by Iain Farrell
コーヒーメーカーは、コーヒー好きにはたまらない優れものだ。豆を買ってきてミルで挽いてお湯の落とし方にもこだわって……なんていうことをやらずに、ほぼ自動で美味しいコーヒーを作ってくれるのがコーヒーメーカーのいいところ。では、コーヒーメーカーを検討している方にお尋ねしたい。どうやってコーヒーメーカーを選んでいるだろうか。
コーヒーメーカーにも沢山のタイプが存在する。ドリップ式、カプセル式、はたまたエスプレッソ専用なんていうのも。コーヒーメーカーを買うって決めたのはいいけど違いがよく分からない……という方もいるだろう。そこで今回は、数あるコーヒーメーカーをタイプ別にそれぞれ解説する。自分の用途にあったコーヒーメーカーを決める材料にしていただけたら幸いだ。
コーヒーメーカーではオーソドックスなタイプ:ドリップタイプ
出典: Amazon.co.jp 最初に紹介するコーヒーメーカーのタイプは、ドリップタイプだ。多くの方は、「ドリップ式」という単語を聞いたことがあるかもしれない。このタイプのコーヒーメーカーは、紙や布でできたフィルターというものにコーヒー豆を入れて、コーヒーメーカーのタンクの中に水を入れれば、あとはボタンを押すだけ。これで自動的にコーヒーを抽出してくれる。
このタイプのコーヒーメーカーの長所は、前述の通り自動でやってくれること、一度に多くの量のコーヒーを作れること、そしてフィルターを自分で変えられることだ。フィルターでも紙、布、金属製等あり、どのタイプのフィルターを使うかによって違う味を楽しむことができる。ただ、コーヒーメーカーのタンクの中とフィルターの中、ポットを一回一回洗わなければならないという短所も。このような手間を気にせず、こだわりを持ちたいという方にはおすすめのタイプのコーヒーメーカーだ。
今話題のコーヒーメーカーのタイプ:カプセルタイプ
出典: Amazon.co.jp このタイプのコーヒーメーカーは、見かけたもしくはオフィスで使っている方もいらっしゃるだろう。次に紹介するコーヒーメーカーは、カプセルタイプのコーヒーメーカーだ。このタイプのコーヒーメーカーは専用のカプセルを装填し、ボタンを押してすぐに出来上がりという何とも簡単、お手軽が売りのコーヒーメーカーである。
このタイプのコーヒーメーカーの長所は、コーヒーだけでなく、カフェオレやラテまでこの1台で作れること。掃除に関しても、コーヒーメーカーの中のタンクを定期的に掃除すれば問題はない。しかし、このタイプのコーヒーメーカーは種類こそ豊富なものの、コーヒー自体を自分好みの味に調節できないという側面があるのだ。手間をかけずに、コーヒーだけでなく色々な味を楽しみたいという方には、このタイプのコーヒーメーカーをおすすめする。
以外と知られていないタイプのコーヒーメーカー:ポッドタイプ
出典: Amazon.co.jp このタイプのコーヒーメーカーを知っている方は、もしかしたら少ないかもしれない。続いて紹介するコーヒーメーカーのタイプは、ポッドタイプだ。適量のコーヒーの粉が入っている「ポッド」をこのコーヒーメーカーにセットし、ボタンを押すだけ。ボタンを押すだけで出来上がるという点は、先ほど紹介したカプセルタイプのコーヒーメーカーに似ている。
カプセルタイプのコーヒーメーカーは1杯だけの抽出というものがほとんどだが、ポッドタイプは一度に多くの量のコーヒーを抽出できるものも多い。味の種類もカプセルタイプのコーヒーメーカーに負けず劣らず豊富。ただ、やはりカプセルタイプのコーヒーメーカーと同じく、コーヒーを好みの味に調節できないのがこのタイプのコーヒーメーカーの難点だ。手軽に多めの量のコーヒーを抽出したい!という方におすすめしたいコーヒーメーカーだ。
贅沢を味わえるコーヒーメーカーのタイプ:エスプレッソ専用タイプ
出典: Amazon.co.jp コーヒーメーカーの中でも高級なものが多いのが、次に紹介するエスプレッソ専用タイプ。これは、その名の通りエスプレッソを作るためだけのコーヒーメーカーだ。お店でしか味わうことが多いエスプレッソが、自宅でも手軽に作れるというので、このタイプのコーヒーメーカーの人気は衰えない。
確かにエスプレッソが手軽に自宅でも作れるのが、このタイプのコーヒーメーカーの長所だが、反対にエスプレッソだけしか作れないという見方もある。どうしても自宅でエスプレッソを味わいたいという方には、ぜひ手に入れていただきたいコーヒーメーカーだ。
コーヒーもエスプレッソもという欲張りな方にはこのタイプ:レギュラーコーヒー・エスプレッソ両用タイプ
出典: Amazon.co.jp 初めてコーヒーメーカーを買うけど、コーヒーもエスプレッソも両方楽しみたい!という方には、このレギュラーコーヒー・エスプレッソ両用タイプがおすすめだ。コーヒーとエスプレッソだけではなく、カプチーノやカフェラテのミルクの温めと泡立てもこなせるコーヒーメーカーもある。贅沢の一言に尽きるコーヒーメーカーといっても過言ではない。
しかし、このタイプのコーヒーメーカーには1つ大きな難点がある。それは、値段だ。最低でも1万5,000円前後から。やはり、コーヒーもエスプレッソも作れるコーヒーメーカーとなると、それなりの価格になってしまうのは仕方がない。ただ、1役2台こなせる便利なコーヒーメーカーということは確かだ。
コーヒーメーカーを選ぶ基準は様々。コーヒーメーカーのブランド、デザイン……。だが、やはり自分の用途にあったコーヒーメーカーでコーヒーを楽しむのが1番だ。今回、5種類のコーヒーメーカーのタイプを紹介した。この5種類のタイプのコーヒーメーカーが、市場を席巻している。ぜひ、自分にあったコーヒーメーカーを見つけてほしい。
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