イヤホンを選ぶとき、家電量販店にいって実際の音を聴いたりデザインを見て選ぶ方は多いのではないだろうか。しかし、家電量販店に行くとイヤホンが多数ディスプレイされていてどれが自分に合ったイヤホンなのかわからないという人は多いだろう。
今回は、その中でも、高級イヤホンと比較的安価なイヤホンの違いがどこにあるのかを紹介していこう。果たして、値段の違いはどのような形となって現れているのだろうか?
高価なイヤホンの方がバランスが良い傾向にある
by salimfadhley 高級イヤホンと安価なイヤホンの違いとは、その音質の違いにある。音質に関しては、安価なイヤホンの方が低音重視のものが多い傾向にあるようだ。これは低音の違いがイヤホンの音の厚みと深く関係があるためである。そのため、比較的安価なイヤホンはエントリーモデルとしてiPhoneなどの付属のイヤホンとの音質の差を付けるために低音重視のものが多いというわけだ。
高級なイヤホンは低音だけでなく、バランスよく音質がいいのが特徴となっている。バランスがいいイヤホンが欲しいのであれば、ある程度高級なイヤホンの方がバランスが良く、イヤホンによる音の違いがわかるのではないだろうか。
音に「深み」があるように感じる
by Yutaka Tsutano イヤホンの価格によっては再生可能な周波数の帯域が大きく変わるものがある。人間の耳が聞こえる範囲を多くのイヤホンは完全にカバーしているが、そのなかでも音域が広いものは音に深みを感じるケースもある。
また、安いイヤホンは音が軽く、パワー不足に感じてしまうのに対し、高級なイヤホンは、多くの音源から音が出ているように感じられるだろう。これは、イヤホンに使っている金属などの要素によって実際に変化しているものだ。
付属する機能がある場合は値段が上がる
by Luke,Ma 単純に機能が多いのでイヤホンの値段が上がる場合もある。例えば、イヤホンだけでなく、専用のケースやケーブルなどが付属しているものはそれだけで値段が上がる。
また、iPhoneやiPodの操作を手元で行うことができるタイプは、Appleへのライセンス料や機能を追加した分のコストが含まれているため、それが値段の高さに繋がっている場合もあると考えておこう。
「ある程度値段が高くなるとどれもあまり変わらない」と言われるイヤホンだが、聴いてみると微妙に価格によっては違いが出てくる場合もある。コストパフォーマンスや自分の音楽を聴くスタイルに合わせてイヤホンを選ぶといいだろう。
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