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スマホで味のある写真を撮るための「スマホレンズ」。デジカメにも負けない写真を。

飯塚勇人

2015/10/21(最終更新日:2015/10/21)


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スマホで味のある写真を撮るための「スマホレンズ」。デジカメにも負けない写真を。 1番目の画像
by vernieman

 今や写真撮影の主役となったスマホ。スマホのカメラは年々進化しており、画素数だけで見れば、一部の一眼レフカメラにも勝っている。手軽に、そしてすぐに取り出せるので、スマホがデジカメや一眼レフカメラを差し置いて写真撮影の主役に躍り出るのは、必然と言えるかもしれない。

 しかし、どれだけスマホのカメラ機能が進化したと言っても限界はある。一眼レフカメラのような味のある写真を、スマホから生み出せすことはなかなか難しい。しかし、スマホにある物を足すことで、一眼レフカメラのような写真を撮ることができる。

 では、スマホで味のある写真を撮るためにはどうすればいいのか。答えは、スマホ用のカメラレンズだ。スマホに接続できるレンズがあれば、背景がぼけた写真などを圧倒的に撮りやすくなる。今回は、そんなスマホに使えるカメラレンズを紹介していこう。

コスパはダントツにいいレンズ:VicTsing  3 in 1クリップオン

スマホで味のある写真を撮るための「スマホレンズ」。デジカメにも負けない写真を。 2番目の画像
出典: Amazon.co.jp
 スマホに使えるコスパの高いカメラレンズは、VicTsing(ヴィクトシング)の3 in 1クリップオン。クリップ型のスマホレンズだが、このスマホレンズのコスパが高い理由は、3種類のレンズが付いてくることだ。

 付いてくるレンズは、180°魚眼レンズ、ワイドズームレンズ、マクロレンズの3種類。この3つのスマホレンズが付いてきて、1,500円弱と非常にお手頃。マクロレンズで本格的な写真が撮れ、魚眼レンズで遊び心のある写真も撮れる。1つ3役のコスパの高いスマホレンズだ。

挟むだけで8倍の望遠:メディアカバーマーケット クリップ式8倍望遠レンズ

スマホで味のある写真を撮るための「スマホレンズ」。デジカメにも負けない写真を。 3番目の画像
出典: Amazon.co.jp
 スマホのカメラの難点は、ズームして写真を撮ると撮った写真が粗くなってしまうこと。それを簡単に解決してくれるスマホレンズが、メディアカバーマーケットのクリップ式8倍望遠レンズだ。

 スマホのカメラ部分にこのスマホレンズを挟むだけというシンプルな方法で装着できる。8倍の光学ズームがあれば、デジカメのような画質で遠くのものも撮ることが可能。このスマホ用レンズをつければ、また新たな景色が見えてくることだろう。

4つのレンズが1つに収まっている:Qlix  olloclip 4-in-1

スマホで味のある写真を撮るための「スマホレンズ」。デジカメにも負けない写真を。 4番目の画像
出典:thegadgetflow.com
 2010年に創業し、トイカメラやスマホ向けのカメラレンズを製造しているQlix(クリックス)。今回、Qlixから紹介するスマホレンズは、olloclip 4-in-1だ。このスマホレンズの驚くべき点は、コンパクトなボディの中に4種類のレンズが収まっているところ。

 このレンズは変わった形をしており、もともと本体に2つのレンズがついており、そこにさらにレンズをつけることで4つのレンズを収めることに成功している。レンズは、10倍と15倍のマクロレンズ、魚眼レンズ、ワイドレンズの4種類。アクセサリー状になるので、スマホにつけて持ち運ぶこともできる。

スマホが一眼レフカメラに変身:SONY(ソニー) レンズスタイルカメラ DSC-QX10

スマホで味のある写真を撮るための「スマホレンズ」。デジカメにも負けない写真を。 5番目の画像
出典: Amazon.co.jp
 まるで一眼レフカメラのレンズだけを持ってきたかのようなスマホレンズ。SONY(ソニー)のレンズスタイルカメラ DSC-QX10だ。このスマホレンズは、一眼カメラのような写真を撮ることのできる数少ないスマホレンズだ。
 
 このスマホレンズは、本体のカメラ部分につけるタイプのレンズではなく、ボディにはめるタイプのもの。有効画素数は1,820万画素と、デジカメや一部の一眼レフカメラとほぼ同じ画素数。光学10倍ズームとスマホレンズには、十分すぎる程のズームが可能だ。一眼レフカメラと変わらない性能を擁するこのスマホレンズは、1度使う価値があるだろう。


 冒頭で述べたようにスマホのカメラだけでは、味のある写真を残すことは至難の技。今回紹介した4つのスマホレンズは、その至難の技を会得するための一助となることだろう。スマホとスマホレンズを鞄に入れ、秋の哀愁漂う風景を撮影しに行ってみってはどうだろう。
 

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