ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.541〜チャンスは増えている!?〜」では、ホリエモンがミュージシャンとして成功するために欠かせない「注目される方法」を語った。
今回取り上げた質問は、「現在22歳の大学生ですが、好きなことをやりたいと思い音楽を始めました。始めたばっかりでファンがたくさんいるわけではありませんが、良い音楽を作って、良いライブをして、SNSなども活用し、地道にファン数を拡大していきたいと思っています。堀江さんでしたら、ファン数を増やすためにはどういった方法を取られますか? ぜひ、ご意見を聞かせてください!」という質問。
ホリエモン「昔は路上ライブくらいしか手段がなかった!」
ホリエモンは、「ホリエモンチャンネルのアシスタントをしている寺田有希さんが同じような感じで活動をしているので、彼女の活動を調べて同じようにやるといいよ」と回答。
ホリエモンチャンネルアシスタントでおなじみの寺田氏は舞台やドラマで活躍するタレントだが、ホリエモンとの共演をきっかけにホリエモンチャンネルにレギュラー出演。普段の活動領域外の人にもアピールできる、貴重な場として活用している。
このように「自分を売りたい」人がとれる手段は、いまならSNSやYouTubeなどいろいろある。ホリエモンは「昔は、ミュージシャン志望者なら路上ライブくらいしか手段がなかったよね」と現在の多様性を強調している。
しかし、今回のゲストで過去にはJUDY AND MARYのギタリストを務め、現在は商店街バンドプロジェクトを率いるTAKUYA氏が駆け出しの頃は、機材の性能も低く路上ライブもろくにできなかったそう。ライブハウスやオーディションを通じて表舞台に上がるしかなかったのだ。
現在なら1人でも楽曲を作れるし、それを発表する場もいくらでもある。思いつく範囲でいいから、まずはこうした場で継続的に活動してみるのが第一歩だ。
いまは昔の人が乗り越えられなかった『運』を掴むチャンスがたくさんある!
発表の場は増えているものの、一方でTAKUYA氏は「その分、参加者(音楽を発表する人)が増えているからスターになるのは難しい」と語る。環境も整い参入障壁も低くなっている中で、頭角を現すのはたしかに大変そうだ。
しかし、ホリエモンはこの考えに否定的。「いまは市民革命というか、昔だったら稼げなった人が稼げる時代になってきている」と話す。Vineやツイキャスなどで良い作品を提供にできれば、着実にファンはつくというのがホリエモンの実感だ。
その根拠は、プロアマ問わずきちんと努力をしてきている人の間には、実はそこまで実力差はないと考えているから。実力はあるのにプロにはなれない、その小さいようで大きな壁を乗り越えるための「運」を掴むチャンスがYouTubeやVineなのだ。
プロにも負けないレベルの実力を獲得するのは大前提だが、そこまで到達すれば普通に働きながらネットに作品を投稿しているだけも注目される可能性は十分にある。これまで数多くの実力者が乗り越えられなかった「他人に注目されるチャンス」はどこにでも転がっているのだ。
確実な実力と自分が注目されやそうな場所にコミットすること。これらを継続できれば、いつかは確実に「運」がめぐってくるのかも!?
ホリエモンがミュージシャンの成功について語った「堀江貴文のQ&A vol.541〜チャンスは増えている!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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