ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.548〜コミュニケーションスキルを上げる方法!?〜」では、ホリエモンが先の見えない時代を生き抜くために必要な、コミュニケーションスキルの磨き方を語った。
今回取り上げた質問は、「これからの時代、どんなにすごい資格もっていようが、どんなに安定している企業に入社しても将来どうなるか分からないと思います。どんな時代になってもこれさえやっておけば生き残れる、成功できるというものがありましたら教えてください」という質問。
好きなことをやっていれば、コミュニケーションはとれる!
ホリエモンは、「これさえやっとけばいいというのはもちろんないけど、まずは人間関係を常にリフレッシュできるようにコミュニケーションスキルを磨くということですかね……」と回答。
何が起こるか分からない時代に磨くべきスキルとして、ホリエモンはコミュニケーションスキルを提案。とはいえ、これは巷でいわれるコミュニケーションスキルのように、ただノウハウ本を読んで話し方を学ぶことではないようだ。
今回のゲストでLiNK-UP株式会社などの創業者 小田吉男氏は、「その人しか持っていない知識やスキルがあれば、(ビジネスパートナーとしても友人としても)誰かに必要とされるはず」と話す。
例えば、最近小田氏は、ホリエモンの紹介でクイズ王の古川洋平氏と出会ったという。そして、「僕の知り合いにはあんなにクイズができて、いろんな問題を出してくれる人はいないから、すごく仲良くなりたいんだよね」と、古川氏の個性にかなり惹かれたようだ。
このように、他人にない知識やスキルはそれだけで人を惹きつける。自分が知らないことやできないことを持つ人には、誰だって興味を持つはずだ。
コミュニケーションスキルを身に付けるとは、無理に自分から話しかけられるようになることではない。人が話しかけたくなるような人間になることも、立派なコミュニケーションスキルなのだ。
ホリエモン「資格を持ってると、逆に資格に縛られるよね」
ホリエモンも小田氏も共通して、他人にないスキルを身に付けるためにはとにかく好きなことを突き詰めることが大切だと考えている。そして、現代はあらゆる「好き」が人を呼び寄せる時代だ。
ホリエモンは、「20年前なら、クイズ王が商売になるとは思わなかったよね」というように、意外な趣味がビジネスに結びつくことだってある。ニコニコ動画のゲーム実況などもその例だろう。
しかし、何かを突き詰めようとすると日本人がこだわってしまうのが資格取得だ。もちろん資格は、努力を一定の形で示せるものだし努力目標にはなるが、そこにはデメリットもあるとホリエモンは考えている。
「逆に資格があると、資格に縛られちゃうんだよね」と話すように、資格があるとそれを条件にしている仕事を探すなど、資格を活かそうとしてかえって選択肢を狭めてしまうのだ。
資格がなくても、できることはいくらでもある。そのときに頼りになるのが、人とのつながりだ。自分のスキルを必要としてくれる人、気に入ってくれる人を大切にしていれば、自然といろんなことを任せてもらえるようになるはずだ。
一寸先も見えない時代に間違いなく役に立つのはコミュニケーションスキルだが、それは単に会話術を学ぶことではない。趣味を追求して、誰にもできないような強みを持つこと。そうすれば多くの人があなたに興味を持ち、どんどん会話は弾んでいくはずだ。
ホリエモンがコミュニケーションスキルの神髄を語った「堀江貴文のQ&A vol.548〜コミュニケーションスキルを上げる方法!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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