ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.517〜悩むのは時間の無駄!?〜」では、ホリエモンがWeb制作を依頼する会社を選びきれない人に「良い会社なんて分からないでしょ」と語った。
今回取り上げた質問は、「オウンドメディアサイトを外注しようと考えています。そこで外注先を選ぶ上でのポイントについてお伺いしたいです。Web検索で候補リストを作り、制作実績を見て選定をしていますが、なかなか絞りきれません。
単純に多くの会社と見積もり相談を行って決めればいいのでしょうか? 地方(九州)の会社なのですが、地元の会社にお願いするか、東京などの会社にするかすら決めかねている状態です。制作実績を見ると東京の会社が優れているように見えますが、コスト面、打合せやアフターケアなどを考えると、地場の会社の方が良いのではないかと迷っています。どのような方法で外注先を決めていくと良いでしょうか」という質問。
良い制作会社なんて分からない!?
ホリエモンは、「うーん、何社も声をかけるほどの規模には見えないけどね。知り合いの紹介とかで『えいや!』で決めて、ダメだったら途中で変えればいいんじゃないかな」と回答。
今回のゲストで、個人の人生にフォーカスしたメディア「another life」を運営する株式会社ドットライフを立ち上げた新條隼人氏は、「オウンドメディアを作る際の指標がはっきりしていない会社が多い」と話す。
しかし、ホリエモンは「そもそも外から見ても良い制作会社なんて分からなくない?」と会社選び自体を否定。会社サイトに書かれているのはもちろん、都合がいいことばかりだ。いくら素晴らしいポリシーが書かれていても、制作段階でそれが守られるかどうかは依頼してみないと分からない。
もちろん選定に全く意味がないわけではないが、クリエイティブな仕事はどんなにサイトや実績が良くても実際の出来を見るまで何とも言えないということだろう。
ホリエモン「悩むだけ時間の無駄じゃない?」
質問者は複数の会社との見積もりを考えているが、ホリエモンは「何社も声をかけるのは無駄」と一蹴。目的は優れた会社を見つけることではなく、優れたオウンドメディアを作ることにあるはずだ。
優れた会社が分からないのならどうすればいいのか? ホリエモンは、とりあえず依頼してしまうことを薦めている。
確実に成功する可能性が低いなら、何度も試すのが堅実な方法だ。とりあえず発注してみてさらに修正を依頼するか、それでもだめならほかの会社に発注する。
「人の採用もそうだけど、なんでこんなに悩んでいるのか分からないよね」とホリエモン。正解が分からないのなら、いくら考えても仕方がない。
ホリエモンが「こんなところで悩んでいる場合じゃない」と言うように、目的は良い会社を見つけることではなかったはずだ。分からないことはとりあえずやってみて、欠点が見えたら修正する。場当たり的に見えて、実はこれが一番の近道なんかもしれない。
ホリエモンが行動の重要さを語った「堀江貴文のQ&A vol.517〜悩むのは時間の無駄!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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