イヤホン使用者のほとんどが経験する「断線」。しかもイヤホンの断線は、ある日突然に起こる。
今回はイヤホンの寿命「断線」を迎えないために、断線しにくいイヤホンの種類を紹介したい。
決して断線しないというわけではないが、普通のイヤホンよりも格段に断線しにくい3種類のイヤホンをチェックしていこう。
断線しにくいイヤホンの種類①:L字型プラグのイヤホン
断線しにくいイヤホンの種類の代表格と言ってもいいのが、L字型プラグのイヤホンだ。
そもそも、イヤホンのプラグにはストレート型とL字型の2種類が存在する。
おそらく、ほとんどの人が使っているイヤホンのプラグはストレート型のはずだ。
iPhoneに付属するイヤホンのプラグはストレート型なので、それを思い出していただければ分かりやすいだろう。
イヤホンのストレート型プラグは“根元部分”が曲がりやすく、断線しやすい
ストレート型プラグのイヤホンは縦方向の力に弱く、少しでもコードの根元部分を曲げてしまえば、新品のイヤホンであってもあっさり断線してしまう可能性がある。
それに対し、L字型イヤホンは縦の方向の力に強いので、ストレート型に比べると断線しにくい。
もし断線しにくいイヤホンを探している人は、L字型プラグのイヤホンを選ぶのがおすすめだ。
ストレート型プラグのイヤホンも、断線しにくい“L字型プラグ”に変えられる!
といっても、先ほど書いた通り多くのイヤホンがストレート型のプラグだ。
今使っているストレート型のイヤホンを断線しにくい仕様にアップデートするなら、プラグがL字型になっている延長コードを買うのがおすすめだ。
延長コードは、非常に安い値段で販売されているので、すぐに断線しにくいイヤホンに変身させることができる。
ストレート型プラグのイヤホンを使っていて肩を落としていた人は、ぜひL字型の延長コードなどを探してみてほしい。
断線しにくいイヤホンの種類②:コードが平べったくなっているイヤホン
最初に断線しにくいイヤホンの種類として、プラグの形に注目して紹介した。
今度はプラグの形ではなく、「コードの形」に注目して断線しにくいイヤホンを紹介したい。
断線しにくいイヤホンのコードは「平ら」!
断線しにくいイヤホンのコードの形とは何か?というと「平べったい」コードだ。
多くのイヤホンは触ると分かっていただけると思うが、コードが束ねられて円柱形になっている。円柱形のコードの場合は、根元の部分が曲がりやすい。
それに対し平べったいコードは、根元の部分が曲がりにくくなっているので断線しにくい。
筆者が、おすすめする断線しにくい平らなコードのイヤホンは、SONY(ソニー)のMDR-XB70だ。
数少ない平らなコードのイヤホンなので、ぜひチェックしていただきたい。
断線しにくいイヤホンの種類③:Bluetoothイヤホン
最後に紹介する断線しにくいイヤホンの種類は、断線に対してはほぼ無敵。
断線とはほぼ無関係の「Bluetoothイヤホン」である。Bluetoothイヤホンは、無線なのでそもそも断線ということが起きない。
断線しにくいではなく、断線しない「Bluetoothイヤホン」
Bluetoothイヤホンは、断線しにくいというより断線しないのが最もいいところ。
しかし、Bluetoothイヤホンの短所は、音質があまり良くないイヤホンが多いということだ。
Bluetoothイヤホンで音質がいいものは、なかなか見つけにくい。だが、きちんと探せば音質のいいBluetoothイヤホンにも出会える。
おすすめのBluetoothイヤホンは、JayBird(ジェイバード)のX3だ。
JayBirdは世界的な音響機器メーカー「JBL」が音質面をサポートしているので、好きな音楽を断線の心配をすることなく高音質で聴くことができる。
今回は、断線しにくいイヤホン3種類を紹介した。
冒頭でも述べたように断線は、イヤホン使用者にとって天敵だ。断線しないように丁寧にイヤホンを扱っても、断線することは多々ある。
音楽を聴いてる最中に断線しようものなら、その日は最悪の1日になるかもしれない——イヤホン使用者にとって、イヤホンを断線させずに永く使うのは悲願だろう。
紹介した断線しにくいイヤホンたち全てが、絶対に断線しない訳ではない。しかし、確実に断線の心配を軽減させてくれる。
紹介した断線しにくいイヤホン3種類で、どうか断線を気にせず音楽を楽しんでほしい。少しでも本記事が、断線を嫌うイヤホン使用者の参考になることを願う。
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