by SixtiesGirl1964
革は使えば使うほどその味わいを増すもの。特にメンズブーツは、その代表格と言えるだろう。ブーツは使った分だけメンテナンスをする必要がある。その人のブーツへのつきあい方(メンテナンス)によってどんな色・質感になるか変わってくるのだ。
革靴の面白さは、そんな「変化」にあるのではないだろうか? また、休日私服を着るときブーツでかっこよくキメて、なおかつ革へのこだわりを見せつけたい。
今回は長く使える、メンテナンスの仕方によっては一生使えるメンズブーツブランドを紹介していく。
”King Of Boots“と称されるメンズブーツブランド「RED WING(レッド・ウィング)」
最初に紹介するのが「King Of Boots」と称されるメンズブーツブランド「RED WING(レッドウィング)」。1952年に開発され、それ以来多くのメンズを虜にしてきたメンズブーツブランドだ。
このブーツは本来はハンティングのときに履かれるもので、ソールは泥よけと獲物に気づかれず音を消して近づくためであるが、この厚いソールは「RED WING(レッドウィング)」の象徴的部分にもなっている。また、クッション性に富んでおり、長時間履いていても疲れにくく、水に強い特徴を持つ。
メンテナンス方法は保革オイルを使用することでレザーの劣化を防ぐことができる。「RED WING(レッドウィング)」のブーツには、CLASSIC DRESS・HERITAGE WORK・SERVICE SHOE・WORK OXFORDの4タイプから、様々な色・革・デザインが展開されている。
パンクロッカーに人気を博したメンズ靴・ブーツブランド「Dr.Martins(ドクターマーチン)」
出典:www.amazon.co.jp 次に紹介するのが、ドイツのメンズ靴・ブーツブランド「Dr.Martins(ドクターマーチン)」。元々、軍にいた医師へ支給されたブーツが怪我をしていた足にあっていなかったという理由から、労働靴として開発されたブーツ。エアークッションソールとの組み合わせは耐摩耗性・耐寒性・柔軟性を生み出した。
「Dr.Martins(ドクターマーチン)」のブーツはイギリスに渡り、1960年代にストリートギャング、1970年代にはパンクロックスター達の間でそのブーツスタイルが人気になる。その後若者のサブカルチャーとして知られるようになり、今に至る。
ブーツの黄色のステッチが特徴でユニセックスでスタイルを選ばず、多くの人々に愛されている。「Dr.Martins(ドクターマーチン)」は、ブーツだけでなくスニーカーやヒール・サンダル、さらには衣装品にまで幅広く対応したブランドである。遊び心を持つメンズに履いてほしいメンズブーツである。
アメリカの老舗メンズシューメーカー「ALDEN(オールデン)」
出典: Amazon.co.jp 世界中の靴を愛する人々の憧れのメンズシューメーカー「ALDEN(オールデン)」。そのメンズブーツの特徴はずばり革の艶にある。メンズブーツには牛革が使用されていて、磨けば磨くほどに艶が増していく。その艶の輝きは、人を一目で魅了するだろう。
しかし、水に弱く傷つきやすいなどの弱点がある。このブーツの弱点は自分で気にかけるようにする以外方法はない。他の人と差をつけたい人におすすめしたいメンズブーツだ。
カントリーブーツが人気の「Tricker's(トリッカーズ)」
出典: Amazon.co.jp 日本ではカントリーブーツが人気の「Tricker's(トリッカーズ)」。1829年創業の「英国王室御用達」の称号を持つ老舗メンズブーツブランド。
昔と変わらず熟練の職人が「ベンチメイド(1人の職人が製靴の最初から最後までの工程を受け持つこと)・ハンドメイド」を行っている。それが「Tricker's(トリッカーズ)」のメンズブーツの人気の秘訣の1つだろう。
ブーツのウィングチップとメダリオンは、単なる飾りではなく通気性や水切りを良くするといった機能がある。ブーツのカラーは、Acorn Antique・Marron Antique・Blackの3色展開。メンズ・レディースと性別を問わず履くことができる。本国イギリスでは、カントリーブーツだけでなくドレスシューズが人気である。
上記のどのメンズブーツブランドも、人々のために作る熟練の職人の「熱い想い」がこめられている。そんな「熱い想い」を引き継ぐようにブーツを履くだけでなく、日々のメンテナンスは重要。この機にぜひおしゃれで丈夫な一生使えるメンズブーツを手に入れてみてはどうだろうか。
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