ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.519〜日本が人気の理由!?〜」では、ホリエモンが訪日外国人に日本が人気な理由を語った。
今回取り上げた質問は、「円安傾向が始まる前から、海外からの日本への観光客が順調に増えている理由はなんでしょうか? 外国人観光客の多数を占める、中国や東南アジアが経済成長して旅行する余裕ができたから? インターネットが普及して、違法かもしれないけど、無料で日本のアニメが見られて日本に憧れる人が増えたから? また、日本人は親切で、日本は治安がいいということが口コミで広まったから?
外国人がたくさん日本に訪れてくれるのは、なんだか日本人として嬉しいので、堀江さんにできる限り、理由を列挙してもらえれば幸いです」という質問。
旅行者向けのビザも緩和。訪日外国人はまだまだ増える!?
ホリエモンは、「その全てかな。加えて、歴史と伝統があって観光資源に溢れていることや食のレベルが高いこと、海外ブランド品にまがい物がなく、安く買えることなどもあると思う。ビザ要件も緩和されているし」と回答。
2015年上半期も過去最高を記録した訪日外国客数。長年培ってきた和風文化やクールジャパンとして注目を集めたオタクカルチャーなど、日本独自の文化は依然人気を誇っている。
また、6月17日には外務省がインドネシア、フィリピン、ベトナム、インドに対するビザ要件の緩和を発表。特に旅行者向けの審査は拡大に緩和され、大手旅行会社のパッケージツアーを使った日本旅行では審査がほぼ免除になるケースもある。
2020年のオリンピックに向けて、外国人誘致にますます力が入る日本。訪日外国客数は、まだまだ増えていきそうだ。
日本人の英語は意外とグッド! でも○○は分かりづらい……
とはいっても、我々日本人の多くは街中に外国人がいると緊張してしまう。実際に日本を訪れた外国人は、日本にどのような印象を持っているのだろうか。
イスラエルのスタートアップ・インキュベーター「Startup East」の創業パートナーを務めるAmos Avner氏は意外にも、「思っていたより日本人は英語を喋るのがうまい」と話した。
読み書きのレベルは高いが会話は苦手と言われがちな日本人の英語だが、ほとんどの人は最低限の受け答えならできる。レストランのウェイターが英語をある程度理解してくれたため、Avner氏は日本での生活を快適に過ごせたようだ。
他にも、最近は訪日外国客が利用する多くの施設に英語表示があるため、街に出て右も左も分からないということにはなりづらい。訪日客を想定した街づくりはかなり進んでいるが、Avner氏は駅の券売機は不便に感じたという。
券売機はメニューで英語表示に変更可能だが、単に母国語表記があれば外国人が困らないというわけではない。日本の慣習を知らない人でもすぐに利用できるような、操作面でのフォローや説明が少ないからAvner氏は困惑してしまったのかもしれない。
多言語に対応することも大切だが、そもそも直観的な操作が可能なUIでなければ外国人にはなかなか利用しづらいだろう。これから日本の訪日客対応はどんどん進むはず。どのようなサービスが外国人にも使いやすいのか、あらゆる面で問われることになりそうだ。
ホリエモンが訪日外国人の現在語った「堀江貴文のQ&A vol.519〜日本が人気の理由!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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