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資格で同期と差をつける!「会社に求められる」国家資格7選

Yasutaka Nagataki

2018/09/15(最終更新日:2020/09/25)


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「スキルアップのために資格を取りたい」と思っている社会人も多いのではないでしょうか。

本記事では、社会人におすすめの、ニーズのある国家資格を7つご紹介します。

「資格を取りたいけど、どの資格が仕事に求められているのだろうか」と悩んでいるビジネスパーソンは、ぜひ参考にしてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • 社会人のスキルアップに国家資格は有益
  • 社会人にもおすすめの「ニーズのある国家資格」7選

 

社会人のスキルアップに国家資格は有益

「資格を取ってもっと自分に力をつけたいけど、どんな資格がいいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。

たくさんある資格の中で、おすすめの資格は「国家資格」です。

国家資格は法律に基づいて実施されているため、民間の資格よりも信頼性が高いことが特徴。

国家資格を取らないとできない職業も存在し、資格を取るだけで仕事の幅を広げることもできます。

「国家資格はなんとなく難しそう」と思う人も多いでしょう。

国家資格は難易度が高いものも多いですが、実は、簡単なものもあります。また、難易度が高い国家資格は、就職や転職に直結するので、得られる利益も多いことが特徴です。

国家資格を得るために勉強をすることで、スキルアップに繋がり、新しい仕事を任されるようになることもあります。

 

社会人にもおすすめの「ニーズのある国家資格」7選

せっかく忙しい時間をぬって資格の勉強するのならば、スキルアップに繋がる資格について学びたいと思うのではないでしょうか。

次は、社会人におすすめの「ニーズのある国家資格」を7つご紹介します。

資格の勉強を通して、自分のできることを増やしましょう。

 

1.IT・プログラミング・経営スキルの全てを網羅する「基本情報技術者」

この夏、「資格」で同期に差をつけろ! 夏から勉強を始めておきたい“会社に求められる”国家資格たち 2番目の画像

出典:www.flickr.com

1つ目のおすすめの国家資格は、「基本情報技術者試験」です。

基本情報技術者試験とは、IT関連の基本的な技術を網羅的に理解していることを証明する国家資格です。

基本情報技術者試験は、進化し続ける情報システムに柔軟に対応するために、知っておきたい基礎知識や専門的な技術などについて問われます。

合格者に報奨を与えたり、就職活動の際に基本情報技術者の資格を持っているかを考慮に入れたりする企業もあります。

基本情報技術者の国家資格のいいところは、ITやプログラミングだけでなく、経営学の知識も勉強できることです。

MOSを始めとした「IT」だけの資格ではなく、社会人としての基本的な知識をつけた人であることが証明できる資格です。企業側としても、「総合的な力を持つ」人材は切望しており、評価されやすい資格であるといえます。

基本情報技術者の国家資格試験は午前と午後に分かれており、両方とも100点中60点を取れば合格です。形式は全てマークシートなので、記述式よりはハードルが低いでしょう。

また、基本情報技術者の国家資格の上のランクには「応用情報技術者」という国家資格があり、下には「ITパスポート」という国家資格があります。

基本情報技術者の資格を取った後でも、さらなる目標が設置されているので、最後まで学習してください。

>>基本情報技術者の公式サイト

 

2.ITに関する基礎知識を学ぶなら「ITパスポート」

2つ目のおすすめの国家資格は、「ITパスポート」です。

ITについて勉強したいけど、「基本情報技術者」の国家資格は難しそうという人もいるのではないでしょうか。

ITパスポートは、ITに関する基本的な知識から学べるので、初心者や初めから勉強し直したい人におすすめです。

エンジニアとして働く人には基本中の基本の知識が問われます。

合格率は50%ほどで、難易度としては、中位の国家資格です。

無料勉強サイトも豊富にあり、勉強しやすい環境を整えられているので、挑戦しやすい資格だといえるでしょう。

>>ITパスポートの公式サイト

 

3.データ社会に最適!知的財産管理の登竜門「3級知的財産管理技能士」

この夏、「資格」で同期に差をつけろ! 夏から勉強を始めておきたい“会社に求められる”国家資格たち 3番目の画像

出典:www.flickr.com

3つ目のおすすめの国家資格は、「3級知的財産管理技能士」です。

「知的財産管理技能士」とは、文字通り知的財産を管理する人のことです。

データ社会・情報社会と呼ばれる今日において、特許やブランドなどの「知的財産」を扱うビジネスは非常に多様化しています。知的財産を扱う仕事が増えている今、「知的財産管理技能士」は非常にニーズの高い国家資格です。

