おしゃれなビジネスパーソンが秋冬に注目したい「ブラウンスーツ」。
ブラウンスーツ特有の温かみのある色合いは、秋冬シーズンにぴったり。その上、ブラウンスーツはどんな色ともフィットしやすい隠れた有能スーツなのだ。
今回は、そんなブラウンスーツの魅力と着こなし方をご紹介していこう。
ブラウンスーツの魅力とは?
ブラウンスーツの柔らかな色味がもたらす“着回しのしやすさ”
ブラウンスーツと聞くと、「大人らしい(悪く言えば、おっさんくさい)」という感覚を受ける人が多いのではないだろうか。
たしかにグレーやネイビーといった定番スーツよりも、ブラウンスーツは個性的に見えるかもしれない。
しかし、実はネクタイやシャツなどの色との相性の良さは定番スーツよりも優れているのがブラウンスーツなのだ。
ブラウンスーツで個性を纏うという“大人の愉しみ”
ブラウンスーツの最大の魅力は、着回しのしやすさだけではない。
ビジネスパーソンたちの多くは、グレースーツやネイビースーツなどの定番カラーのアイテムを着用している。
そんなグレーやネイビー、ブラックスーツが溢れる中で、「ブラウンスーツ」を着こなしたビジネスパーソンがいたらどうだろう?
きっと、悪目立ちするでもなく、上品に、大人の魅力を纏っているように見えるはず。
ブラウンスーツには、大人に個性を愉しませてくれる魅力があるのだ。
ブラウンスーツの鉄板着こなし術「3ピース」
温かみのあるベストとブラウンスーツで作るシーズナルな表情
ジャケット×ベスト×パンツの3ピース着こなしは、ブラウンスーツにおいては定石。
秋冬のビジネスシーンで活躍してくるベストは温かみを感じさせるので、ブラウンスーツとの相性も抜群。
とくに、英国調のトラッド系ブラウンスーツでの3ピース着こなしは、大人の色気を最大限に引き出す着こなしといえる。
ブラウンスーツを“春夏”で着こなすには?
ブラウンスーツの秋冬イメージの強さは「青シャツ」でオフ!
とはいえ、ブラウンスーツを一概に秋冬用のスーツと決めつけてしまうのは尚早。
着こなし次第で、春夏であってもブラウンスーツを使うことができる。
むしろ、「あえて」夏にブラウンスーツを着こなしてみることで、ワンランク上のおしゃれ夏ビジスタイルを演出できる。
たとえば、ブラウンスーツに青シャツの着こなし。ブラウンという色の大人感と青の爽やかさが鮮やかなコントラストを描く。春夏スーツとしてもこのブラウンスーツが有能なのだ。
ブラウンスーツの着こなしは“ネクタイ”でキメる
ブラウンスーツ×ネクタイで広がるコーデ幅
ブラウンスーツの素晴らしい点は、スーツとしての柔軟性に集約される。
どんな色とも相性の良いブラウンスーツは、自分の好きなネクタイを、シーンに合わせて選ぶことができる。
たとえば、赤のネクタイとブラウンスーツの着こなしは、情熱的でありながら、主張の強すぎない印象を与えている。
こうした着こなし術は、ブラウンスーツだからこそなせる技。大人のビジネスパーソンには、小物を愉しめるスーツが必要なのではないだろうか。
ブラウンスーツ×ブルー系ネクタイで聡明さをアピール
ブルー系のネクタイとの着こなしでは、聡明さと大人の渋さの両方をアピールすることができる。
こういった着こなしの際に注意したいのは、ネクタイの柄や光沢。地味になりすぎないように柄の入ったネクタイをチョイスするのがベター。
光沢感のあるネクタイもブラウンスーツの雰囲気とは合わないので、シックな一本で着こなそう。
おしゃれなブラウンスーツの着こなし方は、ここで紹介した以外にもまだまだたくさんある。
小物次第で無限に広がるコーディネート——それこそがブラウンスーツの最たる魅力なのかもしれない。
表情豊かなブラウンスーツで、今年の秋冬の装いに“大人の愉しみ”をプラスしてみてはいかがだろうか。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう