ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.522〜上手い広告方法!?〜」では、ホリエモンが低予算でも出来る広告手法を語った。
今回取り上げた質問は、「オリジナルシャンプーの販売を始めました。美容院の店舗に卸しているので、そこの売り上げはあるのですが、リスティングなどもやっていない為、ネットで売れていません。
ネットでも売っていきたいのですが、品質には自信があるので、サンプルを街中で配ろうと思います。お金を借りてリスティングなどやった方がいいと思いますが、広告費で使えるお金が月10万円くらいの場合、サンプル配布以外にもやるべきことがありましたらアドバイスをお願いします」という質問。
10万円の広告費で、何が出来る?
ホリエモンは、「影響力のあるブロガーさんとかにサンプルを使ってもらえばいいんじゃないかな」と回答。
質問者が提示した10万円という広告費は、派手な宣伝も出来ないし、かといってモニターを頼もうにも大人数に依頼することも有名人に依頼することも出来ない額だ。
そこでホリエモンが勧めるのが、有名ブロガーへのサンプル送付。一般モニターより確実に影響力を持つブロガーが商品を記事にしてくれれば、絶大な訴求力が期待できる。ただ、ここで心配なのがステマだと思われてしまうこと。
ホリエモンも「お金を払って記事を書いてもらうなら、『広告』だと表示しておかないとすぐにステマだって騒がれる」と話している。ステマとはステルスマーケティングの略称で、消費者に宣伝だと気づかれないように行うマーケティングのことだ。
今回の場合も、単にブロガーに記事作成を依頼したらステマ扱いされてしまうはず。なので、あくまで記事作成は依頼せず商品だけ送り、気に入ったブロガーが自発的に記事にしてくれれば依頼料もかからず、ステマにもならないというわけだ。
地道な声かけが成功の近道!?
続いてホリエモンは、「昔、ホリエモンドットコムでも石けんの広告記事を作ったことがあるんだよね」と話す。タイアップしたのはAGICAという創業間もなかった会社だ。
この石けんは1年目はたったの5個しか売れなかったが、ホリエモンとのタイアップを初め色々なところで地道な宣伝活動を行った。その結果、2年目以降は数千個以上も売り上げたという。
AGICAも今回の質問者のように少ない資金しかなかったが、色々なところにサンプルを配って徐々に知名度を高めていった。ホリエモンもその一人だったというわけだ。
ネットが一般化した現在、メディアは至る所に存在している。企業のオウンドメディアや個人のブログやSNSなど、誰もが情報を発信している。中には少ない金額で協力してくれるところもあるはず。そうした場所に地道に声かけをしたのがAGICAだ。
従来のようにお金をかけなくとも、どこかにきっと宣伝に協力してくれる人はいるはず。AGICAのように幅広い場所に声をかけてみるのが、一番有効な広告手法なのかもしれない。
ホリエモンが最新の広告手法を語った「堀江貴文のQ&A vol.522〜上手い広告方法!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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