画像の引用ひとつでも、知的財産が関係する現代では、知的財産に関する知識は、知的財産に関する専門的な部署だけではなく、どの部署にも必要となってきています。

3級から1級までがあり、1級の中でも特許・コンテンツ・ブランドの3種類に分かれた合計5種類の国家資格が存在しています。

しかし、初心者が1級から勉強するのは難しいので、まずは「3級知的財産管理技能士」をおすすめします。

学科と技能に分かれていますが、両方とも基本的に3択の問題となっているため、力みすぎることなく受けられるところが特徴です。合格点も70%以上とあまり高くないため、人によっては国家資格試験の勉強を始めて1ヵ月で合格する人もいます。

比較的簡単に取れる資格であるにも関わらず、企業からのニーズは大きいので「3級知的財産管理技能士」の国家資格はおすすめです。

>>3級知的財産管理技能士の公式サイト

 

4.海外と日本を結ぶ「貿易」のスペシャリスト!「通関士」

この夏、「資格」で同期に差をつけろ! 夏から勉強を始めておきたい“会社に求められる”国家資格たち 4番目の画像

by Tristan Taussac

4つ目のおすすめの国家資格は、「通関士」です。

貿易会社や商社に勤めている人なら、国家資格である通関士のことを一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

通関士とは、海外への輸出入を管理する国家資格であり、いわゆる「税関」の仕事をします。

通関士は貿易に関する唯一の国家資格なので、持っている場合、仕事に困ることはないでしょう。

転職を考えている人には、通関士の国家資格の取得はおすすめです。通関士は今不足しているので、資格の有無が転職で大幅に効いてきます。

しかし、通関士の国家資格試験は非常に難しく、かなり勉強をする必要があります。

また、通関士の国家資格を取ってから通関士になるためには、実際に通関業者に就いて、実務経験を積まなければいけません。

難易度は高いですが、TPPへの加入により取引の相手がより多様化したことで、日本ではさらなる需要の増加が見込まれています。

>>通関士の公式サイト

 

5.経理・会計について学ぶなら「公認会計士」

5つ目のおすすめの国家資格は、「公認会計士」です。

公認会計士とは、経理・会計などの専門的知識を使って、コンサルティングや、独占業務である財務諸表監査などを行う仕事です。

公認会計士の国家試験は、合格率が10%ほどで、難易度は非常に高いです。

しかし、多角的な経済活動を行っている企業にとって、需要が大きい職業です。

転職したい人や難しくても新しいことに挑戦したい人におすすめです。

>>公認会計士の公式サイト
 

6.お金について学ぶなら「ファイナンシャル・プランニング技能士」

6つ目のおすすめの国家資格は、「ファイナンシャル・プランニング技能士」です。

ファイナンシャル・プランニング技能士は、FP技能士とも呼ばれています。

FP技能士とは、資産や保険などお金に関わるあらゆる知識を活用し、相談者の夢を叶える仕事です。

国家資格であるFP技能士は、3級から1級まであります。

3級の合格率は、約70%ですが、級が上がるにつれて難易度も上がります。

お金の運用に興味がある人に、おすすめの資格です。

>>ファイナンシャル・プランニング技能士の公式サイト


 

7.海外で活躍するグローバル人材を目指す「全国通訳案内士」

7つ目のおすすめの国家資格は、「全国通訳案内士」です。

全国通訳案内士は、外国人を、通訳をしながらガイドする仕事です。

英語だけではなく、フランス語や中国語など様々な言語でも資格を取れます。

また、外国語を勉強するだけではなく、日本の歴史や地理を勉強する必要があることも特徴です。

日本の歴史や地理を勉強したい人や外国語を仕事にしたい人におすすめの資格です。

>>全国通訳案内士の公式サイト

 

資格の勉強を通して得た知識が血肉となる

本記事のまとめ
  • 基本情報技術者やITパスポートのように自分に合った難易度を選ぼう
  • 3級知的財産管理技能士は、情報社会の今だからこそニーズのある国家資格
  • 公認会計士やFP技術士などの職業に直結する国家資格もおすすめ

国家資格の取得が「厳しそう」と感じていた人も多いのではないでしょうか。国家資格の難易度はピンからキリまで存在しています。

自分の興味のある分野の資格資格を選んで勉強すると、合格までには至らなかったとしても、資格の勉強を通して得た知識は必ずどこかで役に立ちます。

本記事を参考に、興味のある国家資格にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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