大人のためのアウターといっても過言ではない「ライダースジャケット」。
その着こなし方は人それぞれ。どんな着こなしであってもライダースジャケット単体の魅力で、大人らしいスタイリングを叶えてくれる。
しかし、ライダースジャケットの魅力を最大限に引き出すには、着こなし術の知識が必須だ。
そこで本記事では、かっこいい大人のライダースジャケット着こなしテクニックを学んでいきたい。
ライダースジャケットの魅力とは?
ライダースジャケットの魅力①:バイク乗りに愛された「男らしいアウター」の代表格
20世紀のアメリカ映画によく登場するライダースジャケット。
映画スターがライダースジャケットを着てバイクを乗りこなすシーンがあるように、バイク乗りたちがライダースジャケットを愛用していた。
ライダースジャケットとは本来、アメリカの先住民族のレザー文化がルーツといわれており、1930年代に入りバイクメーカーであるハーレー・ダビッドソンを始めとするバイクメーカーが大衆向けのモデルを発表。
今日見られるライダースジャケットのスタイルへ通じるアウターとなった。
ライダースジャケットの魅力②:大人のスタイリングを格上げする
ライダースジャケットの魅力は筆舌に尽くしがたいものであるが、あえて一言で表すなら「かっこいい」という言葉が連想されるだろう。
「おしゃれ」というよりも、無骨な男らしさを漂わすライダースジャケットはとにかくかっこいいのだ。
そして、そんなライダースジャケットを着こなせるのは、真に熟成した大人の男の特権。
大人のファッションコーデを格上げしてくれる、魅力的なファッションアイテムであるライダースジャケット。
以下からはそんなライダースジャケットの着こなしを見ていこう。
ライダースジャケットの着こなし&コーデ集!
ライダース着こなし術&コーデ①:オールブラックの着こなしで、大人のかっこよさを
無論、ライダースジャケットにもさまざまな種類があるわけだが、その着こなし方はいずれも変わらない。
つまり、どんなライダースジャケットであろうと、着こなしにおいてはある程度は共通の型があるわけだ。
いくつかあるライダースの型から、自分好みのライダースジャケットの着こなしを見つけていってほしい。
そんなライダースジャケットの着こなしにおける型に、オールブラックの着こなしがある。
上の写真のおしゃれメンズが、ライダースジャケットを使ったオールブラックコーデの手本。
黒のライダースジャケットと黒のパンツ、黒のインナーに黒のシューズ。コーデの全部を黒やダークカラーに統一することで、着こなしに統一感を与えている。
ライダースジャケットのオールブラック着こなしは、非常に洗練されていて、かっこいいスタイルを演出できるのだ。
オールブラックのライダースコーデのポイントは、パンツをタイトな一本でコーディネートすること。スキニーパンツなどでも良いかもしれない。
ライダース着こなし術&コーデ②:ライダースジャケット×ジーンズ=大人カジュアル
とはいえ、オールブラックのコーデは少し堅い・暑苦しいという印象を与えてしまうこともある。
それを避けるには、ライダースジャケット×デニムジーンズという着こなしがオススメ。
ライダースジャケットの高級感とデニムジーンズのカジュアルさが相まって、大人のカジュアルスタイルが完成するのだ。
ここでのポイントは、ライダースジャケットのインナーに何をコーディネートするか?という点に集約される。
2人のおしゃれメンズが着用しているインナーに注目してみてほしい。
ライダースのインナーをシャツ×セーターにして上品さを演出しているメンズと、Tシャツ一枚にしてカジュアルさに磨きをかけたメンズ。
どちらもライダースの良さを引き出したスタイリングだが、インナーを決めるのは個人の好み。
自分のなりたいスタイルに合わせて、ライダースのインナーを考えてみよう。
ライダース着こなし術&コーデ③:パーカー使いで、シティ派着こなし!
ライダースジャケットのインナーにコーディネートするものとして、フード付きのパーカーもオススメ。
まさにシティ派と呼ぶにふさわしい着こなしとなり、シティデートや映画デートなど、アウトドアシーンの少ないデートシーンなどで活躍しそうなライダースを使った着こなしだ。
ポイントはやはり、ライダースに合わせるパーカーの選び方。
きれいめに着たいなら、派手なパーカーはあまりおすすめしない。無難なカラーのコンパクトなパーカーをコーディネートしよう。
ストリート系やモード系が好みなメンズは、発色のいいパーカーをライダースコーデに1点投入するのもおすすめ。
流行りのゆったりとしたサイズ感のライダースに合わせれば、旬なスタイリングになるはずだ。
ライダースジャケット×パーカーのコーデに挑戦すれば、きっとライダースジャケットの。
ライダース着こなし術&コーデ④:高級感あふれる着こなしで、ワンランク上の大人へ
カジュアルな雰囲気よりも高級感を重視したいというリッチメンズは、上の写真のような着こなしはいかがだろうか。
ライダースジャケットのインナーとしてYシャツをコーディネートしたスタイル。
ここからよりラグジュアリーな雰囲気にするなら、シャツインをしてベルトを締めるといいだろう。
こういったディテールでの着こなしテクニックもまた、ワンランク上の大人メンズには求められるのだ。
こういった高級感を出したい時のライダースジャケットには、光沢のあるものをチョイスし、足元も光沢のある革靴などで着こなしてみるのが定石だろう。
ライダース着こなし術&コーデ⑤:ライダース着用時の足元はブーツ? スニーカー?
ライダースジャケットに限った話ではないが、ファッションコーデにおける足元の重要性は特筆すべき点だ。
ライダースジャケットの場合、足元にはコーディネートするのはブーツか革靴が鉄板だろう。
ボトムスにジーンズなどのカジュアルなアイテムを合わせるならスニーカーも◎。
ブーツか革靴で迷った際は、パンツの太さをみると良い。
太いパンツの場合はブーツでコーディネート、細いパンツの場合は革靴でコーディネートしてみよう。
ライダース着こなし術&コーデ⑥:ダブルのライダースジャケット!
メンズ憧れのダブルのライダースジャケット。
その細身のシルエットは日本人の華奢な体型をカバーしてくれる上、着こなしも簡単なのが魅力。
写真メンズのようにボリュームのあるパンツと合わせても違和感がないのは、ダブルのライダースジャケットならではだ。
シンプルな作りのライダースよりも値段が張ってしまうが、ぜひ検討してみてほしいライダースジャケットの型である。
ライダース着こなし術&コーデ⑦:腰巻きネルシャツなど、ディテールにこだわれ!
最後になるが、本当の大人メンズになるには、ファッションコーデひとつとっても完璧であることが大切。
着こなしのディテールにまでしっかりと気を配ってコーディネートを組んでいって欲しい。
例えば、写真のおしゃれメンズのように腰にネルシャツを巻いて、こなれ感をUPさせるなど。
自分なりのライダースジャケット着こなしを模索しながらも、こういったディテールに対する気配りは忘れずにいてもらいたいところだ。
ライダースジャケットの着こなし術を紹介してきた。
ライダースジャケットの魅力や試してみたいコーディネートはあっただろうか。
今回挙げたコーディネートのポイントを忘れることなく、自分なりにライダースジャケットの着こなしを楽しんでみてほしい。
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