ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.539〜飽きてもOK!?〜」では、多くの人が悩んでいるであろう飽きっぽい性格との、ホリエモン流の向き合い方を語った。
今回取り上げた質問は、「興味があることに手を出して、手掛けてる時は狂ったようにハマるのですが、ふとした時に一気に飽きてしまいます。プログラミングを始めてもアプリを1本出したところで飽きてしまったり、パン作りも周囲の人から『店を出せるよ!』と褒められるようになると冷めてしまったりといった感じです。
趣味としてはそれで良いのかもしれませんが、堀江さんがインターネットに没頭したように、人生を掛けて夢中になれるようなことをしたいとも思います。一定のところで飽きてしまうのは、目標設定や取り組み方に問題があるからなのでしょうか? それとも自分の立場(30代妻子持ちのサラリーマン)が無意識のうちにリスクをとらないようにしているのでしょうか?」という質問。
ホリエモン「僕も相当飽きっぽいよ」
ホリエモンは、「いやあ私も相当飽きっぽいよ。インターネットはいろいろな業種にあまねく必要とされるインフラだから飽きずに続けられた。
だって、大企業の海外向けIRサイトを作りながら当時絶好調だったTKファミリーのWebシステムを構築したり、ECサイトを作ったりといろんなことに手が出せるから。人生をかけようなんて思ってないよ。単に没頭しているだけ」と回答。
自身を「飽きっぽい」と評価するホリエモン。彼だけでなく、今回のゲストでレーシングドライバーの小林可夢偉氏も若い頃からレースはやっているものの、DJなど色々なことに手を出しており、飽きやすい人間だと自認する。
他にも、今回のゲストでYouTuberのアイスマン福留氏や司会の寺田有希氏もどうやら飽きやすい性格のよう。なんと今回の出演者全員が、飽きやすいことが判明した!
飽きやすくてもいいから、とにかく没頭する!
たしかにホリエモンはすぐにいろんなことに手を出すが、一度ハマったら寝食も忘れる勢いで没頭しているそう。中学時代にパソコンを手に入れてからずっとその魅力に取りつかれているように見える彼だが、それを一生継続しようは考えていないらしい。
回答にもある通り、ECサイト設計やシステム構築など、ただ目の前の面白そうなことに全力を注いでいるだけだ。だから飽きたり他に面白ことを見つけたりすれば、すぐに次のことに飛び移るつもりなのだ。
要は、「長続きさせよう」「飽きても我慢しよう」などとは考えずに、今面白いと思うことに没頭するのがホリエモン流。現在もロケット事業やグルメサービス「テリヤキ」、本の紹介サービス「HONZ」など様々な事業を手掛けているが、これらどれもホリエモンが「面白い!」と思っている領域なのだろう。
飽きやすい性格というと何も身に着けることができない悪癖にも思えるが、いろんなことにチャレンジできると捉えることもできる。重要なのは短期間でもいいから、興味を持ったことに全力でハマってみることなのではないだろうか。
ホリエモンは自分の飽きっぽさを治そうとは考えない。自身の性格を無理に変えようと悩むよりもいま楽しめることに没頭するのが、多くの糧を手にする最良の方法なのかもしれない。
ホリエモンが「飽きっぽさ」との向き合い方を語った「堀江貴文のQ&A vol.539〜飽きてもOK!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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