扇風機というと高いものと安いものの違いがわかりにくく、なかなか良いものを買おうと言う気になりにくいものの1つなのではないだろうか。しかし、良いブランドの扇風機は、たしかに良い風を送り出してくれるのだ。
今回はシャープの扇風機から、羽根へのこだわりが感じられる工夫で自然の構造からヒントを得て作られた羽根の構造「ネイチャーウイング」について紹介していこう。どのような工夫により心地よい風を送り出しているのだろうか。
スリムファン型の扇風機はトンボから構造のヒントを得た
by photophilde 最近流行しているのが、スリムファン型の扇風機。タワーのようになっているため、場所を取りにくいという利点があるが、パワーが不足しているため風が弱かったり、モーターの音が大きいという難点があった。
それを解決するため、シャープがお手本としたのはトンボの羽根の構造。空気抵抗が少なくスムーズな風の流れを作るトンボの羽根をファンに取り入れた。静かなタワー式の扇風機が欲しいのであれば、この扇風機を検討してみてはどうだろうか。
細く鋭いアホウドリの羽根を模した扇風機は風が奥まで届く
by SaraYeomans 広い部屋では、扇風機が複数必要な場合がある。特に安価な扇風機を購入すると、なかなか風がおくまで届かないということもあるだろう。
出典:www.youtube.com シャープが目を付けたのは長い距離を飛ぶことで知られるアホウドリの羽根の構造。細く鋭い羽根の構造は直進性の高い風を生み出すため、しっかりと奥まで風が届く扇風機だと言えるだろう。
うねりのあるアサギマダラ蝶の羽根を模した扇風機は心地よい風
by TANAKA Juuyoh (田中十洋) 扇風機は風が常時当たるため、常時付けたまま使うのが難しい場合がある。自然な涼しさを感じられるような扇風機があればいいのだが、それを実現しているのがシャープのアサギマダラ蝶を模した扇風機の羽根だ。
海を渡り数千キロを旅するアサギマダラ蝶の羽根は、ムラのない風を生み出し、手足の冷えすぎを抑える効果がある。自然を生かした風で冷えすぎを防止できる扇風機だと言えるだろう。
今回はシャープの自然からヒントを得た扇風機を紹介した。自然に近い風を体感できる扇風機を購入して、今年の夏は涼しく過ごしてみてはどうだろうか。
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