ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.524〜◯◯界はまだまだ伸びる!?〜」では、ホリエモンがECサービスのこれからを語った。
今回取り上げた質問は、「Amaon、楽天、ZOZOTOWNなどの大手ECモールの他に、同規模以上の新手の大手ECモールの出現の余地はありますか? あるとしたらどのようなECモールだと思いますか?」という質問。
写真、動画をメインにしたECが登場する!?
ホリエモンは、「出現の余地はあるだろうね。スマートフォンアプリで非常に使いやすい感じの、例えばInstagramみたいなアプリの写真からダイレクトで購入できるとかね」と回答。
最近では画像収集サービス「Pinterest」が画像からのダイレクト購入を開始した。ページ上の気になるアイテムが、Apple Payなどを経由して一瞬で購入できるサービスだ。
ここ数年で一気に私たちの生活になくてはならないものにまでなったECサービス。その次の流れをホリエモンは、「これからは写真や動画ベースのECが出てくるんじゃないかな」と予想している。
ネットサーフィンで気に入った商品を見つけたらAmazonで検索して商品情報を確認してから購入するのが一般的だったが、これからはビジュアルに惹かれた商品をワンタップで購入できるようになるという。
また、ECサイトの運営経験もあるアライドアーキテクツ株式会社 近藤俊太郎氏は、Amazonや楽天と言った既存の大手ECではない会社がこうしたサービスを始めると予想。EC業界はまだまだ進化を続けそうだ。
ECの市場規模はまだまだ小さい!?
続いて、「そもそもECの市場規模はまだまだ小さいと思うけどね」と語るホリエモン。アシスタントの寺田有希氏が、「まだまだECに抵抗感がある人は多いですよね」と話すように、特に高齢世代を中心にECを一度も利用したことがない人はたくさんいる。
頭では便利だと分かっていても、やはりお金が絡むネットサービスには手を出したくないのだろう。ホリエモンも、「TwitterやFacebookをやっていても、Amazonを使ったことがない人は結構いるよね」と語った。
今後、ネットに抵抗を持たない世代がさらに有力な消費者になってくる。それだけでもEC業界の規模はさらに大きくなると言えるだろう。
画像からのダイレクト購入など、ECはこれからさらに早く、直感的な買い物を可能にする。また、セキュリティ面での不安もさらに払拭されるはずだ。
テクノロジーと利用者、両方の面でEC業界は更なる発展を予感させる。数年先の私たちは、今とは全く違ったやり方で買い物を楽しんでいるかもしれないのだ。
ホリエモンがEC業界の未来を語った「堀江貴文のQ&A vol.524〜◯◯界はまだまだ伸びる!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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