズシャツ
#1 AULAREE:Superfine Broad Cloth Shirts
出典:www.eureka-jp.com 上質な素材を洗練されたデザインに落とし込み、ワンランク上のシルエットを提供してくれるブランド、AULAREE<オーラリー>。
メンズシャツに限らずすべてのクローズが、長い年月をかけて研究され尽くしたかのような、溢れる上品さを兼ね備えている。このブランドは、なんと2015年春夏にスタートしたばかり。新進気鋭、まさに今年注目のブランドなのである。
というコンセプトを、デザイナーの岩井氏は心がけているそう。外見が良いだけでなく、シャツを着るすべての人々自身も心地よくなる、そういった上質な一枚を提供しているブランドAULAREE。
そんなAULAREEが提供しているメンズシャツ、“Superfine Broad Cloth Shirts”。一枚手に取ってみてはいかがなものか。
#2 Itty Bitty:先染めタイプライターシャツ
そんなコンセプトを元に創設されたブランド、ITTY BITTY<イッティビッティ>。このブランドの注目すべき点は、その色遣いにある。
ディレクターの大島氏は、この先5、6年の時代に沿ったアイテムを作りたいと考えているそうだ。その年その年の流行に消費されない、タイムレスなアイテムを。だからこそ、メンズシャツを含むすべてのアイテムに奥深い色を用いている。
たった一枚の、やっと選んだとっておきのシャツ。流行りに流されてわずか2、3年で着られなくなっては本当にもったいない。長年付き合えるシャツに出会える、そんなブランドがここにある。
ITTY BITTYが世に送り出す至極のメンズシャツ、それが“先染めタイプライターシャツ”だ。とっておきのシャツ探し、必見の一枚である。
#3 YAECA:COMFORT SHIRT STANDARD FIT
女性が選ぶ、カレシに着てほしいブランドの筆頭に、いつもその名が挙がるYAECA<ヤエカ>。高品質ながら、嫌味なく自然に着られるYAECAのシャツは、あなたの着こなしを洗練してくれる。
YAECAとは、日本語で八重日。日々を重ねて着続けてほしいとの思いからその名がつき、2002年にスタートした、こちらも若手のブランドである。ご存じだとは思うが、YAECAはレディースも扱うユニセックスなブランドだ。メンズだけのブランドではないがゆえに、ジェンダーレスに着こなせるアイテムが豊富なのも魅力の一つ。
少しばかりファッションにこだわりのある人なら、もはや誰もが知っているブランドのYAECA。そんなYAECAからメンズへおすすめするシャツは、“COMFORT SHIRT STANDARD FIT”。
“COMFORT”、つまり快適さは、YAECAがブランド全体に反映させている重要なコンセプトだ。
とっておきの一枚、その有用さは日常にこそいきるものかもしれない。
#4 ABAHOUSE LASTWORD:ジオメトリックプリント
出典:zozo.jp 「エレガントなフレンチ」をキーワードに、今季は流行に乗せてミリタリーアイテムを多数展開しているブランド、ABAHOUSE<アバハウス>。立ち上げ時こそメンズブランド一本だったようだが、現在はレディースファッションやインテリアのプロデュースも行う、多角的なブランドにまで成長した。
ブランド内に複数のレーベルを展開しているABAHOUSE。今回は、自身のブランド商品に加え国内外からアイテムをセレクトし、販売しているメンズレーベル:ABAHOUSE LASTWORDより、4枚目のシャツをピックアップ。
細かい幾何学柄がプリントされているこちらのシャツは、生地にANDREZZA&GASTELLIを使用。ややグレーがかっているホワイトシャツは、色の奥深さから、ただのホワイトシャツよりも各段にコーディネートをグレートアップしてくれる。
とっておきのシャツでコーディネートを格上げしたいあなたに、ぜひおすすめしたいシャツである。
#5 URU:15SUS05 B
ここまで紹介してきた4つのメンズシャツは、主にその良質さに重きを置いたものだった。次に紹介したいメンズシャツは打って変わって、デザイン性に重点を置いたものだ。
もちろんデザインが良いから質が落ちるなど、そんなお粗末なシャツではない。長年、様々なブランドでパタンナーを務めてきた漆山氏渾身のブランド、URU<ウル>から紹介するのは、”15SUS05 B”。
そんなURUが提唱する、理詰めによるもの作り。それを具現化したシャツこそ、
”15SUS05 B”なのである。
と賞されるような一枚に仕上がっている。着こなしを研究したくなるような、あなたの好奇心をくすぐるシャツは、いかがだろうか。
以上、提供元のブランドとともに、5枚のメンズシャツを紹介した。どのブランドも、「よりよい一枚」のために惜しみない努力をしてきた、ファッション界屈指のブランドたちである。
こだわりのシャツ、とっておきのシャツ。そういった、これから人生を共にしたいシャツを一枚持っておくことが、あなたの人生を豊かにする一つの秘訣かもしれない。
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