出典:www.webcartop.jp
国産スポーツカーが辿ってきた文化は、ヨーロッパの国々に比べると確かに短い。昨今までの国産スポーツカーのイメージは、安くて壊れない、しかも燃費も良い。だけど走りが……というものだった。
そんな国産のスポーツカーに対するイメージは、確実に変容してきただろう。それは世界レベルの走行性能を誇る国産スポーツカーの台頭によるものであり、それもひとえに各国内メーカーが世界基準のスポーツカー作りを忘れなかったからであろう。
価格を抑えながら、人々が日常的に楽しめるようなスポーツカーを幅広く展開する国産スポーツカー。今回はそんなハイスペックでありながら、安い国産スポーツカーを簡単にではあるが、幾つかご紹介しよう。
「マツダ・ロードスター」国産スポーツカー市場を支える一台
by mstkeast 1989年に国産スポーツカーとしてデビューし、世界のスポーツカーシーンに大きなインパクトを与えたライトウェイト・オープン2シーター。2015年1月末までの累計生産台数は95万台を超え、「2人乗りスポーツカー販売台数世界一」のギネス認定記録を現在も更新し続けている。まさに国産スポーツカーを代表するスポーツカーだろう。
「レクサス RC」誰もが扱えるスポーツカーを。
出典:lexus.jp 2014年に封切りされたレクサスの最新モデルは、昨今までの国産スポーツカーとしては考えられなかったハイパフォーマンスが売り。スポーツカーとしての馬力はもちろん、一般的な車としての快適性も同時に実現している。今回は、更に新しいラインナップとして「5ℓ V8エンジン」搭載のハイパフォーマンスモデル「RC-F」が加わり、国産スポーツカーの魅力を幅広い層に楽しんでもらえるようなモデルとなった。
「日産GT-R」国産のスポーツカーを超えた力強いエンジン
出典:www.nissan.co.jp 「誰でも、どこでも、どんな時でも最高のスーパーカーライフが楽しめる」というコンセプトのもと開発された、超高性能4輪駆動クーペである国産スポーツカー「GT-R」。国産スポーツカーらしからぬデザイン性の高さと600馬力という世界クラスの強いエンジンが、国産スポーツカーの可能性を世界に知らしめた。
「トヨタ86」国産スポーツカーブームの火付け役
by 246-You 国産スポーツカーの火付け役となった2+2シーターの本格モデル「トヨタ86」。「メカニズムが主役ではない、人が主役になれるスポーツカーを目指して、ライバルメーカー同士であるTOYOTAとSUBARUの共同開発が生んだ国産のスポーツカー。「極めて重心の低いFRスポーツカー」として一躍を馳せ、国産スポーツカーの発展に強く貢献した一台だと言えるだろう。
この他にもたくさんの国産スポーツカーがあるが、その全てをここで紹介することはできない。大変申し訳ない気持ちでいっぱいだ。本記事を読んだ人に、国産スポーツカーの魅力を少しでも気づいて頂けたらこれ以上に幸せなことはない。
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