出典:blog.trashness.com
大人らしさを表現するアイテムは高級アイテムでも外車でもない。「ジャケット」なのだ。少し大げさな表現かもしれないが、ジャケットスタイルを着こなせない者は、おしゃれな大人とは言い難い。
それは同時にジャケットスタイルを着こなせる者は、おしゃれを制するということにもなり得る。どうやったらかっこよくて大人らしいジャケットスタイルを作れるのか。そんな皆様の疑問を払拭すべく、今回はかっこいいジャケットスタイルの作り方をご紹介していこう。
ジャケットスタイルの大原則「一箇所で良いから、ハズせ」
出典:www.just4leather.co.uk 大原則と書いたが、これは決して大げさな表現ではないことをあらかじめ強調しておく。ジャケットスタイルにおいて最も大切なのは「一箇所で良いから、ハズせ」という「ハズし」の原則である。
「ハズし」とは、ファッションスタイルにそぐわないようなアイテムをあえてチョイスし、着こなしに加えることだが、このテクが出来る・出来ないの違いはジャケットスタイルにおいて最も顕著に現れてくる。
なぜならジャケットはエレガントでフォーマルなファッションアイテムであり、それを着れば誰しもが大人っぽく見えてしまう。大人ならそこに「ハズし」を加えるのが定石と思える。
写真を見て貰いたい。左端のジャケットスタイルはパンツのカラーで、右から2番目のジャケットスタイルは靴下とバッグで「ハズし」を加えている。このようなハズしがジャケットスタイルの良し悪しを決める重要ポイントなのだ。
「色でハズす」これぞ大人のジャケットスタイル。
さて、それでは「ハズし」というテクを駆使したジャケットスタイルの実用例を見ていこう。自分で考えるのが一番だが、忙しいビジネスマンにそれは難しいだろう。その代わりと言っては角が立つかもしれないが、筆者が提案しよう。
まずは「色」を使ったジャケットスタイル。写真のようにジャケット自体の色が、全体のスタイルのアクセント、すなわち「ハズし」となっている。これが普通の紺ジャケットだったらどうだろう? 私の目にはとても大人のジャケットスタイルには見えない。
まずは「色」を使ったジャケットスタイル。写真のようにジャケット自体の色が、全体のスタイルのアクセント、すなわち「ハズし」となっている。これが普通の紺ジャケットだったらどうだろう? 私の目にはとても大人のジャケットスタイルには見えない。
お見事! あえてのハーフパンツをジャケットスタイルに。
最も簡単なジャケットスタイルのハズし術としては「ハーフパンツ」を使うのがイージー。ジャケットの良さはそのエレガントでフォーマルなところにある。それをハーフパンツで「ハズし」てやるのだ。これによって「うわ。この人ジャケットを着こなしてる」という高評価を得られる……可能性が上がる。
魅せるジャケットスタイルは、ジーンズもアリ。
ジャケットスタイルの魅せ方は人それぞれだが、ジーンズを使ったハズしは最も定番かつ大人らしいジャケットスタイルを演出する。その中でもおすすめなのが、「浅青ジーンズ」を使ったジャケットスタイル。普通のジーンズではそこまでのハズしにはなり得ない。浅青ジーンズはカジュアルスタイルの代名詞。しっかりとハズすことが出来るだろう。
真の洒落男のジャケットスタイルは「足元」でハズす。
ジャケットスタイルのハズし術として最後にご紹介しておかねばならないのが、「足元」でのハズしテクだ。この他のジャケットスタイルにも通じることではあるが、足元というのは暑苦しく見られがちなジャケットスタイルにとって見落としてはいけない重要ポイント。
写真のジャケットスタイルのように足元をスニーカーでハズすのも一つの手であり、それは先ほどご紹介したスタイルでも同じ。つまりどれだけハズすべきかを考えるのが「足元」であり、適度なハズし具合は自分らしい感覚で決めることが重要だ。
写真のジャケットスタイルのように足元をスニーカーでハズすのも一つの手であり、それは先ほどご紹介したスタイルでも同じ。つまりどれだけハズすべきかを考えるのが「足元」であり、適度なハズし具合は自分らしい感覚で決めることが重要だ。
ジャケットスタイルにおける「ハズし」の重要性・おしゃれ感には気付いて貰えたことと思う。どのくらいのハズしを、どこで組み込むか。これがジャケットスタイルをお洒落なものにするコツであり、愉しむコツでもあるのだ。
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