毎日の仕事に忙殺されていたとしても、自分の時間をちゃんと作ることはとても大事なこと。リフレッシュタイムとも言える、そんな時間が、明日の活力となってくれることもしばしば。
そんな時、漫画などはどうだろうか? 漫画は面白いぞ、没頭できる。特に、自分の状況と重なるような、感情移入できるような漫画は、リフレッシュタイムの演出に最適。
そこで今回は表題の通り、サラリーマン・社会人の方にとって「明日から仕事が楽しみになる?」ような漫画を厳選してみた。
おすすめ漫画①『島耕作シリーズ』
“小さい生きがいを積み重ねていくことが人生だと俺は思っている”
出典: Amazon.co.jp 日本で最も有名な課長・島耕作の成長模様が赤裸々に描かれ、日本の出世漫画として代表的な漫画。それが『島耕作』シリーズだ。派閥闘争や経営戦略といった会社の常を風刺したストーリーは、団塊世代のサラリーマンの共感を呼び、1990年頃には社会現象となる程の人気を博した。
団塊の世代にあたる島は、大手電機メーカーに勤務しているサラリーマンであり、とりわけ何の才もない平凡な会社員。そんな彼の成長と会社との関係性が、しごく淡々と描かれている。
どんな時も仕事にだけは、誇りと熱意を持って接する島の姿や会社からの不条理な圧迫。社会に出てる人間なら、絶対に共感や感心を感じられる漫画だろう。サラリーマンならぜひ、一度手に取ってみて欲しい漫画だ。
おすすめ漫画②『健康で文化的な最低限度の生活』
社会と自分。会社と自分。
出典: Amazon.co.jp 新卒で市役所に採用された、天然でドジな義経えみるの配属先は福祉保健部生活課。生活保護受給者の管理とサポートを行う「ケースワーカー」という任に就くこととなった。そこで彼女は、様々な仲間と出会い、生活保護受給者と出会う。
この作品がサラリーマンや社会人におすすめなのは、主人公が「周りに影響されて生きている」というところにある。彼女は自分を持てていない。いや、正確には自分は持っているのだが、それを周りのプレッシャーに負けて萎縮させてしまう。
会社と自分。社会と自分。そこで、あなたは本当に自分を持てているだろうか。
おすすめ漫画③「バクマン。」
ジャンプ三原則“友情・努力・勝利”が結集!
出典: Amazon.co.jp 2008年に刊行され、2人の中学2年生がなぜか漫画家を目指すことになるという奇想天外な状況からこの漫画は始まる。原稿料や専属契約制度など、『週刊ジャンプ』の内情をつまびらかにした、そのノンフィクションぶりが大きな話題となった「バクマン。」。
ジャンプ3原則と言われる「友情」「努力」「勝利」の3要素を見事に盛り込んだストーリー展開が魅力なのだが、この漫画とて何も子供向けの作品ではない。彼らはリスクテイカーなのだ。
リスクを避けていては、大事はなせん。彼らは迷いながらも、夢のために必死で漫画を描く。その姿が自分と重なるか、自分と重ならないか。その何れにせよ、若き日に忘れてしまった大事な何かを取り戻してくれる、そんな漫画だろう。
漫画の世界はまだまだ深い。夏のリフレッシュタイムは、これらの漫画と一緒に過ごしてみてはいかがだろうか。
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