ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.523〜メディアに取り上げてもらうには!?〜」では、ホリエモンがメディアに注目される秘訣を語った。
今回取り上げた質問は、「友人が女性限定のカルチャースクールをオープンしました。ファスティングや人狼ゲーム、恋愛心理学など様々なテーマで開催しています。現在、集客のメインは口コミとFacebookです。
Facebookをやってない方々にも告知したいのですが、どうやっていくのがいいと思いますか。ビラ配り、LINE@の開設を考えていますが堀江さんのアイデアが聞きたいです」という質問。
ホリエモン「ちょっと変わったことをやればすぐメディアに取り上げられる!」
ホリエモンは、「Twitterなど他のSNSの活用とブログでの情報発信やメルマガもやった方がいいし、あとはPRかな。メディアが取り上げてくれそうな変わったことをやると、話題になりやすい。いまはニュースアプリやWebのニュースメディアも沢山あって、ネタを求めているからね」と回答。
「『LINE NEWS』とかを見てると色んなイベントがたくさん載っているように、ちょっと変わったことをやるとすぐに取り上げられるよね」と話すホリエモン。ニュースアプリやニュースサイト、まとめサイトなど、最近は新しいメディアが数え切れないほど登場している。
これらのメディアの特徴は、政治や科学といった大きな話題ではなく身近な話題を取り上げていることだ。例えば、笑うメディア「CuRAZY」が扱うのはちょっとした性格診断や日常のちょっとおかしなエピソード。
これらの元ネタは、個人のツイートや誤植の場合も少なくない。どんなにちょっとしたことでも、人の目を引きそうな変わったことならばすぐにメディアに取り上げられるかもしれないのだ。
ホリエモン「皆、一日で消費されるようなネタを求めているんだよね」
「とはいっても、ただ何かをやるだけではダメ」と話すホリエモン。メディアに注目されるには、変わった趣向や他の人がやらないようなことを行わなければならない。
今回のゲストでイベントキュレーションアプリ「watav」を運営するアライドアーキテクツ株式会社 近藤俊太郎氏は、趣味の茶道を発展させ、なんと車を茶室に改造したという。
もちろんこれは大評判で、HPに載せるやいなやテレビや雑誌から取材が殺到した。ホリエモンはこれを分析して、「要は皆、一日で消費されるようなネタを求めているんだよね」と話す。
人々がメディアに求めているのは深い知識や詳しい情報よりも、端的に言えば目新しさだ。自分が知らない、あるいは何となく面白そうな情報が見つかればその日がちょっと刺激的になる。そして、メディアの側もその期待に応えるために、毎日それなりに目新しい情報を見つけなければならない。
そこで注目されるのが、茶室に改造された車のような斬新さだ。深い意図や背景がなくても、斬新ならばその日のネタとして十分取り上げられるに値するのだ。
逆に言えば、メディアに注目してもらうためには深い背景がなくてもちょっとした目新しささえあればいい。メディアに取り上げられれば当然、多くの人の目にとまりサービスへの接触機会が増える。詳しい説明はその後に行えばいいのだ。
より幅広い人々にリーチしたいのなら、メディアに取り上げられて消費されそうなネタを用意するのが最善なのではないだろうか。
ホリエモンがメディアに取り上げられる方法を語った「堀江貴文のQ&A vol.523〜メディアに取り上げてもらうには!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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