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ホリエモン「ラジオの強みはズバリ、○○だよね」――ネット時代に、ラジオは生き残れるのか!?

野口直希

2015/09/18(最終更新日:2015/09/18)


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 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.542〜強みは◯◯!?〜」では、ホリエモンがラジオというメディアの強みをズバリ語った。

 今回取り上げた質問は、「ラジオが持つ強みは何でしょうか? 影響力や­広告費などで、テレビやネットに圧倒的に差を付けられているラジオですが、いまだに一­定の存在感はある気がします。伊集院光さんの『深夜の馬鹿力』のような高聴取率­番組もありますし、明石家さんまさんなどの大御所も続けています。

 ネットやテレビには­ない強みがあれば教えてください。『オールナイトニッポン』はリアルイベントを開催­していますが、イベントや通販以外でのビジネスチャンスはないのでしょうか?」という質問。

ホリエモン「ラジオの最大のメリットは、ブランド価値!」

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 ホリエモンは、「強みは限られたマスメディアであるというブランド価値と、その割に広告料金が安いこと。つまりは、箔付けに使えることだね。ネット番組に出なくてももラジオ番組なら出るという人もいまだにいる。Radikoのマネタイズにも成功したし、もうこれ以上は難しいかも」と回答。

 「ラジオの最大の価値は、ブランドだよね」と語るホリエモン。長く続くメディアだけあってラジオの信頼度は高く、ネット番組にはつかないスポンサーがラジオにはつく場合もある。

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 タレントとしても、ラジオのブランド価値は馬鹿にできない。今回のゲストでLiNK-UP株式会社などの創業者 小田吉男氏は、「ラジオを直接聞いてもらえなくても、ラジオへの出演をSNSで宣伝する」と話す。

 メディアとしての権威はいまだに高いラジオ。しかし、ホリエモンは「逆に言えばそれくらいかなぁ……」とも。

 長く続いているためおそらく費用対効果が高いであろうラジオショッピングや、JASRACと提携しているため音楽をかけることもできるのも魅力だが、そういった付加価値的な部分にしか強みを感じられないのが、ホリエモンがラジオを先細りだと考える理由のようだ。

ホリエモン「Radikoのマネタイズは上手だよね」

 近年のラジオ業界での大きな動きは、何と言ってもネットでのラジオ視聴サービス「Radiko」。ホリエモンは、Radikoのマネタイズについてはかなり高く評価している。

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 Radikoは放送対象地域のラジオ番組を無料で聞けるサービスだが、2014年から始まった「radiko.jpプレミアム」では、月額350円で対象外地域の番組も聴取できるようになる。

 無料版でも十分楽しめるが、プレミアム登録することでさらに多くのチャンネルを聞けるこの仕組みはかなり好評。プレミアム会員の人数は15万を超えているという。

 Radikoの登場は、これまでラジオに触れてこなかった人にも、作業のお供としてスマホでなんとなくラジオを聴くという選択肢を一般的にしたはず。

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 とはいえ、やはりSNSとの連携ではネットのリアルタイム番組に劣るとホリエモンは考えている。現代にマッチしたラジオ番組は、まだ登場していないと言うべきだろう。

 歴史あるメディアとしてのブランドは強みだが、いまのところ爆発的な伸びを見せる兆しはあまりない。ラジオという伝統あるメディアは、逆転の一手を打てるのだろうか。

 ホリエモンがラジオの現状を語った「堀江貴文のQ&A vol.542〜強みは◯◯!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!



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