確かに、ビジネス手帳を使いこなすビジネスパーソンは、デキるビジネスパーソンになれると言うものだ。現在、手帳を使うビジネスパーソンは多く存在する。しかし、すべてのビジネスパーソンが有効に手帳を使えているとは限らない。
今回は、スケジュール管理だけで終わらない、ビジネス手帳の選び方・種類・記入方法・おすすめのビジネス手帳3選をご紹介する。
ビジネス手帳の選び方
ビジネス手帳の選び方において重要なポイントは、サイズ・素材・スケジュール記入欄の3つである。
まず、ビジネス手帳の選び方で重要なのが、ビジネス手帳のサイズ。1年使う予定のビジネス手帳が自分の書きたいことを書き込めないほど小さめサイズのビジネス手帳であったり、もしくは、ビジネス手帳が大きすぎて持ち運びが面倒になり、スケジュール管理が三日坊主で終わってしまったりすることもある。そうならないためにも、ビジネス手帳の使用用途を意識し、机で広げるのか、出先で使うのかに合わせてサイズを決定しよう。もし出先で使うことが多ければ、スーツポケットにはいるほどの文庫本サイズのA6サイズがおすすめだ。
次に、ビジネス手帳の選び方で気をつけたいのが、ビジネス手帳に使われている素材。人によってビジネス手帳の素材の好みは分かれるが、ビジネス手帳とは少なくとも1年は使うものだ。そのため、ビジネス手帳に使われる素材は、丈夫なものをおすすめする。丈夫なものと言えば皮があるが、革の中でも本革・合成皮革・ビニール系素材がある。最も高級な素材は本革である。使えば使うほどにビジネス手帳に独特の風合いが増していく。本革のビジネス手帳ほどではないが、合成皮革のビジネス手帳も高級感があり、本革のビジネス手帳よりリーズナブルな価格で売られているのでおすすめだ。ビニール系の素材は本革などの高級感は出せないが、デザイン性が高いビジネス手帳が多いのでおすすめだ。
最後のビジネス手帳の選び方の基準は、ビジネス手帳の中身であるスケジュール記入欄である。これは、自分のビジネスシーンにおいてどの程度のタスク量を抱えているかで、どういったスケジュール記入欄が適切か決まる。スケジュール記入欄は見開きになっており、この見開きのスケジュール記入欄でどれくらいの期間を俯瞰したいのかが重要だ。スケジュール記入欄の主なタイプは下記の3つだ。
1.1日1ページ
2.見開き1週間
3.見開き1ヶ月
1日のスケジュールが細かく分かれており、4−5以上のタスク・アポイントメントを抱えているビジネスパーソンには、1日1ページタイプのスケジュール記入欄があるビジネス手帳をおすすめする。一方、1日のタスクが2-3のビジネスパーソンは、見開き1ヶ月を中心として、念のため、見開き1週間のものを組み合わせたビジネス手帳でもいいだろう。
ビジネス手帳の種類
ビジネス手帳の種類には、綴じ手帳・能率手帳・ほぼ日手帳・システム手帳がある。
最も一般的な手帳が製本された綴じ手帳である。綴じ手帳をおすすめするポイントは、コンパクトサイズで丈夫かつ、リーズナブルなところだ。
能率手帳は、それまでの手帳がメモ程度にしか使用されていなかったところに、スケジュール管理という機能を初めて持たせたとされる画期的な手帳。現在の手帳はメモとして機能よりもスケジュール管理や計画立案などの機能に重点が置かれているものが多くなっているが、これらの手帳のルーツは能率手帳である。
ほぼ日手帳とは、楽しむ手帳である。味気のない生活に色を足すように楽しむための手帳だ。おすすめするポイントは、スケジュール記入スペースの広さである。1日1ページの手帳で、Todoリストや24時間の目盛りもついているので、細かいスケジュールも書き込むことができるためおすすめ。
システム手帳とは、あらかじめ製本されている綴じ手帳と異なり、リフィルと呼ばれる手帳の中身を自由に入れ替えができる手帳のことである。システム手帳は、リフィルを自由に入れ替えられるので、永続的に使用可能なおすすめの手帳だ。世界中で認められている手帳である。
ビジネス手帳の記入方法
ビジネス手帳に記入することは、スケジュール管理。つまり、予定、やるべきこと、仕事の進行状況、目標や日記である。仕事のアポイントメントや期日など、ビジネスパーソンとして重要な情報を忘れないように書き込むために、多くのビジネスパーソンが手帳を利用している。また、スケジュールの全体を理解しておくのも重要。何もない日が一目でわかるようにしてあると、時間の無駄を省き、仕事能率も上がる。
また、自らの目標・やりたいことなど、自分の向上心につながる項目を書くこともおすすめする。明確な目標があることで、今の自分が何をすべきか理解するすることができる。
ビジネスパーソンにおすすめのビジネス手帳3選
◆おすすめのビジネス手帳①:MOLESKINE(モレスキン)プロフェッショナルダイアリー
出典:www.moleskine.co.jp 最初におすすめするビジネス手帳は、MOLESKINE(モレスキン)の「プロフェッショナルダイアリー」。色はブラックのみで、シンプルなデザインのビジネス手帳。全5種類のレイアウトがあり、それぞれ異なる特性を持つため自分に合ったビジネス手帳をチョイスしてほしい。
全5種類あるビジネス手帳の中でも写真の「プロジェクトプランナー」のおすすめポイントは、1枚の紙で1年を管理できること。1枚の紙をアコーディオンのように折り畳んだ手帳は、とても画期的だ。また、その裏面はマンスリーダイアリーになっている。1年を通してビジネスを考えたい方におすすめするビジネス手帳である。
◆おすすめのビジネス手帳②:tangible design PLY NOTE(プライノート)
出典:www.makuake.com 次に紹介するおすすめのビジネス手帳は、tangible designのPLY NOTE(プライノート)。「究極にシンプルで、機能的な手帳」を目指した従来にはない手帳の形。貼って剥がせる付箋タイプのビジネス手帳なのだ。その付箋を自分の好きなノートに貼付けて使用する。こうすることで、手帳の余白が埋まり、有効に使うことができる。また、付属の透明付箋はトレーシングペーパーでできており、ビジネスの場面とプライベートを使い分けるのに活躍。さらに、付属のホワイトボードシールをノートに貼付けると、手帳がホワイトボードに早変わりする。今まで「貼る」という概念がなかったため、この発想には脱帽である。
◆おすすめのビジネス手帳③:高橋書店 ビジネス手帳
出典: Amazon.co.jp 最後に紹介するおすすめの手帳は、高橋書店の「ビジネス手帳」。名前もそのままだが、長年愛され続けるビジネス手帳である。伝統の形式とサイズは至ってシンプル。正統派のビジネス手帳を望むなら、高橋書店の「ビジネス手帳」をおすすめする。
手帳の使い方の違いが、ビジネスパーソンにとって重要な「年収」の違いにも関わってくる、と言ったら大袈裟かもしれない。しかし、明確な目標があるビジネスパーソンは向上心があると言っていいだろう。
上記のビジネス手帳の選び方・おすすめのビジネス手帳3選を参考に、これからのビジネスを円滑に進める目的で、手帳の使い方を見直してみてはいかがだろうか。
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