ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.540〜コツコツ継続が当たり前!?〜」では、ホリエモンが動画投稿やSNSなど、ネットでブランディングする上で欠かせない心得を語った。
今回取り上げた質問は、「ビッグバンドジャズをより多くの若者に楽しんでもらおうと思い、『からくりピエロ』などボーカロイドの有名曲を演奏してニコ動やYouTubeにアップしてPRしているのですが、いまいち話題になりません。
有名になって、ボカロが人気の地域でライブなどにも出たいと思っています。どのような活用をするのが効果的か、アドバイスをいただけないでしょうか」という質問。
「1本や2本程度では、動画投稿は成功しない!」
ホリエモンは、「うーん、『スウィングガールズ』みたいな映画がヒットするのがいいと思うけどね。『けいおん!』の影響で楽器の売り上げは右肩上がりみたいだし」と回答。
2004年公開の映画『スウィングガールズ』でのビッグバンドブームや、2009年から放映された『けいおん!』でのギターなどの売り上げ増加など、音楽にはフィクションをきっかけにしたブームが多いことを指摘するホリエモン。
しかし、今回のゲストでLiNK-UP株式会社などの創業者 小田吉男氏は全く別の視点からアドバイス。「ボカロ曲をちょっと上げたくらいで流行ると思うのは、甘いよね」と質問者の姿勢に批判的だ。
YouTubeなどでの動画投稿は、よほどインパクトの強い作品でもない限り、なかなか1本で大きな効果は上げられない。近いコンセプトの動画を何本も投稿することで視聴者に強い印象を残せるものだ。
また、一度にたくさん投稿するのではなく、継続性も重要。今回の質問者なら、同じ系統の動画を投稿し続ければ、「ボカロビッグバンドアレンジの人」としてキャラ付けされた投稿者になれるはずだ。
SNSは2年やって初めて効果が出る!?
企業コンサルも努める小田氏は、SNSでのブランディングを始めた企業から「Twitterを一週間やってみたけど、全く結果が出ない!」と言われるらしい。
これに対して小田氏は、「SNSなんて2年やって初めて効果が出るのに、ふざけんなって感じですよ」とSNS広告における粘り強さの重要性を強調。
TVCMのように誰もが一斉に見るわけではないSNSでは、瞬間風速的な成果は期待しづらい。じわじわとフォロワーを増やして初めて効果が実感できるのだ。
また、ホリエモンも「HIKAKINもあんなにボイスパーカッションが上手いのに、なかなかブレイクしなかったよね」と話す。いまでは大人気YouTuberのHIKAKIN氏は、2年以上も動画投稿を続けて、チャンネル登録者数が5万人を超えたころにようやくヒットしたという。
SNSも動画投稿も、一度や二度やったくらいではなかなかブレイクしない。気長に投稿を続けることで自分のキャラが認知され、そこで初めて大きな結果が得られるのだ。
ホリエモンがSNSでヒットを出すコツを語った「堀江貴文のQ&A vol.540〜コツコツ継続が当たり前!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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