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腰痛の原因はチェアにあるかもしれない。身体の負担を限りなく減らすワークチェアの選び方

椿龍之介

2015/06/15(最終更新日:2015/06/15)


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腰痛の原因はチェアにあるかもしれない。身体の負担を限りなく減らすワークチェアの選び方 1番目の画像
by supervillain

 書斎やワークスペースに置くワークチェアで重視したいことと言えば、身体への負担を減らすことではないだろうか。

 座っている体勢とは本来の人間の体の使い方から見ると無理な体勢である。なるべく負担が少ないチェアを選択することが、効率や機能性を生み出すのだ。今回は、腰痛予防や体の負担を減らすためのワークチェアの選び方を紹介していこう。

リクライニング機能がある椅子を使う

腰痛の原因はチェアにあるかもしれない。身体の負担を限りなく減らすワークチェアの選び方 2番目の画像
by supervillain

 腰痛を予防するためには、良い姿勢でチェアに座ることが重要になる。膝を直角に曲げた状態で座り、しっかりと足が付く状態になることが良い姿勢となるのだが、その姿勢を作り出すためにはリクライニング機能が必要となる。

 座る人が変わらない自宅用のワークチェアではリクライニング機能が必要ないと思いがちだが、姿勢を変えたり、こまめに高さを調節することが体への負担を少なくする。リクライニング機能があるものをチェアでは選んだほうが良いだろう。

ランバーサポートが良い姿勢を生み出す

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by TimWilson

 チェアに座っていると、どうしても姿勢が悪くなりがちだ。猫背になってしまい、肩に力が入っている姿勢になってしまうと腰痛の原因になってしまうため、なるべくこのような姿勢は避けたい。

 チェアの機能として、このような悪い姿勢を正す「ランバーサポート」というものが存在する。ランバーサポートとは、腰が丸まらないように背もたれに入っている棒のことを指す。ランバーサポートがあるものであれば、正しい姿勢でチェアを使うことができるのではないだろうか。

クッション性が低いチェアを選ぶ

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by quinn.anya

 チェアで楽だと感じるのは、クッション性が高くふかふかのチェアだという人は少なくないだろう。しかし、クッションが柔らかいと体が沈みこんでしまうため、腰が必要以上に曲がってしまい腰痛の原因となる。

 高級なチェアがメッシュとなっているのは、このような沈み込みに配慮している部分も大きい。クッション性が高いチェアよりかは、クッションがあまりないチェアを選んだほうが身体には優しいということを心得ておこう。


 座るという行為は、実はそれだけで身体に大きな負担がかかることである。ワークチェアを選ぶ際は身体への負担をなるべく減らし、腰痛を予防する意味合いでも今回紹介した条件のものを探しだしてみよう。

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